今回のゼロはじMarketGuide相場解説アナリスト
仮想通貨トレーダー 髙橋 翔一郎(@Lexion13)
髙橋 翔一郎 -Shoichiro Takahashi-
株式投資の投資家として、長く経験を積み、仮想通貨バブルであった、2017年から仮想通貨トレードを行い、仮想通貨バブルが弾けた後もFX取引を中心に利益を出し、仮想通貨取引所Bybit(バイビット)では、トレードスコアで、世界TOP20に入り続けている仮想通貨トレーダー。
今週の仮想通貨相場
ビットコインは引き続き高値圏でボラティリティが一瞬収束するかと思いきやFRB議長による仮想通貨リブラへの深刻な懸念発言により下落を開始し、ボラティリティが復活した形。
ビットコインを始めとした仮想通貨の価格は伸び悩む中、NYダウが初の27,000USDを突破。
主要経済指標と逆相関しやすい仮想通貨は残念ながら逆風と見れます。
ビットコイン相場
先週提示した大きな鈍角のトライアングルを抜けた後急上昇もつかの間、下落してレンジの真っ只中を推移。
トレンド的にはテクニカルで上昇に転じるもFRB議長のリブラ懸念によるファンダメンタルによって上値を限定的にしつつ下落した形。
1日足
先週のトライアングルよりもさらに鋭角にするようにトライアングルの形成中。
執筆中現在時刻ではトライアングルを形成するかどうかの瀬戸際という考え方が正しく、すぐに手を出すのは危ない状況。
12,000USD手前あたりでロングを仕込んでトライアングル収束地点よりは下の価格でポジションを持ちたい。
正直リブラというFacebookが新しく出した仮想通貨により上昇した相場なので、リブラで下落という形はよくある話で、有り体で話すと「期待で買われ、現実で売られる。」というよくある状況と言ったところか。
4時間足
粒度を細かく4時間足にフォーカス。
4時間足では逆三尊を完璧に形成していたが、見事に否定された形になり、個人的にはなんども見た否定だが、わかりやすくあセンディングのトライアングルと割り切ってポジションを組み立てたい。
現状はレンジないで取引を行いつつレンジブレイクにはついていく形で考えています。
ビットコイン相場まとめ
わかりやすい相場形成になってくれて一安心という状況。
ここで11,000USDを割ってくるとかなりネガティブに切り替える他ありません。
イーサリアム相場
アルトコイン筆頭イーサリアムですが、上値を重たく下落を続けている状況だが、ビットコインにつられて上昇するという前提がありつつも、現在はビットコインにロングをした分だけイーサリアムにショートをする枠組みは変わらず続けて行きたい。
1日足
値動きが定まってない感があるイーサリアムだが、現状下値を切り下げている状況を見る限りネガティブな印象は抜けない。
だがビットコインの上昇からアルトコイン上昇という既定路線を仮説と置いて、一体どこでイーサリアムが伸びるのかという点にフォーカスすると、今日このタイミングはかなりロングエントリーに最適なチャートパターンと考えられる。
しかし、慎重に越したことはないので、下落中のイーサリアムにエントリーするよりは、ビットコインの方が安定感があると言える。
4時間足
チャネルが緩やかに下落している。
チャンル下限、CCI,RSI共に上昇シグナルと言った状況。
短期では小ロットでのロングをオススメするが、長居は禁物。
イーサリアム相場まとめ
ロングかショートか?聞かれると、どうしてもポジションを持ちたいなら目線ショートですと言わざるを得ない状況。
やはり360UDをつけた後のこの下落っぷりを見る限り上値は相当重いものと見るのが妥当でしょう。