2019年、イーサリアムの価格は伸びる?
イーサリアムの今後の動向が気になる!
イーサリアム(ETH)は時価総額第3位(2019年1月30日現在)でとても人気のある仮想通貨ですね!
世界中の投資家はイーサリアムの将来性にとても注目しています。
将来有望視されているとはいえ、イーサリアムの技術が今後の価格にどう影響しているのか、イーサリアムの価格は伸びるのか、わからない方も多いと思います。
今回はイーサリアムの価格が伸びる要因や今後の将来性や問題点などわかりやすく解説させていただきます。
この記事を読めばイーサリアムの今後に関して完全に理解できます!
目次
2019年イーサリアムの価格は上がる!イーサリアムが伸びる3つの要因
出典: https://coinmarketcap.com/
イーサリアム(ETH)は「スマートコントラクト」「ERC20」「ライデンネットワーク」など、拡張性の高い技術の応用が期待されるプラットフォーム型仮想通貨です。
2018年は価格がなかなか伸びなかったイーサリアムですが、2019年はイーサリアムの価格は上がると予想されています。
早速ですが、イーサリアムが今後伸びる3つの要因について詳しくみてみましょう!
- ERC20・将来性が高く価格が上がりやすい!
- EEA・大企業もイーサリアムを応援
- 1ETH=100万円に到達する可能性
伸びる要因1:ERC20・将来性が高く価格が上がりやすい!
イーサリアムはICOのトークンを作成する際に使われるベースの技術としても有名です。
イーサリアムをベースとして作られたトークンのことを総称して、ERC20トークン(ERCはEthereum Request for Commentsの略)と呼びます。
ERC20という名前ですが、20種類という意味ではありません。
実際には沢山のトークンが存在します。
このERC20によってICOがさらにポピュラーになれば、イーサリアム(ETH)自体の価格が上昇する可能性も十分あると言えます。
ICOとは、Initial Coin Offeringの略。ICOプロジェクト主催者が独自トークンを発行し、それを投資者に付与することで資金調達を行う仕組みのこと。
伸びる要因2:大企業の連合組織(EEA)もイーサリアムを応援している!
出典: https://entethalliance.org/
エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(通称:EEA)と呼ばれる大企業の連合組織がイーサリアムをバックアップしています。
これらの企業はイーサリアムの技術を活用や普及するために結成されています。
世界各地で活躍する様々な分野の企業がイーサリアムを応援しているため、イーサリアムが情報のインフラとしてその地位を確立する日も近いかもしれませんね!
伸びる要因3:1ETH=100万円に到達するかもしれない理由
2017年末に「2018年にはイーサリアムが100万を突破するのではないか」という予想も出されました。
これは、2017年の序盤から年末にかけイーサリアムの価格が100倍以上上昇したゆえの期待でもあります。
計画している全てのアップデートが完了し、ICOがさらに一般化すれば100万円に到達することも考えられます。
リップルのような明確な用途がイーサリアムにあるわけではありませんが、イーサリアムはインフラとして必要不可欠な存在になりつつあります。
そのため、今後数年中に大幅に価格が伸びる可能性があると言われています。
イーサリアムの今後の予定
今後、イーサリアムは以下のアップデートやライデンネットワークというイーサリアム独自のプロジェクトが実行される予定です。
今後の予定をさらに詳しくみてみましょう。
4つのアップデート
イーサリアムは2013年に誕生した仮想通貨ですが、まだまだ進化を続けている仮想通貨です。
イーサリアムは誕生から今までに改良のためのハードフォークを繰り返しており、全4段階のアップデートによって完成する予定となっています。
各段階には、
- Frontier(フロンティア)
- Homestead(ホームステッド)
- Metropolis(メトロポリス)
- Serenity(セレニティ)
と名前が付けられており、現在はメトロポリスの段階です。
また、メトロポリスもByzantium(ビザンチウム)とConstantinople(コンスタンティノープル)の2段階に分かれており、2017年10月17日にビザンチウムハードフォークまで完了しています。
今後のコンスタンティノープルハードフォークでは以下が実行される予定です。
- セキュリティや匿名性の強化
- マイニングアルゴリズムをプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行
そして最後のセレニティでは、マイニングアルゴリズムがプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に完全に移行する予定となっています。
しかしマイニングアルゴリズムをプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行することで、マイニング機材に多額の投資を行っていたマイナーは収益を得ることができなくなります。
そのため、利害関係の対立からブロックチェーンの分裂が起こることを危惧する声も出ているのが現状です。
アップデートが完了した後のイーサリアムの将来性
ライデンネットワーク(RDN)と呼ばれるイーサリアム独自のプロジェクトはご存知でしょうか?
ライデンネットワークが実現すれば、以下のことができるようになります。
- 送金スピードの向上
- 送金手数料の低下
- マイクロペイメント(少額決済)の実現
イーサリアムは、今の状態でも1秒に10件程度取引を処理できますが、このライデンネットワークが実現すれば、1秒に1万件以上取引を処理することができるようになります。
よって、本格的な送金手段として利用が検討されることになるでしょう。
イーサリアムはプラットフォームの土台になるだけでなく、決済に使われる通貨として発展する可能性を秘めている、と言えますね!
