仮想通貨の現物取引と仮想通貨FXは何が違うの?
仮想通貨FXの始め方が知りたい!
仮想通貨FX(ビットコインFX)にチャレンジしてみたいけれど、仮想通貨FXの始め方や仕組みがよくわからなくて怖い、と感じている人は多いようです。
当然のことですが、為替のFXと同様に仮想通貨FXにもリスクはあります。
しかし、仮想通貨FXの仕組みをきちんと理解すれば利益もしっかり取れますよ!
今回はこれまで仮想通貨FXをされたことがない初心者の方のために仮想通貨FXの始め方をわかりやすく解説させていただきます。
この記事を読めば仮想通貨FXの始め方に関して完全に理解できます!
目次
仮想通貨FXは誰でも簡単に始められる
仮想通貨FXは誰でも簡単に以下の3ステップで始められます。
必要資金も数千円あればレバレッジをかけての取引ができます。
- 仮想通貨FXができる取引所へ口座開設
- 取引所へ入金
- ポジション・レバレッジを選択して注文
初めてのFX取引にはGMOコインがおすすめ!
仮想通貨FXとは
FXは仮想通貨の現物取引とも異なりますし、為替FXとも異なるものです。
仮想通貨FXを始める前に、仮想通貨FXとは何か、まずはそこから理解していきましょう!
「仮想通貨FX」とは?
仮想通貨FXとは、ビットコインを証拠金にレバレッジをかけて、証拠金の数倍もある資金を取引に使うことができるレバレッジ(証拠金)取引を意味します。
仮想通貨FXは始めるのは簡単ですが、利益を出すのは難しく、リスクも伴います。
仮想通貨FXを始める前に仮想通貨FXのメリットやデメリットをきちんと理解する必要があります。
ビットコインは、信頼できる政府や銀行などの発行元が存在しなくても成立する「デジタル通貨」で、決済や海外送金を円滑に進めるために作られました。
仮想通貨FXと為替(外貨)FXとの違い
為替FXは平日の9時から17時までしか取引することができませんが、仮想通貨FXなら24時間365日取引することができます。
また、仮想通貨FXは為替FXと比べて値動きが激しいのも特徴の一つです。
仮想通貨FXと現物取引の違い
仮想通貨の現物取引は、その時々の相場の現在価格で仮想通貨を売買する取引方法です。
例えば、1BTC=1万円の時にビットコインを1BTC購入し、1BTCを手にします。そして、1BTC=2万円に価格が上がり、手元にある1BTCを売れば1万円の儲けとなります。
これが現物取引です。
その一方、仮想通貨FXではビットコインの現物がなくとも「売買したと仮定した時の差額」が利益となります。
また、「売り注文」から始められる仮想通貨FXは、相場が下落している場合でもショートポジション(空売り)などの方法で利益を出すことができます。
さらに、「レバレッジ」を使えば預けた証拠金の数倍から数十倍の金額を使った信用取引ができ、より大きな利益をあげることができます。
仮想通貨FXのメリットとは
現物取引や為替FXなどと比べて仮想通貨FXには、いつでもできて、少ない資金で相場が下がり調子の時も取引が行えると言うメリットがあります。
仮想通貨FXのメリットについて詳しくみていきましょう。
24時間365日トレード可能
通常のFX(外国為替証拠金取引)は、土日のトレードは行えません。
ですが、先にも触れた通り、仮想通貨FXは基本的に24時間365日の取引が可能ですので、誰でも好きな時間帯にやりとりが行えます。
仕事や学校などがあっても自分に合った時間帯で取引しやすいため、さまざまなライフスタイルで楽しむことができます。
相場が下がっている時でも利益は出る!
