現在はさまざまな仮想通貨取引所が存在しており、それぞれ独自の強みを持っているものですよね。
そんな中、2017年に『FISCO(フィスコ)』が仮想通貨交換業として金融庁に登録されました。
仮想通貨交換業の登録というのは、問題のある通貨を取り扱っていないことや、システムの安定性、コンプライアンスの確保等の厳しい条件をクリアした取引所だけが認められるもの。
つまり、FISCO(フィスコ)は信頼性の高い仮想通貨取引所だといえるのです。
今回はそんなFISCO(フィスコ)の登録方法や使い方を紹介していきたいと思います。
この記事を読み終わる頃にはFISCO(フィスコ)の使い方をマスターしていることでしょう!
- ジャスダック上場企業運営で安心感抜群!
- 人気のモナイコインを取引できる!
- トークンの取り扱いも豊富!
- FISCO(フィスコ)は手数料がお得な取引所形式!
目次
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所とは?
出典: https://fcce.jp/
FISCO(フィスコ)は2016年4月に設立された国内仮想通貨取引所です。
運営している『株式会社フィスコ仮想通貨取引所』は、ジャスダック(JASDAQ)に上場している株式会社フィスコのグループ企業。
株式会社フィスコといえば、多くの金融サービスを提供している会社。
仮想通貨以外の投資も経験されている方はよくご存知かもしれませんね。
信頼性の高い企業のグループ会社ということもあり、信頼性が非常に高く、安心して利用できる取引所なのです。
運営会社 | 株式会社フィスコ仮想通貨取引所 |
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資本金 | 3億8,706万円 |
設立 | 2016年4月 |
仮想通貨交換業登録番号 | 近畿財務局長第00001号 |
会社住所 | 〒107-0062 東京都港区南青山5-11-9 |
会社URL | https://fcce.jp/ |
取り扱い通貨 |
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セキュリティ |
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運営会社の抜群な安定性に加え、FISCO(フィスコ)では取り扱い通貨を『取引所』扱いで購入できるというのが大きな魅力。
余計な手数料がかからず利益が出やすいんです。
もちろん『販売所』扱いでも購入ができるので、すぐに購入したい人でも使うことができます。
ちなみに、販売所で購入ができるのは『ビットコイン(BTC)』と『モナコイン(MONA)』の2種類です。
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所の特徴・メリット
それぞれの仮想通貨取引所に特徴があるように、FISCO(フィスコ)にも独特の特徴があります。
ここでは、他の取引所との違いをチェックしてみましょう。
Zaifと同じシステムを導入している
出典: http://www.thinkstockphotos.jp/
まずFISCO(フィスコ)の大きな特徴となるのが、導入されているシステムの一部がテックビューロ社のものだということ。
テックビューロ社は、同じ国内取引所である『Zaif(ザイフ)』を運営している会社ですから、取り扱い通貨やチャートなどはZaifとほぼ同じ機能が備わっています。
新しく誕生した取引所では運営力やセキュリティ面が懸念されやすいのですが、FISCO(フィスコ)では他社の仕組みをうまく取り入れて技術周りをカバーしているんですね。
3種類のトークンを扱っている
出典: http://www.thinkstockphotos.jp/
取り扱い通貨の表でもわかるように、FISCO(フィスコ)では『フィスココイン』『ネクスコイン』『カイカコイン』の3種類のトークンを取り扱っています。
現状、これらのトークンはFISCO(フィスコ)とZaif(ザイフ)でしか売買できませんので、他の取引所と大きく違う部分といえるでしょう。
ちなみに、『フィスココイン』というのは株式会社フィスコが発行しているトークンのことで、2016年10月と2017年5月に一部の株主に配布されています。
また、『ネクスコイン』『カイカコイン』についても株式会社フィスコのグループ会社によって発行されたトークンとなり、各企業が提供している商品との交換も可能。