イーサリアムの購入にオススメの販売所・取引所
イーサリアムの購入におすすめの販売所・取引所を紹介いたします。
2018年は価格がなかなか伸びなかったイーサリアムですが、「イーサリアムがつくる未来に投資する」という形でこの機会にイーサリアムを購入してみてくださいね。
イーサリアムおすすめ販売所「GMOコイン」
出典: https://coin.z.com/jp/
GMOコインは、2017年5月末にリリースされたばかりのGMOグループの子会社が運営する仮想通貨交換業者で、使いやすいと人気が高い国内取引所の一つです。
販売所形式のため、板取引なしで決まった価格で決まった数量を買うことができます。
イーサリアムおすすめ販売所「DMM Bitcoin」
出典: https://bitcoin.dmm.com/
DMM Bitcoinは、アルトコインのFX取引が国内最多の取引所です。
運営会社であるDMM.comは、メディアでもよく目にする動画コンテンツや証券、為替FXといった幅広い事業を手がけており、こちらも信頼性の高い取引所だと言えます。
GMOコイン同様に販売所形式のため、板取引なしで決まった価格で決まった数量を買うことが可能です。→ DMM Bitcoinの公式サイトはこちら
イーサリアムおすすめ取引所「BITPoint」
出典: https://www.bitpoint.co.jp//
BITPointでは、最大レバレッジ25倍で外貨を含めた4通貨ペアの仮想通貨FXが可能です。
現物取引での取り扱い通貨は5種類ですが、レバレッジ取引の扱いはビットコインのみです。
現在キャンペーン中ですので、新規口座開設プラス5万円以上の入金をすれば3,000円相当分のビットコインがもらえますよ!
イーサリアムとは
イーサリアムがどのような仮想通貨なのか、イーサリアムの特徴をまとめてみましたので参考にしてください。
イーサリアムの特徴「ビットコインとの違い」
イーサリアムは、ビットコインと同じくプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を利用したブロックチェーンによって作られた仮想通貨です。(現在PoSに移行中)
以下の表を見て分かるように、ビットコインは発行上限が2100万枚と定められているのに対し、イーサリアムは発行上限が定められていません。
「発行上限が定められていない」=「発行枚数が無限」という意味ではありません。
「現段階では上限が決まっていないだけ」であるため、将来的には発行上限が定められることが予定されています。
また、ブロック生成時間は、ビットコインが約10分であるのに対し、イーサリアムは約15秒と、比較するとかなり早いことがわかります。
イーサリアム | ビットコイン | |
---|---|---|
発行枚数 | なし | 2100万枚 |
承認方式 | PoS(移行中) | PoW |
機能 | プラットフォーム | 通貨 |
ブロック生成時間 | 15秒 | 10分 |
ビットコインのマイニングを行う際に用いられるコンセンサス・アルゴリズムのこと。計算量で報酬がもらえるマイナーが決定する。
スマートコントラクトの仕組み
イーサリアムを語る上で絶対に説明しなくてはならないのが、スマートコントラクトです。
スマートコントラクトとは、簡単に言うと、「人の手を介さずに契約を自動かつ正確に実行する仕組み」のことです。
言葉で説明してもピンと来ない、という方は自動販売機を想像してみてくださいね。
自動販売機による販売は、機械に商品を補充する人はいますが基本的に人の手を介しません。
しかし、必要なお金を入れて商品を選択すれば自動的に商品が出てきますよね。
これは、「お金を入れて商品を選択すること」と「商品が出てくること」が契約で決まっていると解釈することができるのです。
この契約に人の手は介されていませんので人件費など、人間が何か作業をすることでかかるコストを削減することができます。
これをブロックチェーンに応用し、様々な契約から人の手を排除することで効率化を図ろうというのが、スマートコントラクトやイーサリアムの狙いなのです。
スマートコントラクトを用いることで、例えば不動産契約や、ギャンブル、レンタカーサービスなど、従来は必ず人の手を介していたものがすべて自動で行えるようになります。
また、ブロックチェーンの性質を利用することで、料金を支払ったのに契約が履行されないというような詐欺の可能性をなくすことができるのです。
DAppsへの応用
イーサリアムは分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォームとして作られた仮想通貨です。
そのため、イーサリアムのブロックチェーン上にイーサリアムをベースとした新たなトークンを作り、DAppsとして動かすことができるのです。
しかし、スマートコントラクトをブロックチェーン上で実行することは簡単なことではないようです。
正確さを保つためには膨大な計算が必要になります。
また、イーサリアムに対して不正を働くために仕掛けられる攻撃を防ぐ必要もあります。
そうした問題を解決するために設けられている仕組みが「ガス(Gas)」です。
イーサリアムでは、スマートコントラクトを実行するための燃料(ガス)として、少額のETHを取引時に消費するのです。
つまり、ガスはスマートコントラクトを利用するのに必要な手数料のようなものだと言えますね。
DApps(Decentralized Applicationsの略) とは、企業や銀行などの中央管理者がいなくても稼働するアプリケーションのこと。
ガス価格はイーサリアムプラットフォーム全体の利用状況などに応じて絶えず調整されているため、イーサリアムを送金したりdAppsを実際に利用したり際にはガス価格に注意が必要となります。
時価総額2位!イーサリアム(ETH)の今後の価格や将来性を徹底検証のまとめ
いかがでしたでしょうか?
イーサリアムはビタリック・ブテリン 氏によって開発されたプラットフォームです。
ガスという燃料をもとにシステムが動いており、そのシステム上でDApps(分散型アプリケーション)が開発されています。
世界的に非常に注目されているイーサリアムは、今後が非常に期待されている仮想通貨の一つです。
興味のある方はこの機会にイーサリアムを購入してみてはいかがでしょうか。