やさしい仮想通貨の始め方を解説

イーサリアムの今後の注目イベントと価格をズバリ予測!【2019ver.】

アップデートは予定通り進むの?

イーサリアム価格は上がる?

2018年はイーサリアムにとって、スマートコントラクトのバグ発見、アップデートの遅れ、そして、時価総額3位への転落など、厳しい1年になりました。

しかし、12月に入りアップデート「コンスタンティノープル」のスケジュールが確定すると、下落が続いた価格も下げ止まろうとしています。

問題が発生したものの、スマートコントラクトへの高い評価は変わらず、著名人やアナリストは軒並み、2019年のイーサリアム価格上昇を予想しています。

この記事を読めば、イーサリアムの特徴、開発の進捗状況、価格上昇要因・下落要因、2019年の価格予想などあらゆることが理解できます。

ざっくり言うと...

  • イーサリアムの特徴は契約を自動履行するスマートコントラクト
  • スマートコントラクトや分散型アプリDAppsが今後身近になる
  • 4段階中3段階目のアップデート「コンスタンティノープル」のスケジュールが2019年1月に決定
  • 懸念要素はあるもののICOの普及と同時にイーサリアムの価格も上昇しそう
  • イーサリアムの底入れは近く、反転上昇へ
  • 著名人やアナリストは2019年はイーサリアム価格が上昇すると予想
  • イーサリアム購入におすすめの取引所はCoincheck


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イーサリアムは今後どうなるの?将来性は?

イーサリアム-今後-将来性

イーサリアムはスマートコントラクトを実装していることで知られる仮想通貨で、「自動契約」が可能になると多くの企業が注目しています。

そのため、今イーサリアムの価格は今後上昇する可能性が高いですが、今すぐどうこうというものではなさそうです。

価格高騰には自動契約の実用化はもちろん、DAppsのさらなる拡大なども関連してきますので、価格は時間をかけて少しずつ上がっていくことが考えられます。

ただし、イーサリアムの高騰を阻む要因があるのも事実。

ICOプロジェクト主体による売却やアップデートの遅れ、NEOとの競争などが発生すれば、価格が上がらない可能性もあるのです。

そのため、今後もイーサリアムに関する情報収集は欠かせないといえるでしょう。

イーサリアムとは

イーサリアム の今後について考察する前にイーサリアムの基本的な機能について確認してみましょう。

基本情報

通貨名称イーサリアム(ethereum)
通貨記号ETH
開発者Vitalik Buterin(ヴィタリク・ブテリン)
公開日2014年1月
発行枚数約1億390万枚(2018年12月時点)
発行枚数上限なし
時価総額約1兆5,000億円(2018年12月23日時点)
コンセンサスアルゴリズムPoW (Proof of Work)→アップデートによりPoS(Proof of Stake)へ移行予定
公式HPhttps://www.ethereum.org/

イーサリアムは、スマートコントラクトを実行する分散型プラットフォームです。

2018年12月23日時点での時価総額は1兆5,000億円で、ビットコイン、リップルに次ぐ3位につけています。

契約を自動的に履行するスマートコントラクトが大きな特徴です。

スマートコントラクトをはじめとする、イーサリアムの特徴を見ていきましょう。

スマートコントラクト

イーサリアム 買い時 スマートコントラスト

スマートコントラクトは、あらかじめ取り決められた条件を満たすと契約が自動で実行される仕組みです。

第3者を介在させることなく契約を自動的化できますので、仲介役が不要で、コスト削減にもつながります。

お金を入れてボタンを押すと、自動で商品が出てくる自動販売機をイメージして頂けるとわかりやすいでしょう。

取引の記録はブロックチェーンに記録されますので、改ざんは不可能不正を防止する効果もあります。

Solidity(ソリディティ)

Solidityは、イーサリアムのブロックチェーンで使用される独自のプログラミング言語です。

スマートコントラクトを実装するために開発されました。

他の仮想通貨ではJavaやPythonという言語が多く利用されていますが、Solidityが使用される通貨はまだ少ないです。

しかし今後、イーサリアムブロックチェーンを利用したプロジェクトの増加に伴い、Solidityの使用が増えると予想されています。

DApps

DAppsは、ブロックチェーン上で稼働するアプリケーションです。

DAppsはDecentralized Applicationsの略で、分散型アプリケーションという意味です。

イーサリアムに限らず、ブロックチェーン上であればDAppsは開発できます。

そのなかでもイーサリアムブロックチェーンをベースにしたDAppsが多いのは、スマートコントラクトを活用したDAppsが多く開発されているからです。

イーサリアムとビットコインの違いは?

