Cryptopia(クリプトピア)はニュージーランドの仮想通貨取引所です。
Rob DawsonとAdam Lynessによって2014年12月に運営開始されました。
600近い仮想通貨を取引できる、草コインのメッカとして日本でも人気の取引所です。
こちらではCryptopiaのサービス内容を詳しく紹介したうえで、登録方法や使い方などを解説しています。
この記事を読み終わる頃には、Cryptopia(クリプトピア)の登録方法と使い方を完璧にマスターできます!
この記事を見ながらであれば、Cryptopiaの登録や使用方法は決して難しくありませんので、安心してお読みください!
Cryptopia(クリプトピア)ってどんな取引所?
サービス内容一覧表
2018年5月19日現在
取り扱い通貨数 | 576種類 |
通貨ペア | BTC建て:545種類 USDT建て:27種類 NZDT建て:18種類 LTC建て:573種類 DOGE建て:564種類 |
入出金手数料 | 入金:無料 出金:コインによって異なる ※コインごとの出金手数料は「Coin info」で確認できます。 |
取引手数料 | 一律0.2% |
トレードの種類 | 現物取引 |
アプリ | ×:なし |
API | ○:あり |
日本語対応 | ×:非対応 |
ソーシャル | Twitter |
取り扱い通貨について
Cryptopia(クリプトピア)の一番の特徴はなんといっても576種類というケタ違いに多い取り扱い通貨です。
BTC、ETHやLTCなどのメジャーどころはもちろん、分散型ソーシャルメディアプラットフォームを目指している「ALIS(アリス)」を扱っています。
他にもインフルエンサーに盛り上げられ数百倍の高騰を見せた「XP」、次のXPになるのでは?と期待されている「PACコイン」、マニアックなコインも多数取り扱っています。
なかにはあまり取引されていないトークンも多数ありますし、詐欺コインが紛れ込んでいる可能性もあるので注意が必要です。
しかし数倍、数十倍に高騰するような草コインを見つけて一攫千金を狙える夢のある取引所です。
取引手数料について
取引手数料は一律0.2%です。
バイナンスのBNBのような独自トークンによる割引システムなどもありません。
少し取引手数料はお高めですが、ここでしか買えないコインも多数あるので仕方ないかもしれません。
Rewards~仮想通貨がもらえる~
Cryptopiaのサイト内で特定のアクション(トレード、チップ、投票、チャット)などをすれば報酬として様々な仮想通貨を少額もらえるサービスです。
利用するには設定画面で「Rewardsを利用する」をONにしないといけないので注意しましょう。
Arbitrage(アービトラージ)に便利
アービトラージとは取引所間の価格差を利用して、同じコインを一方の取引所では買い、片方の取引所では売ることでその利ざやを稼ぐ手法です。
CryptopiaとBITTREXのBTC建てとUSDT建ての共通で取り扱っているコインのマーケットを一覧で確認できます。
Cryptopiaの登録方法
下のボタンをクリックして登録画面を開きます。
登録画面が開きます。
任意のユーザー名とメールアドレス、パスワードを入力します。
パスワードは8文字以上の半角英数字で、必ず大文字と小文字、記号(!@#$%~&)が一つ以上入っていないといけません。
「規約に同意」と「ロボットではありません」にチェックをいれて「Create Account」をクリック。
確認メールを送信したと表示されるのでメールボックスを確認します。
「Cryptopia Account Registration Confirmation」という件名で上記のようなメールが届いているはずです。
「Verify My Email Address」をクリック。
メールアドレスの確認が完了して登録完了です。
「click here」をクリックしてログインします。
ログイン画面になるのでメールアドレスとパスワードを入力し、「ロボットではありません」にチェックを入れて「Log in」をクリック。
最初からメールアドレスによる2段階認証が有効になっています。
認証コードを記載したメールが届いているはずなのでメールボックスを確認します。
「Cryptopia Login Confirmation」という件名で上図のようなメールが届いているはずです。
赤枠で囲った数字6桁の認証コードをコピーします。
認証コードを入力し「Verify」をクリック。
無事にログインできました。
以上で口座開設の手続きは完了です。
2段階認証の設定
CryptopiaではデフォルトでEmailによる2段階認証が設定されていますが、セキュリティを高めるためにできれば「Google Authenticator」を使った2段階認証に切り替えておきましょう。
右上のユーザー名の欄にマウスカーソルを持って行くとメニューが開きます。
「Settings」をクリック。
設定画面が開きますので、左メニューから「Security」をクリック。
デフォルトだとセキュリティ設定を開くためにもEmailによる2段階認証が有効になっています。
メールアドレスに認証コードを送っているとのこと。
「Cryptopia Two-Factor Unlock」という件名で上図のようなメールが届いています。
数字6桁の認証コードを入力してセキュリティ設定画面に入ります。
2段階認証の設定は以下の6シーンで個別に設定します。
- 「Settings TwoFactor(セキュリティ設定を開く時)」
- 「Login TwoFactor(ログイン時)」
- 「Lockout TwoFactor(アカウントを閉鎖する時)」
- 「Withdraw TwoFactor(出金時)」
- 「Transfer TwoFactor(他ユーザーに送金する時)」
- 「Tip TwoFactor(チャットでチップを払う時)」
