やさしい仮想通貨の始め方を解説

イーサリアムクラシック(ETC)とは?特徴・将来性を徹底解説

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昨年仮想通貨元年を迎え本格的に仮想通貨取引が活発になると、今では世界規模で仮想通貨の取引や決済が行われるくらい普及してきました。

2008年に初めての仮想通貨であるビットコインが誕生してから、たくさんの仮想通貨が作られるようになり、たった10年で1700以上もの仮想通貨が誕生し、多くの人の手元に渡っています。

ビットコインの次に人気のある仮想通貨としてイーサリアム(Ethereum)があげられ、そのよく似たの仮想通貨として「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」というコインがあります。

このイーサリアムクラシックにはどのような特徴があるのでしょうか。

今回はイーサリアムの特徴や将来性についてご紹介します。

イーサリアムが今後成長していくのか気になる方は必見です!

イーサリアムクラシックとは?

ethereum symbol with a circular hud and abstract background (3d render)

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)はイーサリアムから分裂した仮想通貨です。

ですからまずはイーサリアムの特徴や、なぜイーサリアムが分裂することになったのかを見ていく必要があります。

通貨名Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
通貨単位ETC
総発行枚数2億1,000万ETC程度
時価総額約191億
公開日2016年7月20日
公式サイトhttps://ethereumclassic.github.io/
公式Twitterhttps://twitter.com/eth_classic
ホワイトペーパーhttps://coss.io/documents/white-papers/ethereum-classic.pdf

イーサリアムについて

イーサリアムはビットコインに次ぐ2番目に時価総額が多い仮想通貨で、スマートコントラクトが最大の特徴です。

スマートコントラクトとはブロックチェーンに自動契約機能が付いたもので、管理者が承認すると、その後設定した期日に自動で契約が行われます。

スマートコントラクトの技術は金融業界や音楽業界、自動車業界などから注目されています。

イーサリアム分裂の発端・The DAO事件とは

イーサリアムが分裂して、イーサリアムクラシックができた発端として“The DAO事件”です。

The DAO事件はイーサリアムのプラットフォームを利用した“The DAO”というプロジェクトがハッキングされ、約50億円分ものイーサリアムが流出してしまったのです。

イーサリアムの開発者であるイーサリアム財団はイーサリアムをハードフォークしてセキュリティを強化しようとしていました。

しかし、そのハードフォークに一部のユーザーは納得しませんでした。

そしてその一部のユーザーたちは(旧)イーサリアムをイーサリアムクラシックとして、運営を始めました。

ちなみに「クラシック」は「古典的」という意味で、「昔からあったイーサリアム」ということでこの名がつけられたのです。

イーサリアムと何が違うのか

イーサリアムクラシックはイーサリアムから分裂された仮想通貨ですので、基本的な機能はイーサリアムと全く同じです。

スマートコントラクトを実装した仮想通貨で、Dappの作動もできます。

ただ、イーサリアムクラシックはイーサリアムとは違い非中央集権の仮想通貨です。

つまり、イーサリアムのように運営が管理しているわけではなく、イーサリアムクラシックに組み込まれたプログラムに沿って運営されていきます。

イーサリアムと比べて開発力が低め?

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イーサリアムクラシックは分裂前のイーサリアムのブロックチェーンを利用していた人達が運営しています。

そのため、イーサリアムと比べると開発能力が低めです。

では、イーサリアムとイーサリアムクラシックは同じ機能を持っているけど、イーサリアムの方が開発力に優れていると聞いたら、あなたはどちらのプラットフォームを使いたいですか?

当然開発力が優れたイーサリアムのほうを使いたいと思うでしょう。

このような考えを持つユーザーの方が多いため、イーサリアムクラシックはイーサリアムよりもユーザーが少ないです。

ユーザーを増やすために運営はイーサリアムとの違いをはっきりさせようとIoTでの普及を目指すことにしました

IoTって何?

モノとモノをインターネットでつなげて、情報や機能を補完し合うことを言います。

(例)外からスマホで家のエアコンをつけておく

今後車や家電、人間が繋がることができると言われています。

価格は?


出典: https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ethereum-classic/#charts