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所のデメリット
FISCO(フィスコ)の欠点としてあげられるのは以下の点です。
- ユーザーが少なく流動性が低い
- レバレッジをかけられない
ユーザーが少なく流動性が低い
FISCO(フィスコ)は他の国内取引所に比べて利用者が少なめ。
そのため流動性が低く取引が約定するまでに時間がかかったり、スプレッドが広かったりする場合があります。
しかし、2018年9月にZaifへ経済支援を行なったこともあり、仮想通貨取引所として徐々に存在感が増しています。
国内取引所の覇権を狙って、タイミングをみてPRなどの攻勢に出る可能性も十分あります。
また支援を行なったZaifと提携する可能性もありますので、流動性の不安は中長期的に解消傾向に向かいそうです。
レバレッジをかけられない
FISCO(フィスコ)では仮想通貨FXや先物取引、信用取引といったレバレッジ取引に対応していません。
現物の取引のみ対応しています。
レバレッジをかけて効率的に利益を上げたいという方よりは、現物で確実に資産を増やしたい方におすすめです。
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所の登録方法
信頼性重視の人や、トークン売買をしたい人におすすめのFISCO(フィスコ)。
取引画面や登録も非常にシンプルなので、気になる人はぜひ自分の目で使い勝手を確認してみましょう!
まずは、FISCO(フィスコ)の登録手順について紹介していきます。
① メールアドレスの登録
出典: https://fcce.jp/
1)まずは、FISCO(フィスコ)の公式サイトにある『無料登録はコチラ』をクリックします。
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2)するとメールアドレスの登録画面が出てきますので、自分のメールアドレスを入力し、『私はロボットではありません』にチェックを入れて『登録』をクリックします。
② パスワードの入力
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1)入力したメールアドレスに届いた登録用のURLを開くとこのような画面が出ますので、まずは半角英数字を組み合わせたパスワードを入力します。
*パスワードを入力すると『パスワード強度』が自動でチェックさるので、50%以上になるようなパスワードを設定しましょう。
出典: https://fcce.jp/
③ 個人情報の入力・本人確認
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1)『本人手続きを開始』をクリックすると、今度は個人情報の入力画面が表示されます。
STEP1からSTEP4までありますので、指示通りに必要情報を記入していきましょう。
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2)STEP4まで進むと、今度は本人確認書類のアップロード画面になりますので、免許証やパスポートなど、提示可能な書類の写真をアップロードします。
- 運転免許証(表記と住所が異なる場合は裏面も)
- マイナンバーカード(マイナンバー通知カードは不可)
- 住基ネットカード(顔写真付き)
- 在留カード(表記と住所が異なる場合は裏面も)
【日本国パスポートかビザの場合は下記のどれかと組み合わせで2点】
- 公的証明書 (保険証・住民票)
- 公共料金の明細書(氏名・住所・発行日)
【顔写真なしの公的証明書の場合は下記のいずれかを組み合わせで2点】
- 公的証明書 (保険証・住民票)
- 公共料金の明細書(氏名・住所・発行日)
出典: https://fcce.jp/
本人確認書類をアップロードしたら登録は完了…と言いたいところですが、ここからはFISCO(フィスコ)側の確認作業となりますので、FISCO(フィスコ)から登録完了のメールが来るのを待ちます。
FISCO(フィスコ)から登録完了のメールが届くまでは全ての取引ができませんので、すぐ使いたい人は早めに登録を済ませておいた方が良いでしょう。
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所への入金方法
出典: https://fcce.jp/
FISCO(フィスコ)から登録完了のメールが届いたら、さっそく入金をして取引を初めていきましょう。
FISCO(フィスコ)では日本円入金ができるので、初心者の人でも銀行から簡単に振りみができますよ!
