やさしい仮想通貨の始め方を解説

Crypto facilities(クリプトファシリティーズ)の特徴、口座開設の手順、使い方

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仮想通貨のデリバティブ取引(先物)ができる海外取引所「Crypto facilities(クリプトファシリティーズ)」の特徴や口座開設の手順、入出金の方法などを解説しています。

まだ日本語での情報が少ない取引所ですが、ビットコインだけでなく、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップルでも最大レバレッジ50倍の仮想通貨FXができる、いま注目の取引所です。

Crypto facilitiesの口座開設はこちら

Crypto facilitiesってどんな取引所?

概要

Crypto facilitiesはイギリス・ロンドンを拠点とする仮想通貨取引所です。

現物取引ではなくデリバティブ専門となっており、期限なしの永久契約の先物取引ができます。

同じような無期限の先物取引ができる仮想通貨取引所に「BitMEX(ビットメックス)」がありますが、BitMEXで無期限契約ができるのは「ビットコイン/米ドル」だけです。

 

一方、Crypto facilitiesでは取り扱い通貨ペアのすべて(「ビットコイン/米ドル」「イーサリアム/米ドル」「ライトコイン/米ドル」「ビットコインキャッシュ/米ドル」「リップル/米ドル」「リップル/ビットコイン」)で永久契約の先物取引ができます

イギリスの金融行動監視機構(FCA:Financial Conduct Authority*1)によって、承認・規制を受けている取引所(FRN 757895)なので信頼性も高いです。

*1:日本で言う金融庁のようなもの。

サービス内容一覧表

2018年9月18日現在

取り扱い通貨数5種類
通貨ペアXBT / USD
ETH / USD
LTC / USD
BCH / USD
XRP / USD
XRP / XBT
入出金手数料入金:無料
出金:無料(ネットワーク手数料別途)
取引手数料メイカー:-0.03%
テイカー:0.05%(満期あり)、0.075%(永久契約)
トレードの種類先物
アプリなし
APIあり:ドキュメント
日本語対応なし
ソーシャルTwitter
Telegram
LinkedIn

先物取引の主な仕様

2018年9月18日現在

通貨ペアXBT/USDETH/USDLTE/USDBCH/USDXRP/USDXRP/XBT
最大レバレッジ50倍25倍50倍25倍
満期日永久
月次
四半期
永久
四半期
取引手数料メイカー:-0.03%
テイカー:0.05%(月次・四半期)、0.075%(永久)
資金調達(永久のみ)4時間ごとに、-0.05%~+ 0.05%の間で変動
ロスカット証拠金口座のポートフォリオ価値が、
MM(メンテナンスマージン)を下回った場合

満期日について

Crypto facilitiesには、Perpetual(永久)、Monthly(月次)、Quarterly(四半期)の3つの満期日があります。(XRP/XBTのみPerpetualとQuarterlyの2つ。)

Perpetualはその名の通り先物取引でありながら期限がありません。

保有しようと思えば永久にポジションを持ち続けることもできます。(ただし4時間ごとに資金調達が入るので注意。)

Monthlyは毎月最終金曜日が期限です。

Quarterlyは3月、6月、9月、12月の最終金曜日が期限となります。

期限が来たときにポジションを保有していると自動的に決済されます。

取引手数料について

メイカー手数料は-0.03%となっており、手数料を支払うのではなく受け取ることができます。

テイカーの場合は、0.05%(満期あり)、0.075%(永久契約)となり、満期の有無によって手数料が変わるので注意しましょう。

取引手数料は全通貨ペア同じです。

ファンディングについて

Perpetual(永久)のポジションを保有した場合、4時間ごとに資金調達(Funding)手数料がかかります。

4時間ごとの時間は、UTC(協定世界時)で12:00、16:00、20:00、24:00、4:00、8:00と決まっています。

ファンディングレートは、-0.05%~+0.05%の間で変動し、資金調達手数料がプラスかマイナスか、保有ポジションがロングかショートかによってファンディングを支払うか受け取るかが変わります。

レート/ポジションロング(買い)ショート(売り)
プラス支払う受け取る
マイナス受け取る支払う

ロスカットについて

Crypto facilitiesの必要証拠金には、以下の二つがあります。

Crypto facilitiesの必要証拠金

ポジションを保有する際に必要な証拠金(Initial Margin(IM):イニシャルマージン)

ポジションを維持するために必要な証拠金(Maintenance Margin(MM):メンテナンスマージン)

証拠金口座の金額がメンテナンスマージンを下回るとロスカットが発動します。

メンテナンスマージンはイニシャルマージンの半分となっており、イニシャルマージン、メンテナンスマージンともにポジションサイズによって変わり、ポジションサイズが大きくなるほど必要証拠金は増えます。

レバレッジ50倍25倍17倍
イニシャルマージン2%4%6%
メンテナンスマージン1%2%3%
通貨ペアポジションサイズ
XBT / USD0~500,000500,000~1,000,0001,000,000 を超える
ETH / USD0~250,000250,000~500,000500,000 を超える
LTE / USD0~250,000250,000~500,000500,000 を超える
BCH / USD0~500,000500,000 を超える
XRP / USD0~250,000250,000~500,000500,000 を超える
XRP / XBT0~250,000250,000~500,000500,000 を超える

Crypto facilitiesの口座開設手順

Crypto facilities

Crypto facilitiesに必要なものはメールアドレスのみです。

パスポート等による本人確認手続きも必須ではありません。


  • STEP.1
    Crypto facilities公式サイトを開く
    下記のボタンをクリックして、Crypto facilities公式サイトを開きます。