イーサリアムクラシックの価格(2018年8月27日現在)は1,361円となっており、今年の初めに記録した4,557円の約4分の1の価格となっています。

今年の初めと言えばコインチェック事件があり、仮想通貨市場全体で価格が暴落していますので、仕方がないと言えます。

イーサリアムクラシックに将来性があれば、価格は上がっていきますので、長い目で見て投資を行っていくといいでしょう。

イーサリアムクラシックに将来性はあるのか

WorldSpectrum / Pixabay

イーサリアムクラシックを購入するにあたって将来性は非常に気になる点でしょう。

将来性のない仮想通貨は価格が上がる見込みがありません。

ここではイーサリアムクラシックの将来性について考えてみましょう。

将来性を決める4つのポイント
  • IoT領域で普及するか
  • サイドチェーンの活用
  • SDKの配布
  • Binanceへの上場

IoT領域で普及するか

仮想通貨取引所idea

スマートコントラクトと言えばイーサリアムというぐらいイーサリアムはスマートコントラクトを最大の強みにしています。

そのため、同じようにスマートコントラクトで勝負しようとしても、イーサリアムクラシックに勝ち目はありません。

イーサリアムクラシックはイーサリアムとの格差を縮めて普及させるためにIoT領域という新しい領域で勝負することにしたのです。

このIoT領域はセキュリティ面が強ければ強いほど相性がよくなりますので、イーサリアムクラシックは非常に相性がいいと言えるのです。

モノとモノを繋ぐことで私たちの生活が便利になりますが、セキュリティ面が脆弱だと個人情報流出のリスクに繋がりますのでセキュリティの高さは非常に大切になるのです。

また、イーサリアムクラシックはセキュリティの高さだけでなくスマートコントラクトという強い武器もありますから、IoT領域での地位を確立することができるでしょう。

サイドチェーンの活用

仮想通貨の礎ブロックチェーン

イーサリアムクラシックはメインチェーンの負担削減とスマートコントラクトをスムーズに活用するためにサイドチェーンの実装を目指しています。

特にイーサリアムクラシックはIoT分野での権利を確立させようとしており、通信速度の速さに重点を置いています。

ブロックチェーンが詰まるとモノとモノの間での通信がうまくいかなくなってしまいます。

サイドチェーンが実装されれば、メインチェーンの負担が減りますから、よりブロックチェーンがスムーズに動くようになるのです。

SDKの配布

仮想通貨とは

SDK(Software Development Kit)は開発方法や開発環境を体系化したツールです。

つまりSDKが開発者に配布されれば、開発者は簡単に開発ができて、性質が向上するなどのメリットが期待できるのです。

スマートコントラクトの分野ではイーサリアムに劣っているのですが、IoTのための開発を行うことで、IoTでの技術力が上がり、シェアを獲得することができるのです。

Binanceへの上場

仮想通貨とは新時代の通貨

2017年10月にイーサリアムクラシックは世界最大手の中国の取引所のBinanceに上場することが発表され、これがきっかけとなり、価格が高騰しました。

Binanceと言えば、100種類を超える銘柄を取り扱っていることで知られており、取引量も世界トップレベルですので、Binanceに上場することで取引量が増えて、価格も上がっていくことが期待されているのです。

イーサリアムクラシックを購入するならどこの取引所が良い?

仮想通貨スマホ

イーサリアムクラシックを取り扱っている取引所はいくつかあるのですが、国内の取引所はどこも販売所形式での取引方法になります。

板取引ができる取引所形式より割高になりますが、購入方法が非常に簡単なので初心者におすすめです。

そのため、もしイーサリアムクラシックを板取引で購入したい場合は、海外にある取引所に登録しましょう。

bitFlyer

bitFlyerは日本で最も歴史のある取引所で、国内最大手です。

また、セキュリティは世界一にも選ばれ、取引高も非常に多いため、初心者からベテランまで人気の高い取引所です。

注意

bitFlyerは2018年6月22日に金融庁により業務改善命令が出され、現在新規登録を停止しています。

新規登録受付が再開されるまでは別の取引所に登録するようにしましょう。

bitFlyerの登録はこちら

DMMビットコイン

DMMビットコインはあの国内大手グループのDMMが運営しています。

DMMビットコインは7種類もの仮想通貨を取り扱っており、アルトコインの種類が豊富なのが嬉しいですね。

また、大手企業が運営している仮想通貨取引所ということもあって非常に安定感があって安心して使えるのがメリットです。

DMM Bitcoinの登録はこちら

Binance

Binanceは世界最大手の仮想通貨取引所で、取扱っている仮想通貨は100種類以上で、しかも手数料が0.1%と格安です。

さらに独自トークンであるBNBトークンで取引を行うと取引手数料が0.05%になるため非常におすすめです。

Binanceの登録はこちら

Bittrex

Bittrexはアメリカの大手仮想通貨取引所で、取り扱っている仮想通貨は200種類です。

日本円や米ドルなどの基軸通貨で取引することができないため、ビットコインなどの仮想通貨で取引する必要があり、日本円で取引をしている方にとっては少々不便に感じるかもしれません。

Bittrexは草コインが非常に多いため、一攫千金を狙うユーザーに人気です。

Bittrexの登録はこちら

イーサリアムクラシックまとめ

NEM仮想通貨技術

いかがでしたか?

今回はイーサリアムクラシックについて徹底解説していきました。

まだまだイーサリアムの方が人気がありますし、技術面も劣る部分がありますが、IoTの分野で普及すれば、イーサリアムを上回る仮想通貨になるかもしれません。

短期間で儲けたいという方よりは長期的な面で投資をしていきたい方におすすめのコインでしょう。