「安く買って高く売る」というのが現物取引ですが、仮想通貨FXでは「高く売って安く買う」ということができます。
「どうやって高く売って安く買うのか?」
これはショートポジション(空売り)を活用して行います。
これは、理論上証拠金取引は、証拠金を取引所に預けることにより売りたい分の通貨を借りてそれを価格が高いうちに売り、相場の価値が下がった時に買ってその通貨を取引所に返すことで差額分のみを得て利益にすることで成り立っています。
例えば、1BTC=10万円の時にショートポジション(空売り)し、1BTC=5万円に下がった時に買えば5万円分が利益となるというわけです。
このように、市場が下落傾向にあるときもFX取引であればショートポジションで利益を得ることができるのです。
「レバレッジ」で所有している金額より大きな取引が可能
仮想通貨FXの最大のメリットは、レバレッジ設定を行うことで、保有している資金よりも大きな金額で取引ができることです。
例えば、レバレッジ倍率が10倍という設定の場合、実際に保有する資金の10倍の金額で取引を行うことができるということです。
取引所に預けた資金が10万円だとしても、100万円の取引ができるようになります。
小さな資金で大きな利益を得られる可能性はありますが、その反面、取引に失敗すれば多額の損失を出してしまいます。
レバレッジの倍率は慎重に設定する必要があります。
仮想通貨FXは誰でもスタートできる
仮想通貨でまとまった利益を得ようと思うのならそれなりの元手は必要となりますよね。
しかし、仮想通貨FXなら、レバレッジ取引によって少額の投資からでも大きな額をトレードすることができます。
なので、誰でも本格的な仮想通貨売買を始めることができるのです。
数千円からでも、数万円~数十万円分の本格的な仮想通貨取引ができるので、仮想通貨ならではのボラティリティ(価格の変動率)を活かすことができます。
「うまく取引できれば一気に利益を獲得できる」これこそが仮想通貨FXの1番の魅力です。
仮想通貨FXのデメリットとは
仮想通貨FXにはメリットだけではなくデメリットもいくつかありますのでしっかりと把握しておきましょう。
レバレッジの分だけマイナスが出ることもある
仮想通貨FXでレバレッジをかけることは、大きな利益につながります。
しかし、同時に同じくらいの大きな損失につながる可能性もあることを覚えておいてください。
例えば、10万円の資金にレバレッジを10倍かけ、100万円分のBTCを買ったとします。
ここでBTCが80万円に下がった場合、10万円の資金に対して20万円の損失を生んでしまうことになります。
レバレッジのメリットを裏返したマイナスもあることを覚えておくとよいでしょう。
強制終了で損益確定することもある
仮想通貨FXには「追証(おいしょう)」というシステムがあります。
「追証」とは「追加保証金」の略です。
レバレッジ取引のような信用取引には、その信用を得るだけの証拠金が必要になります。
取引で失敗を重ねて含み損を多く発生させると、追加の証拠金を取引所から請求されます。
この追加の証拠金を「追証」といい、一種の警告として捉えられます。
また、「ロスカット」というシステムも導入されています。
ロスカットは含み損が一定の割合まで増えた時に取引を強制終了させるシステムです。
これは元々の資金以上の損益をトレーダーが負ってしまわないようにするための防御システムとして機能しています。
追証を払えず含み損が増え続けた場合、ロスカットへと移行し取引が強制終了されてしまいます。
元々は損益からトレーダーを守るためのロスカットですが、予期せぬタイミングで損益が確定してしまうこともあります。
仮想通貨FXにおすすめの取引所
仮想通貨FXをするためにはFX取引ができる仮想通貨取引所へ登録する必要があります。
しかし、仮想通貨FXができる取引所は複数あるので、その中でもおすすめな取引所をご紹介します。
仮想通貨取引所を探す際は以下のポイントに注目しましょう。
- サーバーの強度
- スプレッド
- レバレッジ(最大)
- 取引手数料
- 使いやすさ
上記5つのポイントを抑えている取引所はGMOコイン、BITPoint、DMM Bitcoinです。
それぞれの取引所の特徴をまとめましたので今後の参考にしてください。
仮想通貨FXおすすめ取引所「GMOコイン」
出典: https://coin.z.com/jp/
GMOコインは、2017年5月末にリリースされたばかりのGMOグループの子会社が運営する仮想通貨交換業者で、使いやすいと人気が高い国内取引所の一つです。
現在GMOコインは以下の5つの仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
ビットコインFXでは最大10倍、アルトコイン各銘柄FXでは最大5倍までのレバレッジを利用することができます。
また、スマホアプリの「ビットレくん」も非常に見やすく、出先や移動中でも手軽に取引をすることができるのも嬉しいポイントですね!