イーサリアムは、ビットコインに比べてブロック生成速度が速いだけでなく、開発された目的アルゴリズムといったさまざまな違いがあります。

 イーサリアムビットコイン
発行枚数なし2,100万BTC
開発目的プラットフォーム決済
ブロック生成速度約15秒約10分
アルゴリズムPoW(今後はPoSに移行予定)PoW
スマートコントラクトありなし

そもそも、イーサリアムとビットコインは開発された目的が違います。

ビットコインはスムーズな決済を目的に開発された通貨ですが、イーサリアムは経済の仕組みをよりより円滑にするプラットフォームを目的として開発されました。

これに伴いスマートコントラクトを採用しているんですね。

また、現状のアルゴリズムはビットコインと同じProof of Workを採用していますが、今後のアップデートでProof of Stakeに移行する予定となっています。

◆Proof of Work
マイニングによってブロックを生成し、トランザクションを承認することで信用性を担保している。

◆Proof of Stake
通貨の保有数と保有年数によってマイニングが可能となるため、PoWに比べて消費電力が少ない。

イーサリアムが私たちの生活にもたらす変化

イーサリアムは将来的に、私たちの生活に大きな変化をもたらします。

遠い将来のことのように感じられるかもしれません。

しかし、すでに実証実験が活発に進められており、日常生活で当たり前に使われる日もそう遠くはないでしょう。

スマートコントラクトが身近に

スマートコントラクトを活用したサービスの実用化が進み、私たちの日常生活を大きく変えていきます。

例えば、このような変化をもたらすでしょう。

スマートコントラクトがもたらす変化

  • 保険の支払いが自動的に執行される
  • 金融機関からの融資と借入人からの返済が自動的に執行される
  • 不動産賃貸契約が自動化される
  • ネット投票が実現する
  • 残業代の支払いが自動化される など

これらの事例は、すべて実証実験が進められています。

しかし、上記でとりあげた事例は一部に過ぎません。

スマートコントラクトはさまざまな分野で実用化が進み、私たちの日常生活の利便性を高めていきます。

決済通貨としての利用拡大

Bitfinex使い方手数料

イーサリアムは今後、決済通貨としての利用が拡大するでしょう。

決済手段としての利用拡大を阻んでいるのが、不安定な送金スピード送金手数料の高騰です。

しかし、この問題点はアップデート完了によって解消される見込みです。

スマートコントラクトを活用したサービスが普及するとともに、イーサリアムが決済手段として採用される事例は増えていくでしょう。

DAppsの拡大

イーサリアムブロックチェーンをベースにしたDAppsが、ゲームや金融などの分野で開発が進められています

特にゲーム分野ではすでに多くのDAppsがリリースされ、今後著しい伸びが予想される分野の一つです。

生き物育成シミュレーションゲーム『くりぷトン』がヒットし、11月にはプレイステーション4向けのDAppsゲーム発売が決定するなど、盛り上がりを見せています。

今後はゲーム分野の他にも、ウォレット、生体認証、物流など多くの分野で開発が進んでいくでしょう。

イーサリアムのロードマップ

仮想通貨買い方取引所の取り扱い停止

イーサリアムのロードマップでは、4段階のアップデートを計画しています。

2018年12月時点では2段階目までアップデートが完了していますが、残る2段階は遅れが生じていました。

2018年12月7日になって、アップデート「コンスタンティノープル」のスケジュールが発表され、ようやく3段階目のアップデート完了が見えてきました。

それぞれのアップデートの内容について見ていきましょう。

イーサリアムのアップデート計画

  1. フロンティア(Frontier)
  2. ホームステッド(Homestead)
  3. メトロポリス(Metropolis)
    【ビザンチウム(Byzantium)/コンスタンティノープル(Constantinople)】
  4. セレニティ(Serenity)