今回はログイン時にGoogle Authenticatorによる2段階認証を設定します。
まどろっこしいですが2段階認証の方法を変更するには、まずEmailの設定を解除する必要があります。
「Login TwoFactor」の「Remove TwoFactor」をクリック。
またメールアドレスによる2段階認証がありますので、メールを確認して認証コードを入力し「Remove」をクリックします。
「Setup TwoFactor」をクリック。
2段階認証のタイプで「Google Authenticator」を選択します。
設定用のQRコードをバックアップキーが表示されます。
バックアップキーはスマホが故障したり紛失したりして「Google Authenticator」アプリを使えなくなった際に使いますので、なくさないようにメモしておきます。
「Google Authenticator」をまだインストールしていない場合は上記ページからダウンロードできます。
スマホで「Google Authenticator」を起動して右上の「+」をタップ。
「バーコードをスキャン」をタップ。
アプリに表示された認証コードを入力し、左側の「Verify Code」をクリック。
「Verify Code」が緑色になれば認証コードの認証が通ったということなので「Submit」をクリックして設定完了です。
「Login TwoFactor」の欄が「Google Authenticator」に変わっています。
もし他のシーンでも「Google Authenticator」に変えたい場合、ひとつずつEmailの2段階認証の設定を削除してから「Google Authenticator」の設定をする必要があります。
基本的な使い方
入金方法
アカウント画面の左メニューから「Balances」をクリック。
Cryptopiaの口座内の通貨一覧が表示されます。
非常に数が多いので右上にある「Serach(検索)」で表示する通貨を絞り込めますし、「Favorites only(お気に入りのみ)」にすればお気に入りに設定している通貨のみを表示できます。
「Hide zero balances」にチェックを入れれば保有していない通貨は非表示にできます。
今回は例として「BTC」で進めてみます。
右上の検索窓に「btc」と入力して表示通貨を絞り込みます。
通貨の左に4つアイコンが並んでいます。
一番の左のアイコンが「Deposit(入金)」です。
ウォレットアドレスが表示されるので、他の取引所等からこのアドレスに送金すれば入金できます。
出金方法
出金は左から2番目のアイコンです。
「Amount」には出金したい数量、「Bitcoin Address」には出金先のウォレットアドレスを入力します。
出金手数料は通貨ごとに異なり、「Fee」として出金画面に表示されます。
メールによる2段階認証を設定している場合は「Send Email Code」をクリックすると、認証コードを記載したメールが届きますので、「Please enter email code.」の欄に認証コードを入力します。
すべて入力できれば「Next」をクリック。
画像引用元:Cryptopia公式ヘルプ
出金確認のメールを送ったと表示されます。
「Done」をクリックしてからメールを確認します。
画像引用元:Cryptopia公式ヘルプ
上図のようなメールが届いているはずです。
「Confirm Withdraw」をクリックすれば出金手続きが完了します。
キャンセルしたければ「Cancel Withdraw」をクリックすればOKです。
万が一出金手続きをした覚えがないのにこのメールが来た場合は不正アクセスの可能性がありますので「Lock My Account」をクリックすればアカウントを緊急ロックできます。
他ユーザーへの資金移動
「Transfer」はCryptopia内の他ユーザーへ資金移動する機能です。
「Withdraw」と違い出金手数料などはかからず無料です。
Dustには注意
どのような場合にこの機能を使うのか分かりかねるのですが、保有している仮想通貨を捨てる機能が付いています。
「Dust」をクリックしてみると「本当にBTC残高を捨てますか?この手続きは取り消せません。」と表示されます。
謎の機能ですが間違って捨ててしまわないように注意しましょう。
トレード画面を解説
トレード画面へは左上の「Exchange」からいけます。
取引画面は取り扱い通貨が非常に多いものの割とシンプルにまとまっています。
下にスクロールすると「歩み値」や自分の注文一覧などが表示されます。
通貨ペアの探し方
通貨ペアは上図のように絞り込み検索ができます。
600近い通貨数なので必須の機能ですね。
また「通貨名」「Price(価格)」「Vol(出来高)」「+/-(価格変動率)」などでも並び替えができます。
基軸通貨は上部のタブで「BTC」「USDT」「NZDT」「LTC」「DOGE」から切替できます。
買い方・売り方
便宜上、購入の画面で説明しますが売りの場合でも同じです。
注文の種類は基本的に指値のみで、「Amount」の欄に買いたい数量、「Price」の欄に買いたい価格を入力すれば「sum(合計)」「Fee(手数料)」「Total(手数料を加えた合計)」が自動で入力されます。
板の注文をクリックすれば注文内容に反映させることもできます。
上図の赤枠で囲った注文をクリックしてみると、
こんな感じで自動で入力されます。
まとめ
以上、Cryptopia(クリプトピア)のサービス内容の紹介、登録方法や使い方の解説をしました。
日本語非対応のうえ多少クセのある作りになっているので慣れるまでは使いこなすのが難しいかもしれません。
ですがバイナンスやBITTREXなどメジャーな海外取引所では取り扱っていないような掘り出し物の草コインに出会えるかもしれませんので、ぜひ口座開設をしておいて使いこなしたい取引所です。