最低スプレッドは500円に設定されているので、仮想通貨FXが初めての方はGMOコインを利用するとよいでしょう。
仮想通貨FXおすすめ取引所「BITPoint」
出典: https://www.bitpoint.co.jp//
BITPointでは、最大レバレッジ25倍で外貨を含めた4通貨ペアの仮想通貨FXが可能です。
現在BitPointは以下の5つの仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
現物取引での取り扱い通貨は5種類ですが、レバレッジ取引の扱いはビットコインのみです。
国内ではBitPointにしかないトレードツール「MT4(メタトレーダー4」を無料で使うことができます。
また、「近い将来海外取引所に乗り換えたい!」とお考えの方はBITPointの利用をお勧めします。
その理由は、BITPoint側が送金手数料を負担してくれるため、証拠金を現物で調達して海外取引所に送るときに便利だからです。
MT4(メタトレーダー4)とは、自動売買(EA)機能や数十種類のテクニカルツールを備えた高機能PCソフトです。 スマホでも利用可能です。
BitPoint FXサービスを利用するには「BITPoint FX取引口座」の開設が必要です。
仮想通貨FXおすすめ取引所「DMM Bitcoin」
出典: https://bitcoin.dmm.com/
DMM Bitcoinは、アルトコインのFX取引が国内最多の取引所です。
運営会社であるDMM.comは、メディアでもよく目にする動画コンテンツや証券、為替FXといった幅広い事業を手がけており、こちらも信頼性の高い取引所だと言えます。
また、FXについては「口座数日本一!」の実績がありますので安心して取引ができますね。
現在DMM Bitcoinは以下の7つの通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
最大レバレッジ5倍の「DMM Bitcoin」はビットコインだけではなく、アルトコインFXもできます。(14種の通貨ペア)
複数通貨ペアがあると、万一の場合もショート・ロング戦略を分散して行えるので安心ですよね。
仮想通貨初心者でも扱いやすいチャート画面や外出時の強い味方であるスマホアプリも完備されています。
仮想通貨FXおすすめ取引所「BitMEX(ビットメックス)」
海外の取引所と言うと少し敷居が高く感じて引いてしまうことがあるかもしれませんが、本格的に仮想通貨FXをしたい方にはBitMEXがおすすめです。
BitMEXは何と言っても最大100倍のレバレッジをかけての取引が可能であり、世界トップの取引量を誇っている取引所と言うことです。
- ビットコイン(XBT)
- カルダノ(ADA)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
海外取引所と言うと英語ができないから難しそうと思われるかもしれませんが、BitMEXは日本語対応している数少ない取引所です。
また、心配なセキュリティーに関しても、BitMEXは現物取引を行なっていないことを生かしコールドウォレットによる厳重なセキュリティー管理を行なっているようで安心です。
難点としては、日本円の入金や日本円を基軸通貨とした取引ができないことですが、高倍率のレバレッジで本格的に仮想通貨FXを始めたい人にはぜひ挑戦してみていただきたい取引所です。
仮想通貨FXを始める前にすべきこと
仮想通貨FXの取引を始める前に必ずしなくてはならないことが2つあります。
- 仮想通貨取引所の口座の開設
- 口座に日本円を入金
リスクが伴う仮想通貨FXですが、値動きやレバレッジに注意すればしっかりと利益を出すことも可能にしてくれます。
[BITPoint]日本円の入金方法
入金方法はとっても簡単で、どこの取引所でも同じ手順ですので覚えておくとよいでしょう。
今回はBITPointを例に解説します。
取引所口座開設→日本円入金→ビットコイン購入
PCからの入金
出典: https://www.bitpoint.co.jp//
では、早速日本円を口座に入金しましょう!
BITPointのホームページ上であなたの口座にログインします。
ホーム画面の上部にある「入出金・振替」をクリックします。
出典: https://www.bitpoint.co.jp//
すると、一覧が表示されますので、「入金先口座情報」をクリックします。
BITPointの入金口座が表示されます。
提携金融機関は合計3種類(ジャパンネット銀行・住友SBIネット銀行・イオン銀行)ありますので、お好きな口座を一つ選択し、入金金額を入力します。
入金の手続きはこれで終了です。
振込をしてから数時間後には、反映されていますので入金を確認しましょう。
ホーム画面右側の「資産状況」を確認します。
出典: https://www.bitpoint.co.jp//
円換算合計が入金した金額と一致していれば入金完了です!