フロンティア

Bitfinex使い方ハッキング

プログラムのバグ修正のためにアップデートされ、2015年7月30日に完了しました。

アップデート実施時点では開発者向けのベータ版で、試験的運用の段階でした。

試験的運用の中でバグが発見されていたため、フロンティアによってバグの修正が進められました。

ホームステッド

マイニング(採掘)の難易度調整のためにアップデートされ、2015年3月14日に完了しました。

ホームステッドによりブロックチェーンの1ブロック生成時間が15秒に短縮されました。

ブロック生成時間の短縮によってマイニングの採算性が向上し、マイナー(採掘者)が増加。

ブロック生成サイクルが早まり、送金スピードも速まりました。

メトロポリス

メトロポリスには、ビザンチウムとコンスタンティノープルの2段階が予定されています。

1.ビザンチウム

コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSへ移行する準備としてアップデートされ、2017年10月16日に完了しました。

PoW(プルーフ・オブ・ステーク)の場合、マイニングに高性能マシンが必要で、大量の電力を消費する点がネックでした。

この問題を解決するために、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行が進められています。

PoWとPoS
ブロックチェーンの新たなブロックを生成する方法が「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)]と「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」の2種類あります。PoWはマイナーに、PoSは保有者に報酬が支払われる仕組みです。

2.コンスタンティノープル

ビザンチウムに続いて、コンセンサスアルゴリズムをPoSに移行する準備としてアップデートが予定されています。

具体的には、マイニング報酬の3ETHから2ETHへの変更マイニングの難易度を既定のブロック数到達時点で引き上げるディフィカルティボムの実装が計画されていました。

当初は2018年11月にアップデート完了の見込みでしたが、スマートコントラクトのバグが発生したために延期に。

2018年12月7日になってようやくスケジュールが発表され、ブロック高が7,080,000に到達した時点でのアップデートが決定しました。

2019年1月16日(協定世界時UTC)前後になる見込みですが、ブロック生成状況によっては前後する場合があります。

最新のブロック高の確認はこちら

セレニティ

仮想通貨買い方機能のアップデート

コンセンサスアルゴリズムのPoWからPoSへの変更が完了します。

開発者のVitalik Buterin氏によれば、セレニティによってイーサリアムのスケーラビリティ(送金処理能力)のキャパシティが従来の1,000倍まで拡大する見込みです。

2018年12月時点では2020年にアップデート予定ですが、コンスタンティノープルに続いて遅れる可能性があります。

新たに追加されたアップデート:ethereum 1x

ロードマップには含まれていなかった、アップデート「ethereum 1x」が実施される予定です。

2018年12月時点ではまだ開発者間で討論されている段階で、アップデート詳細は公開されていません。

アップデートは2019年6月に予定されています。

アップデート完了後のイーサリアム

GMOコインスプレッドまとめ

アップデート完了後のイーサリアムは、このような変化をもたらします。

アップデート後のイーサリアム

  • スケーラビリティの改善
  • 送金時間の短縮
  • 送金手数料の安定化
  • PoSへの移行によりマイニングの消費電力削減

イーサリアムのデメリットと考えられている問題点が解消されます。

イーサリアムに限らず「仮想通貨は決済手段として適さない」との見方もあります。

しかし、イーサリアムについてはアップデート完了が決済手段として採用されるハードルを大きく下げることにつながるでしょう。

イーサリアムの価格上昇をもたらす要因

仮想通貨 ランキング 2018年

イーサリアムの価格上昇につながると期待される要因は複数あります。

その中でも、特に注目の価格上昇要因を見ていきましょう。

ICOプロジェクトによる売却の進展

2017年に急増したICOプロジェクトによるイーサリアム売却が進み、売り圧力が後退しています。

下記の表は、取引所BitMEXが集計したICOプロジェクトによるイーサリアムの調達数量と売却数量のデータです。

Ethereum raised by 222 ICOs – Macro analysis

ETHUS$m
ETH raised by EOS7,211,7763,824
ETH raised by other projects7,972,0031,639
Total ETH raised15,183,7795,463
ETH sold by EOS
(7,211,776)(3,892)
ETH transferred out/sold by other projects(4,113,345)(1,560)
Total ETH transferred out/sold(11,325,121)(5,452)
ETH Balance remaining (Sept 2018)3,858,659830

