今回のゼロはじMarketGuide相場解説アナリスト
仮想通貨トレーダー 髙橋 翔一郎(@Lexion13)
髙橋 翔一郎 -Shoichiro Takahashi-
株式投資の投資家として、長く経験を積み、仮想通貨バブルであった、2017年から仮想通貨トレードを行い、仮想通貨バブルが弾けた後もFX取引を中心に利益を出し、仮想通貨取引所Bybit(バイビット)では、トレードスコアで、世界TOP20に入り続けている仮想通貨トレーダー。
今週の仮想通貨相場
ビットコインにおいて、トライアングルを下に抜けたことにより相場は弱気に転換。
現状も引き続き下値を切り下げ、上値を切り下げ、典型的なダウントレンド。
ポジションはショートを細かく刻んでいく方針です。
今週は主にテザーの大量発行ミス、G7のリブラ懸念発言など、
基本的にリブラによって上昇したこの相場はリブラによって崩れる可能性が高いです。
リブラ系のニュースには敏感に反応してイベントドリブンでトレードしても取れる相場と言えます。
ビットコイン相場
トライアングルを下に抜けたあと、ジリジリ上値を切り崩している状況。
7月17日の下値は9080USDつけた際には流石に反発して10000USD台で推移していますが、基本的にいつ10000USD台を下に抜けてもおかしくない状況が続いています。
10000USD抜けた後は日本円大台の100万円を抜ける可能性も視野に入れてトレードしていくべきでしょう。
1日足
今週つけた9080USD最低守ってくれたラインとして機能すると考えます。
現状は価格を下げながらもRSIはほぼ50をつけている状況でどちらに動いても値幅はまだまだある状況。
インジケーターが中立と言ってもトレンドはダウントレンドを形成。今現物以外で買いに走るのはかなり危ないと思います。
4時間足
個人的に4時間足を見る時間が一番長いです。
現状はトライアングルないでヘッドアンドショルダーを形成しつつも、トライアングルの下抜けから再度ヘッドアンドショルダーを形成している状況です。
ただこの直近形成しているヘッドアンドショルダーに関しては完成しない可能性も視野にいれて見ています。
軸としては下に見ながらこのヘッドアンドショルダーを見てからポジションを作り直すのもありです。
ロスカットラインが近い上でショートポジションを持つのはありです。
ビットコイン相場まとめ
先週はトライアングル形成中だったためポジティブな目線でしたが、11,000USD割ってからはネガティブに切り替えるを得ないと申し上げた通り、
このダウントレンドはどこまで引きずるか見ものです。
次は9100USDラインを割った際には最悪なシナリオも頭に残しています。
イーサリアム相場
イーサリアムは現状他のアルトコインとい比べても価格の推移的に見劣りする銘柄となっています。
現状のビットコインとイーサリアムの価格推移を棒グラフにしてみると下記のようにかなり割ってわいけないサポートをどんどん破っているような状態。
1日足
200USD割った局面がありますが、かなりきつい価格の暴落とも言える状況です。
ここは弱気の一言
4時間足
大きな下落からRSIの冷却も完了しており、ここでショートをどこでとるか探るにはいいポイントです。
ビットコインとの相関が高いのは間違い無いですが、ビットコインほど価格が上昇するわけではなく、ビットコイン以上に価格が下落する昨今の傾向をみるにとてもリスクリターンが合う状況と言えるでしょう。
イーサリアム相場まとめ
ゆっくりショートを打ち続けるしかありません。
ファンダメンタルでは次の開発アップデートが来年1月を予定しており、2019年7月時点ではまだまだ弱気相場を脱するには足りない状況と考えます。