1)FISCO(フィスコ)にログインをしたら、『アカウント』→『日本円入出金』→『日本円入金(銀行振込)』の順にページを開きます。
2)振込名義には『自分の名前+ユーザー識別用のID』を入力して振込を行います。
ユーザー識別用のIDは、『アカウント』→『日本円入出金』→『JPY入金(銀行振り込み)』の画面で確認が可能で、アカウント登録ごに自動で生成された番号になります。
日本円の入金は銀行振込のみとなり、郵便為替や現金書留、現金では入金できませんので気をつけましょう!
ちなみに、銀行営業時間内の振込の場合は数分以内、住信SBIネット銀行からの振込であればほぼリアルタイムで入金が反映されます。
その際は、FISCO(フィスコ)が登録情報を参照して調べてくれるので、下記情報を添えて『お問い合わせフォーム』から問い合わせをしましょう。
- 名前・フリガナ
- 登録の住所
- 入金日時
- 振込名義
- 入金金額
また、振込さきを間違えてしまった場合はFISCO(フィスコ)側でも確認が取れなくなりますので、利用した銀行側への問い合わせが必要となります。
そうなるとかなり厄介ですから、振込内容に間違いがないことを確認してから実行するのが安心です!
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所からの出金方法
出典: http://www.thinkstockphotos.jp/
FISCO(フィスコ)で取引を行い、保有している通貨を出金したい場合は日本円・ビットコイン・モナコインのいずれかで出金することができます。
日本円で出金する
日本円で出金したい場合は、『アカウント』→『入出金と履歴』→『日本円入出金』→『 日本円出金』とページを開き、『出金金額』のところに金額を入力します。
- 50万円未満:350円(1回)
- 50万円以上:756円(1回)
*当日11:00までの申請で1日1回、2営業日以内の手続き
ビットコインで出金する
ビットコインで出金したい場合は、『アカウント』→『入出金と履歴』→『BTC入出金』とページを開き、『BTC出金』のタブを選択します。
『出金アドレス』の部分にビットコインアドレス、『出金金額』の部分にビットコイン数を入力すればOKです。
反映には数分〜1時間くらいかかるのが一般的ですが、マイニングや承認処理よっては24時間以上かかる場合も。
その際、マイナーへの手数料を0.0003BTC以上に設定すると比較的早く承認されるようになりますよ!
モナコインで出金する
モナコインで出金したい場合は、『アカウント』→『入出金と履歴』→『MONA入出金』とページを開き、『MONA出金』のタブを選択します。
こちらもビットコイン同様、『出金アドレス』の部分にモナコインアドレスを、『出金金額』の部分にモナコイン数を入力すれば完了です。
モナコインの場合は、手数料として一律0.001MONAがかかり、即時に反映される場合もあれば1時間程度かかることもあります。
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所の評判・口コミ!
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所に対しては、現時点のサービスというより今後の伸び代に期待する声が多く挙がっていました。
仮想通貨取引所のフィスコがビットコインの出勤手数料の値下げを発表!
より使いやすい取引所になってほしいですね!
合わせてフィスコの特徴もまとめました。見てください!!https://t.co/k6HdlqJwt4#仮想通貨 pic.twitter.com/RQOZ4PdvTX— 仮想通貨情報局 (@crypt_osusume) 2018年3月5日
また、金融に深い知見を持つFISCO(フィスコ)からの資金援助が、Zaifの経営に好影響を及ぼすのではないかという見方も出ています。
ZAIFナンピンしてもまだ0.5円
フィスコのお客様対応&サーバー強化に期待してます…— OLD (@uENwTELwRF) 2018年9月21日
Zaifトークンが反発してるのはフィスコ陣による新しい経営への期待と思えば納得できる。
ただこれ何のためのトークンかは知らないけど。— ふりまい (@freemysoul2020) 2018年9月22日
FISCO(フィスコ)仮想通貨取引所の今後に注目!
新しいながら、確かな安全性と信頼感で話題を集めているFISCO(フィスコ)。
今後のさらなるアップデートに期待が高まります。
大きなキャンペーンを行うことになれば登録が混み合うことが予想されますので、今のうちから口座を開設しておくのがおすすめです!