出典:BitMEX blogより

(編集部注:表の( )は減少を示す)

ICOプロジェクトが調達したイーサリアム15,183,779ETHに対して、11,325,121ETHの売却が進みました。

2018年9月時点での残り数量は3,858,659ETHまで減少しています。

2018年のイーサリアム価格下落の一因となってきたICOプロジェクトによる売却が一巡すれば、売り圧力の後退により価格上昇につながりやすくなります。

ICOプロジェクトの増加

Creative ICO background. Cryptocurrency and global e-commerce concept. 3D Rendering

ICOプロジェクトの増加によって、イーサリアムの需要拡大による価格上昇が期待されます。

2017年のICOプロジェクト数の急増は、イーサリアム価格上昇の一因でした。

しかし、2018年は仮想通貨相場が冷え込みんだ影響もあり、プロジェクト数は急減していました。

今後、仮想通貨相場が反転してICOプロジェクトが増加すれば、イーサリアム価格を押し上げる要因になります。

イーサリアムのドミナンス上昇

ビットコイン積立 徹底分析

イーサリアムのドミナンス(市場シェア)上昇が、価格上昇につながります。

スマートコントラクトやDAppsの実用化が進めば、決済通貨としての実需は拡大します。

イーサリアムの実需拡大の余地は、ビットコインを上回るとも評価されています。

将来的にはドミナンスがビットコインを上回り時価総額1位の座を奪う可能性もあるでしょう。

ERC20の普及

イーサリアム 買い時 まとめ

ERC20とは、イーサリアムブロックチェーン上で新たにトークンを発行するために開発された規格です。

ERC20開発前はトークン発行規格が統一されておらず、送金方法やウォレットがトークンによって異なっていました。

ERC20開発によってトークン発行規格が統一されてからは、ウォレットや送金方法の共通化により、トークン開発者の負担は大きく削減されました。

ICOプロジェクトでの採用も多く、今後はDAppsのゲーム分野での採用増加が予想されています。

このようにイーサリアムのプラットフォームが普及して行けば、イーサリアムの需要も増え価格も上昇することが考えられます。

ENTERPRISE ETHEREUM ALIANCE(EEA)の活動

エンタープライズイーサリアムプロジェクトのボードメンバー

出典:ENTERPRISE ETHEREUM ALIANCEホームページ

EEAとは

EEAへの参加企業が増加しており、ビジネスでの利用拡大が期待されています。

EEAは、ENTERPRISE ETHEREUM ALIANCE(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)の略称で、ビジネスでのイーサリアムブロックチェーンを活用を推進する組織です。

創設メンバーにはマイクロソフトインテルアクセンチュアJPモルガンなど世界的に有名な大企業が名を連ねており、KDDIトヨタ自動車などの日本企業も参加しています。

EEAの活動

EEAでは、参加する企業が連携して共同で研究やミーティングの場を持ち、企業活動でのイーサリアム実用化に向けて活動しています。

スマートコントラクトは、ビジネスでの活用余地が大きく、参加企業数の増加にも表れているように、関心を持つ企業が増加しています。

企業がEEAに参加するメリットは次の通りです。

EEA参加のメリット

  • ミーティングやハッカソンに参加して共同で研究できる
  • 実社会でのイーサリアム活用を開拓する企業グループに参加できる
  • ブロックチェーンを理解するためのトレーニングやリソース獲得の機会を持てる

大企業からベンチャー企業まで参加しており、お互いの知見を活かすことで開発を加速できる点がメリットです。

EEAのプロジェクトの実用化が進んでいけば、実需拡大によってイーサリアム価格にもポジティブになるでしょう。

1ETH=100万円になるのか?!

