今回のゼロはじMarketGuide相場解説アナリスト
仮想通貨トレーダー 髙橋 翔一郎(@Lexion13)
髙橋 翔一郎 -Shoichiro Takahashi-
株式投資の投資家として、長く経験を積み、仮想通貨バブルであった、2017年から仮想通貨トレードを行い、仮想通貨バブルが弾けた後もFX取引を中心に利益を出し、仮想通貨取引所Bybit(バイビット)では、トレードスコアで、世界TOP20に入り続けている仮想通貨トレーダー。
今週の仮想通貨相場
今週の相場は引き続きレンジ内の攻防が続く。
ビットコインのマイニングパワーの多くを保持する中郷四川省での洪水による影響で根を下げたビットコイン相場だが、結論影響は限定的でかつ、ハッシュレートへの影響も思ったほど大きくはなかった。
Bitcoin Hashrate historical chart
個人的にはマイニングを大規模で行なっている工場がなくなったところで経済合理性にしたがって他のマイニング工場が立ち上がることを考えると非中央集権型管理の強さを伺いしれます。
仮にどこかの国が戦争でも、地震でも、天変地異でも怒って日本政府が崩壊したら誰も日本円を管理するメリットはそこまで大きくないし、消えるでしょうという話です。
企業と一緒その国の通貨の価値は暴落して国債やほかその国が発行していた金融資産は紙屑となる未来が見えます。
その点ビットコインをはじめとしたブロックチェーン技術はノード管理を不特定多数がいつでも参加離脱ができる仕組みというのはある意味堅牢性が高いと言えると考えています。
ブロックチェーンに記載したデータは全世界のインターネット停止または電力停止にでもならない限りなくなることはないでしょう。
ビットコイン相場
さて、ビットコイン相場ですが、日足で弱めのトライアングルを組み立てている。
今週に限っては下値も上値も狭く、山谷が小さい。動くとすると明日以降開催されるG7が焦点となるか、アメリカのFRBやトランプの発言かといったところ。
他、NYダウ、金など相関係数がある指標に合わせて動くかといったところ。
1日足
日足レベルで大きなトライアングルを形成、スイングトレーダーであれば一応ロングポジションを持って、レンジ内でポジションを解消する場面。
トライアングル内はふたパターンだけ考えればよくブレイクした時とブレイクせずレンジ内に収まったとき双方で利益的なポジションを組み立てられる。
俗に言うダマシはどの相場にもあることなのである程度の遊びを持たせたロスカットが必要とされる場面でしょう。
エリオットの5波動で記載した通り上がるパターンと下がるパターンを双方記載しています。
4時間足
粒度をあげた4時間足。
あまり日足と戦略は変わりません。
レンジ内は現状下限にいるのでロングでポジションを組み立ててレンジ内で利確。レジスタンスブレイクが見える場合は組み立てたポジション半分ほどを持っていく形です。
出来高が多い状況では無いので高騰も下落も早いスピードでやってくる可能性があります。
大口からすると容易にブレイクさせることができる状況といって良いでしょう。
直近は9,820USD~9900USDラインでポジションを持ちたいところ。
ショートを入れるには早すぎるので控える方針です。
サポートのレンジブレイクをみて追いかける形がリスクリワードの観点からよろしいかと考えています。
ビットコイン相場まとめ
現状は大きなトレンド転換もないので通常通りサポートとレジスタンスを意識したトレード行えばまず問題ないと考えられる。
明日以降のイベントも鑑みてポジションを持たないと言う選択肢も全く問題ないと考えます。
ライトコイン相場
掲載している画像はLTC/BTCペアでBinanceのチャートです。
ダウ理論的にとても強固なサポートが0.0069BTCラインにあり、ロングの絶好の機会とみています。
半減期を無事に迎えたライトコインですが、例にもれず半減期1ヶ月前からの下落が止まりません。
ここら辺でロングポジションを拾えると大変よろしいかなと思います。
また、歴史もビットコインよりはちょっと浅いくらいで、他の仮想通貨と比べるとのその信頼性や利便性も高いのでやや投機的な判断となりますが、お伝えしたい通貨ペアだと考えています。