振込み時は名義人の後に9桁の数字を入力しなくてはなりませんが、忘れてしまった場合はBITPointのサポートにメールで問い合わせればしっかりサポートしてくれるので安心してくださいね。
スマートフォンからの入金(BITPoint walletアプリとは)
BITPoint walletはビットコインとイーサリアムに対応した仮想通貨の決済アプリです。
仮想通貨取引所を運営しているBITPointが提供しています。
BITPointには専用アプリがありませんので注意してください。
BITPoint取引所のアカウントがあれば、BITPoint walletと連携して取引所で売買した仮想通貨をそのまま送受金することができます。
スマートフォンで仮想通貨の売買注文をしたい場合は、ブラウザ上から行うことになりますので覚えておきましょう。
出典: https://www.bitpoint.co.jp//
ホーム画面の赤〇部分から一覧を表示させます。
一覧が表示されますので「入出金・振替」をタップします。
さらに一覧が表示されるので「入金先口座情報」をタップします。
3つの口座情報が表示されるので、好きな口座に入金したい金額を振り込みます。
振り込み方法はPCの振り込み方法と同じです。
BITPoint walletは決済アプリであるため、仮想通貨の売買はできませんのでご注意ください。
仮想通貨FXの始め方(注文方法)
取引所に登録し入金まで行なったら、実際に仮想通貨FXを始めてみましょう。
レバレッジの設定
ビットポイント の場合、まず最初にレバレッジの倍率の設定を行いましょう。
レバレッジの倍率設定には「口座管理」から「レバレッジコース選択」を選びます。
そして、2・5・10・25倍までの中で、倍率を選びましょう。
取引画面の見方
画面の見方は基本的に、現物取引と変わりません。チャートで値段の確認や今後の市場の流れを予測し、板で現在入っている注文の確認ができるようになっています。
ロングかショートか選ぶ
レバレッジ取引では、売りから入る(ショートポジションを持つ)ことができます。
市場の傾向をみて、上がりそうな時は買い、下がり調子の時は売りから入るようにしましょう。
基礎的な注文方法
仮想通貨FXと聞くと難しそうとの印象を受ける人も多いかもしれませんがFXの注文も基本的な注文方法は現物取引と同じ注文方法から始められます。
ただし、ショートから入れる点や現物取引ではなかったような注文方法もFXだとできるようになるので、より本格的にFXをしてみたい人は色々な注文方法を試してみるといいでしょう。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFD-OCO(IFO)注文
- トレイル注文…etc
成行注文
成り行き注文はその時の市場の価格で買うので簡単です。
「成行」を選択して、数量入力、そしてショート(売り)かロング(買い)かを選択すれば注文完了です。
指値注文
指値は、自分が特になる売買の価格を決めて注文を出す方法です。
つまり、指値注文では、買いの場合は現在よりも低い価格、売りの時は現在よりも高い価格で注文を出しましょう。
指値注文の仕方は、「指値」を選択し、希望の売買価格、数量を記入し、売りか買いを選択するだけです。
逆指値注文
逆指値は損失を防ぐため、自分に損になる価格で売買が行えるように出す注文です。
つまり、買いの場合現在の価格よりも高い価格を、売りの場合現在の価格よりも安い低い価格を設定します。
逆指値の注文の仕方は指値注文の仕方と設定価格の高低が逆になるだけで基本的に同じです。
そのほかにも色々あるFXの注文方法
ほかにもFXでは、OCO注文やIFD注文といった損切りや利確の価格を決めてどちらかの注文のみ通るものや、新規注文と決済注文が同時にできる注文方法があります。
本格的にFXを初めてみたい人は色々な注文も使いこなせるようになるといいですね。
[初心者必見]仮想通貨FX(ビットコインFX)の始め方をわかりやすく解説!のまとめ
いかがでしたでしょうか?
仮想通貨FXは「ハイリスク・ハイリターン」な取引です。
日々の生活に影響が出ない範囲で、自分のルールを守りながら仮想通貨FXを楽しみましょう。
仮想通貨で大きな利益を得たい!という方はこの機会に仮想通貨FX取引を始めてみませんか?