2017年末、多くの投資家が「イーサリアムは100万円を突破するのではないか」と予想していました。

これは、2017年の中頃から年末にかけての上昇ぶりが関係していて、この時期、イーサリアムの価格はなんと100倍以上も上昇したのです。

残念ながら、2018年以降は価格が下がり続けてしまいましたが、計画しているアップデートを終え、ICOがさらに一般化すれば価格の高騰にも期待ができます。

さらに、イーサリアムのプラットフォームがインフラに必要不可欠な存在となれば、1ETHあたり100万円になることも十分に考えられるでしょう。

イーサリアムの価格上昇を阻む要因

イーサリアム 買い時 ネガティブ

イーサリアムの価格上昇を阻む可能性がある要因もあります。

上昇要因に限らず、ネガティブな要因もおさえておきましょう。

ICOプロジェクト主体による売却

イーサリアムはICOプロジェクトの資金調達で利用されるケースが多く、調達したイーサリアムの売却が価格下落につながる可能性があります。

ICOプロジェクトが資金を調達する際、スマートコントラクト機能を持つイーサリアムが選択されるケースは多いです。

特に2017年は、多くのICOプロジェクトでイーサリアムでの資金調達が行われましたが、その後の売却が価格の重しになりました。

今後もICOプロジェクトが調達したイーサリアムの換金売りが価格下落の要因になります。

中国版イーサリアムNEOとの競争

neo-logo

イーサリアムと同様、契約を自動履行するスマートコントラクト機能を持つ通貨NEOとの開発競争が懸念されます。

NEOは取引手数料が無料で、トランザクションスピードが速く、注目されている通貨です。

NEOのブロックチェーン上で開発されたDApps数は、イーサリアムを上回ることもあり、人気は上昇しています。

NEOがICOプロジェクトやDApps開発者、ユーザーからの支持をさらに獲得する場合、イーサリアムにとっては強力なライバルになり得ます。

「証券」に分類される可能性

アメリカのSEC(証券取引等監視委員会)が、イーサリアムを「証券」と「仮想通貨」のどちらとして見なすかが懸念されています。

仮に証券とみなされた場合、アメリカの仮想通貨取引所はSECから証券取引所運営の認可を受ける必要があります。

認可を受けない、または受けられない場合、取引所はイーサリアムを取り扱えなくなります

この場合、イーサリアムの売り需要が膨らむと同時に、イーサリアムの評価にも影響を与える可能性があります。

アップデートのさらなる遅れ

仮想通貨 デイトレード

アップデートのさらなる遅れが、イーサリアムの評価を落とし、価格下落につながる可能性があります。

3段階目のコンスタンティノープルの具体的なスケジュールが発表され、開発が進んでいることで安心感をもたらしました。

しかし、アップデートについて開発コミュニティの中でも意見が割れていること、スマートコントラクトのバグなど技術的な欠陥が見つかるなど、問題点も新たに出ています。

今後予定されているアップデートもさらに遅れが出るのではと懸念されています。

イーサリアム先物取引の開始

シカゴオプション取引所で開始予定のイーサリアム先物が価格に影響する可能性があります。

先物取引が開始されることで、空売りが可能になります。

このため、価格下落による利益を狙う空売りが入りやすくなり、上昇した場面でも空売りが上値を抑える可能性が生じます。

空売りによる価格下落は、先物取引が開始されたビットコインでも見られました。

当初2018年中の開始が予想されていた先物取引開始はずれ込んでおり、正式な開始時期の発表が待たれます。

空売りとは
価格下落によって利益が発生する取引手法です。取引所や他のユーザーから仮想通貨現物を金利を支払って借り、売却します。売却価格より安く買って返済すれば利益に、売却価格より高く買って返済すれば損失が発生します。

イーサリアムの2019年上昇見通し

2019年以降のイーサリアム価格が上昇する可能性を分析しました。

2018年は、仮想通貨相場の急落、ICOプロジェクトによるイーサリアム売却、アップデートの遅れなど悪材料が多く目につきました。

しかし、2018年12月7日にアップデート「コンスタンティノープル」のスケジュールが発表され、重要な転換点になる可能性があります。

2019年の重要イベントとともに、チャート分析によるイーサリアムの価格予想を見ていきましょう。

現在のイーサリアム価格

チャートは、2018年のドル建てイーサリアムETH/USDの週足チャートです。

イーサリアムの2018年週足チャート

2018年は一時は1,400ドル台まで急騰しましたが、その後は下落し続け、12月には100ドルを割れるまで下落しました。

100ドル割れは、2017年5月以来です。

2018年12月に安値83ドルを付けてからは、アップデート「コンスタンティノープル」のスケジュールが発表されたことから反発し、100ドル台を回復しました。

しかし、2018年12月23日時点では下降トレンドからの転換は確認できていません。

イーサリアムのチャート分析

イーサリアムのチャートから、今後の値動きの方向性を見ていきましょう。

2019年以降の中長期的な値動きを見る上で、日足ではなく週足と月足を使用します。

週足チャート

イーサリアム-今後-週足

2019年は、2月半ばに13週移動平均線を上回ったあと、4月に入ってからは26週移動平均線も超えてきています。

オレンジ色の13週移動平均線を突破していることから、今後は下降トレンドから転換してくる可能性が高いといえるでしょう。

月足チャート

イーサリアム-今後-月足

 

