今回のゼロはじMarketGuide相場解説アナリスト
仮想通貨トレーダー 髙橋 翔一郎(@Lexion13)
髙橋 翔一郎 -Shoichiro Takahashi-
株式投資の投資家として、長く経験を積み、仮想通貨バブルであった、2017年から仮想通貨トレードを行い、仮想通貨バブルが弾けた後もFX取引を中心に利益を出し、仮想通貨取引所Bybit(バイビット)では、トレードスコアで、世界TOP20に入り続けている仮想通貨トレーダー。
今週の仮想通貨相場
今週の仮想通貨相場はどの通貨も一旦の調整を入れている状態。
現在みている限りリップル(XRP/USD)が伸び悩んでいる状況で、そうかの高いXLM(ステラ)も伸び悩みの段階。
ビットコイン(BTC/USD)のみ堅調に伸びている状況で調整の下落からやや取り返しが早い状況です。
やはり上昇相場の小休止として見るのが第一印象なのではないでしょうか。
ほか、ライトコイン(LTC/USD)は今年のパフォーマンスでいうと段違いに伸びている状況で、これは半減期前の高騰時によくある傾向です。
6月28日時点で残り37日を残すライトコインの半減期ですが、半減期6ヶ月から1ヶ月前まで価格の上昇が続き、1ヶ月を着ると途端に下がり始めるのがよくある相場なので、ライトコインに対してロングポジションを取るのは今は控えるべきといった所です。
Litecoin Block Reward Halving Countdown
イーサリアムの伸び悩みも凄まじく弱いの一言。
ビットコインに比べて全然価格が戻ってきません。
ビットコインのドミナンスにも注目しないといけない状況ですが、ビットコインが牽引してアルトコインが伸びるという流れからみて、まだイーサリアムをはじめとしたアルトコインの価格が強い上昇トレンドを形成するまでにまだ時間がかかりそうです。
ここには出てきませんが、BNBはひたすら押し目に対してロングを入れるだけの作業の人もいるでしょう。
結論現状はBTCかBNBにロングを貼っていく感じだと思います。ただ現状は調整局面がどこまで続くかわかりかねる状況なので薄く、長く、ロングを貼っていく相場です。
すぐ動かずじっとタイミングを待つのがいいでしょう。
ビットコイン相場
今週のビットコインは一時的に高値13,000USDを超える上昇を出しましたがこれが最後となり現在は調整し11780USDでもみ合いの最中。
注目されていたFATFにおいては特に影響はなく、想定通りで市場はすでに織り込み済みだったという結果。
一旦、価格的にはまだ調整が終わっていないと見ていて、超短期的にはショート推奨です。
現在のボラティリティの高さは市場的にどこが最適な価格ラインなのか模索していてイマイチ掴みきれていないところから来るものでしょう。
1日足
日足レベルでは9000USDから15,000USDと大きくオーバーシュートしてからの調整中といった所。
高いボラティリティを維持しつつ上下にもみ合う状況に発展しています。
基本的にはここからゆっくりボラティリティを抑えて12,000USDから10,000USDに定着してくるかと考えています。
現在は短期で良いポジションを取りながら少しずつ利益を出していくアクションが理にかなっていて日足レベルは参考程度にして粒度を細かく見ないとなんとも判断が効かない状況です。
とはいえ、よくここまで価格を戻したなと安堵している仮想通貨投資家も多いのではないでしょうか。
4時間足
出来高を上げならが上昇し、出来高を徐々に減らしながら調整局面へ
個人的には少ないロットでも十分利益が取れる相場なのでローリスクローリターンで入るのが吉かと考えます。
トレーダーが重視するRSIは中立の50で且つ、明確なラインを引けていないのでチャネルが引けるまで静観。
チャネルブレイクを見計らってついていきたいですが、騙しが多いのでロスカットは近めで入れるように心がけています。
ビットコイン相場まとめ
ファンダメンタルありきで上昇した先週の相場と比べて、特にインパクトに乏しいなか現在の価格を探るビットコインといった感じ。
出来高を伴ったどちらかのブレイクには注目して次のトレンドを模索したいです。
イーサリアム相場
価格の戻りが遅いイーサリアム相場といった所。
ビットコインとの相関関係が高いイーサリアムですが、ビットコインほどの上昇は見込めない状況。
価格的にはビットコインが先行して上がっているので乗り遅れた場合にはありかもしれません。
1日足
ビットコイン同様調整局面へ移行。
ビットコインは調整が足りているのか足りていないのかわからないくらい上値を更新したが、イーサリアムは転じて調整がほぼ完了しているレベルに価格を下に戻している状況。
4時間足
4時間足では、細かい上昇トレンドをブレイクしたばかりで、下値をどこまで掘るか探っている状況。
この3ヶ月くらいでは268USDラインでの商いが多かったので、下値を掘るとしても268USDラインまではあると想定。
ロング目線は変わらないので薄く広い続けるのが吉。
イーサリアム相場まとめ
まだ大きい動きは見せないイーサリアムですが、イスタンブールに向けた開発による期待が高まっていると考えられます。
8月にはテスト環境がアップされる予定なので、テストを見てから動き出しても問題ないと考えます。