月足で見てみると、いずれの移動平均線を下回って推移しています。

しかし、2018年12月からは出来高が増加して下落ペースが緩やかになり、これまでの下降トレンドが底打ちしたとことが確認できますね。

一目均衡表

イーサリアム-今後-一目均衡表

 

2018年6月に雲を下抜けてから下降トレンドが続いていましたが、2019年に入ってからはジリジリを持ち返しを見せている感じです。

ボリンジャーバンド

イーサリアム-今後-ボリンジャーバンド

 

ボリンジャーバンドでは+2標準偏差のラインまで到達して、上値圏から下降を始めているように見えます。

ちなみに、ボリンジャーバンドでは±2標準偏差の範囲(緑色の上下2本のラインの中)に収まる確率は95.4%で、このラインを下回る(もしくは上回る)確率は4.6%です。

ビットコインとイーサリアムの値動き比較

イーサリアム-今後-ビットコインとイーサリアムの値動き比較

 

2019年以降、イーサリアム価格はビットコインとほぼ連動していたといえます。

しかし、4月に入るとイーサリアムはビットコインの平均線を上回るようになりました。

ビットコインが大きく下降しているのに対し、ーサリアムの下降は緩やかであるのもわかりますよね。

これはビットコインへの期待度と比べ、イーサリアムへの期待度の方が高まっていることが考えられます。

ロング(買い)・ショート(空売り)ポジション推移と価格の関係

 

2018年12月は空売りが急増した影響もあって、イーサリアムの価格が一時100ドルを割ることがありました。

しかし、その後は新しいアップデートである「コンスタンティノープル」の決定により、空売りの買戻しが入ったことで再び100ドル台を回復しています。

2019年の価格は、2018年に増加した空売りの買戻しが入るかどうかが、価格を左右することになりそうです。

2019年の重要出来事やニュース

2019年1月、イーサリアムは大型アップデート「コンスタンティノープル」の延期を発表しましたよね。

しかし翌月2月、開発チームのPéter Szilágyi‏氏によってアプデート内容が発表され、3月1日無事にコンスタンティノープルが完了しました。

これと同時に、テストネットで実装されていたコンスタンティノープルの問題を解決する目的で、「サンクトペテルブルク」の実装も発表。

今回のアップデートは4段階目となるもので、コスト削減や速度向上、PoSへの移行に備えてネットワークを安定させる措置が加えられたことになります。

アップデート以降、ネトワークの以上や乱れは今のところ発生していません。

イーサリアムの重要スケジュール

イーサリアムの今後のスケジュールは以下になります。

時期
内容
2019年3月アップグレード「コンスタンティノープル」完了
2019年6月アップグレード「ethereum 1x」実施予定
2019年10〜11月開発者向けカンファレンス「devcon」 開催予定
2019年上期ドイツのシュツットガルト証券取引所が仮想通貨取引所を開設予定。イーサリアムも取り扱う予定
2019年中家庭用のDAppsゲームとして初となる、プレイステーション4向けブロックチェーンゲームが発売予定
2020年アップデート「セレニティ」実施予定
未定CBOE(シカゴオプション取引所)でイーサリアム先物取引が開始される予定


2019年6月には次のアップデートethereum 1xが控えているほか、年内には開発者向けカンファレンスも実施される予定。

とはいえ、コンスタンティノープルがだいぶ遅れて完了したので、ethereum 1xが予定通り実施されるのかは不明です。

しかしカンファレンスは、内容によって大きな価格変動があるかもしれませんので注意しましょう。

また、時期は未定ですが、CBOEでイーサリアムの先物取引が開始されるという情報もあります。

ですが、このイベントでもイーサリアムのアップデートが重視されるようなので、今後もアップデートのスケジュールに注目です。

イーサリアムの底入れは近く、反転上昇へ

イーサリアムのチャートで方向感がはっきりと出るにはまだ時間がかかりそうですが、底打ちは近いでしょう。

2018年はアップデート遅れが売り材料となった面もあり、コンスタンティノープルのスケジュールが決定したことはポジティブです。

スケジュール通りに2019年1月にコンスタンティノープルが実行されれば、空売りの買戻しが上昇につながりやすくなります。

その勢いを維持して週足13週移動平均線を突破すれば、上昇トレンドへ転換する可能性が高まると予想されます。

著名人やアナリストはイーサリアム価格上昇を予想

GMOコイン_FX_取引所と販売所の違い

著名人:Thomas Lee(トーマス・リー)氏の価格予想

投資情報サービス会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのThomas Lee氏は、メディアでも注目されるアナリストです。

そのThomas Lee氏は、イーサリアム価格が2018年末までに1,900ドルに到達すると予想していました。

下記は、2018年9月28日に公開された予想記事です。

Historically, when Ether has underperformed peers by two standard deviations, it has reversed those losses, noted Lee, who expects the token to reach $1,900 by the end of the year.

出典:Bloomberg  https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-09-27/crypto-bull-thomas-lees-says-ethereum-is-poised-for-a-big-rally

「イーサリアムが2つの標準偏差でアンダーパフォームした場合には価格を戻した。2018年末までには1,900ドルに到達するだろう。

1ドル110円とした場合、1,900ドルは円換算で20万9,000円です。

2018年12月23日時点でのイーサリアム価格は1万円台と、予想を的中する事は難しくなっています。

しかし、注目度の高い人物だけに、今後の価格予想もマーケットから注目されるでしょう。

著名人:Joseph Raczynski(ジョセフ・ラジンスキー)氏の価格予想

Joseph Raczynski氏は2019年末までに1,200ドルまで上昇すると予想しています。

Joseph Raczynski氏は、大手金融情報ベンダーTHOMSON REUTERS(トムソンロイター)のリーガルテクノロジスト(法務部門技術者)を務める人物です。

さらに、Twitterフォロワー数約15万人を持つインフルエンサーでもあり、仮想通貨に対して肯定的な見方をすることでも知られています。

格付け会社Weiss Ratingsの価格予想

仮想通貨格付けのWeissRatings

仮想通貨の格付けで知られるアメリカの格付け会社Weiss Ratings社は、5年以内にイーサリアムがビットコインを時価総額で抜く、と予想しています。

これは2018年に発表した分析ですので、2023年までにはイーサリアムがビットコインを抜くと予想していることになります。

ビットコインがブロックチェーンという機能しか持たないのに対し、イーサリアムはスマートコントラクトをはじめとしてブロックチェーンに裏打ちされた応用性を持つ、と評価しています。

WebBOTの価格予想

3d rendering humanoid robot with ai text in ciucuit pattern

WebBOTは、2018年のイーサリアム価格は「乱高下する」、「2018年半ばと秋にスマートコントラクトに深刻なバグが見つかり価格が変動する」と予想していました。

時期はずれたものの、2018年4月にスマートコントラクトで重大なバグが見つかり、5月以降の下落要因になりました。

ビットコインなど他の通貨については予想を外しましたが、イーサリアムについては概ね的中したと評価できます。

2019年の予測についても期待しましょう。

WebBOTとは?
仮想通貨価格を予測するプログラムで、マイクロソフト社の元コンサルタントClif High(クリフ・ハイ)氏が開発しました。仮想通貨が急騰した2017年は、予測的中が相次いだことから注目されました。

Finderの価格予想

Finderの2019年イーサリアム価格予想

出典:Finder.com「Cryptocurrency predictions December 2018 report」

イギリス、アメリカ、オーストラリアで比較サイトを運営するFinderは、2019年のイーサリアム価格は上昇すると予想しています。

7名のアナリストが予想するイーサリアム価格は、2019年末に453ドルに達する見通しです。

最も高い1,500ドルと予想したのは、1億ドルのICOファンド運営企業パネリタキャピタルの創設者松村みこ氏です。

対して、最も安い68ドルと予想したのは、仮想通貨情報サイト「finder.com」のFred Sxhebesta氏です。

Twitterの口コミ

https://twitter.com/LOSER76456304/status/1072352288398819333

2018年12月にイーサリアムが1万円を割れた当時、買い時と考える投資家が多かったようです。

アップデート「コンスタンティノープル」のスケジュールが決定したこともあり、1万円割れで買いを狙う投資家が増加しました。

https://twitter.com/bitmilkCurrency/status/1035319168336257024

このツイートは2018年8月31日の内容で、当時のイーサリアム価格は200ドル台でした。

この時既に100ドル割れを予想しており、それが現実になりました。

そして、「半年後」に当たる2019年2月までには2,000ドル突破を予想しています。

100ドル割れを的中しているだけに注目ですね。

イーサリアムを買うならおすすめの取引所

懸念要素はあるものの、イーサリアムは底値が近く今後上昇が予測される通貨なので、今のうちに購入しておくことがおすすめです。

そんなイーサリアムを購入するのにおすすめな取引所をご紹介します。

第1位 GMOコイン

GMOコイン_取り扱い_アイキャッチ

取引所の評価

取り扱い通貨
(3.0)

使いやすさ
(4.5)

手数料
(4.5)

安心度
(4.5)

セキュリティ
(4.5)

東証一部上場企業GMOインターネットのグループ企業、GMOコインが運営する取引所です。

証券、FX、CFD取引などの金融サービスで実績を積み重ね、金融システムとセキュリティ対策は高い評価を獲得しています。

セキュリティ面では、マルチシグ対応のコールドウォレットで顧客資産を保管していますので、ハッキング対策も安心。

さらに現物取引手数料も無料ですので、お得に、安心して利用できる取引所です。

GMOコインの特徴

  • 安心の東証一部上場企業グループ会社
  • 即時入金、出金手数料が無料
  • 口座開設申し込みから取引開始まで最短1日とスピーディー

GMOコインの公式サイトはこちら

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第2位 BitPoint(ビットポイント)

取引所の評価

取り扱い通貨
(4.0)

使いやすさ
(4.0)

手数料
(4.5)

安心度
(4.5)

セキュリティ
(4.5)

東証二部上場企業リミックスポイントのグループ企業、ビットポイントジャパンが運営する取引所です。

国内取引所として唯一、カスタマーサポートに電話対応を取り入れ、初めての仮想通貨取引でも安心して利用できます。

セキュリティ対策についても、マルチシグ対応のコールドウォレットで顧客資産を保管していますので、ハッキング対策も安心です。

2018年10月には情報セキュリティ格付け会社アイ・エス・レーティングから、金融・証券会社のセキュリティに必要とされる「A」以上となる「A(シングルエー)」の格付けを取得しました。

ビットポイントの特徴

  • 国内取引所で唯一の電話サポートに対応
  • 現物取引手数料が無料
  • 情報セキュリティ会社から高評価格付けを取得


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第3位 DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

取引所の評価

取り扱い通貨
(3.5)

使いやすさ
(4.0)

手数料
(3.0)

安心度
(5.0)

セキュリティ
(4.0)

DMMBitcoinは、証券取引やFX取引などの金融サービスで実績を持つDMMグループが運営する取引所です。

運営母体の信頼度の高さから安心して取引でき、スマホアプリも使いやすいと評価されています。

取扱い通貨ペア数は全14種類と国内取引所の中では多く、ネムイーサリアムクラシックFX取引ができる数少ない取引所です。

アルトコインの取引には特にオススメの取引所です。

DMM Bitcoinの特徴

  • DMMグループ企業が運営する信頼性の高さ
  • FX取引ができるアルトコインの豊富さ
  • スマホアプリの使いやすさ

DMM Bitcoinの公式サイトはこちら

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2019年、イーサリアムは期待の年に

仮想通貨_トレード_

アップデートの遅れ、スマートコントラクトのバグなど、2018年はイーサリアムにとって苦難の1年でした。

しかし、アップデート「コンスタンティノープル」のスケジュールが決定し、失望したマーケットから信頼を取り戻そうとしています。

企業によるスマートコントラクトの実証実験も進んでおり、実用化に向けての期待も高まっています。

低迷が続いた価格についても、2019年は著名人やアナリストが軒並み価格上昇を予想しており、イーサリアムに期待できる1年になるでしょう。