    Crypto facilitiesの口座開設はこちら


  • STEP.2
    登録画面を開く

    Crypto facilitiesトップページで右上の「sign up」をクリックします。


  • STEP.3
    登録する

    メールアドレスとパスワードを入力し、「Crypto facilitiesからのメールを受け取る。」「利用規約・プライバシーポリシーに同意する。」の2つのチェックボックスにチェックを入れます。

    さいごに「Sign Up」をクリック。


  • STEP.4
    メールを確認

    確認のメールを送信したと表示されるので、受信メールを確認します。

    「Please Verify Your E-Mail Address」という件名でメールが届いています。

    メール内の確認用URLをクリックします。


  • STEP.5
    登録完了!ログインする

    右上の「Log In」をクリック。

    メールアドレスとパスワードを入力してログインします。

    ログイン完了してトレード画面が開きます。


2段階認証の設定方法

Crypto facilitiesでは2段階認証の設定をしていないと入金してトレードを開始することができません。

口座開設後すぐに設定しておきましょう。


  • STEP.1
    設定画面を開く

    画面の右端に色々なアイコンのメニューが並んでいます。

    歯車アイコンをクリックすれば各種設定画面が開きます。

    各種設定から「Two-Factor Authentication」の「Activate」をクリック。


  • STEP.2
    QRコードをスキャン

    2段階認証設定用のQRコードが表示されるので、スマホで「Google Authenticator」を立ち上げてスキャンします。

    Google Authenticatorの右上の「+」をタップ。

    「バーコードをスキャン」をタップするとカメラが立ち上がります。


  • STEP.3
    2段階認証コードを入力

    Google Authenticatorに表示された数字6桁の認証コードを入力し、Activateをクリックすれば設定完了です。


アカウントレベルについて

Crypto facilitiesではアカウントレベルが「Tierなし」「Tier 1」と「Tier 2」の3種類があります。

口座開設を終えたばかりの段階は「Tierなし」です。

「Tierなし」だと仮想通貨の入金すらできないのでトレードも何もできません。

ですのでまずは最低限「Tier 1」にする必要があります。

Tierできること条件
なしなしメールアドレスを登録して口座開設
Tier 1仮想通貨の入金
トレード
1日$2,000、年間$100,000までの出金
2段階認証の設定
名前、住所、生年月日の登録
Tier 2出金限度額の設定なしパスポートのアップロード

「Tier 1」にする手続きの手順


  • STEP.1
    個人情報の登録画面を開く

    右端のアイコンメニューからチェックボックスのようなアイコンをクリックします。

    アカウント確認メニューが開くので、「Tier 1 Verification」の「Add Detail」をクリック。


  • STEP.2
    個人情報を入力する

    入力する項目は「名前」「住所」「生年月日」です。

    入力できれば「Submit Detail」をクリック。


  • STEP.3
    Crypto facilitiesでの確認を待つ

    「Your Tier 1 Verification is currently processing.(現在進行中)」と表示されます。

    確認は1分で完了するとのこと。


  • STEP.4
    完了

    そのまま1分ほど待つと「Your account is Tier 1 Verified.(アカウントはTier1となりました。)」と表示されます。

    パスポートをアップロードしてTier2にすることもできますが、Tier1でも1日の出金限度額が2,000ドル、年間の出金限度額が100,000ドルあります。

    それで問題なければTier1のままで大丈夫です。


Crypto facilitiesへの入金方法

Crypto facilitiesに入金できるのは仮想通貨のみです。

日本円や米ドルなどの法定通貨は入金できません。

入金手数料は無料です。


  • STEP.1
    Depositを開く

    右端のアイコンメニューから上下の矢印のアイコンをクリックすると「Balances」画面が開きます。

    「Balances」には「Cash」と「Margin」の2つのウォレットがあります。

    「Margin」は証拠金として使う場合に入金するウォレットです。

    外部から直接入金できるのは「Cash」です。

    「Cash」の入金したい通貨の「DEPOSIT」をクリックします。


  • STEP.2
    ウォレットアドレスを表示

    入金用のウォレットアドレスが表示されます。

    他の取引所等からこのアドレスに送金すればOKです。


証拠金口座への資金移動手順

Crypto facilitiesでは他の取引所等から入金した仮想通貨は「Cash口座」に入ります。

そのままでは先物取引の証拠金として使うことはできません

証拠金口座(Margin)に入金するには、CashからMarginへ資金移動(Transfer)する必要があります。


  • STEP.1
    TRANSFERを開く

    右端のアイコンメニューから上下の矢印のアイコンをクリックして「Balances」を開きます。

    振替させたい通貨の「TRANSFER」をクリックします。


  • STEP.2
    振替内容を入力

    「Origin」は振替元、「Destination」は振替先です。

    たとえば「Cash」の「ビットコイン」を「Margin」の「XBT:USD 」に移動させたい場合は上図のように選択します。

    入力できれば「Submit Transfer」をクリックします。


証拠金について

Crypto facilitiesでは、取引する通貨ペアの仮想通貨を証拠金として入金する必要があります

またJPY(日本円)やUSD(米ドル)は証拠金にはできず、入金もできません。

 

たとえば「ETH / USD」の通貨ペアを取引する場合、証拠金にできるのはETHのみです。

XBTやBCHなど他の仮想通貨を証拠金として「ETH:USDのMargin口座」に入れることはできません。

 

 

Crypto facilitiesからの出金方法

Crypto facilitiesではアカウントレベルによって出金限度額が設定されています。

Tier 11日$2,000まで
年間$100,000まで
Tier 2制限なし

出金手数料は無料ですが、ブロックチェーンのマイナーに支払うネットワーク手数料は別途、出金数量から引かれます。


  • STEP.1
    出金画面を開く

    右端のアイコンメニューから上下の矢印のアイコンをクリックします。

    「Balances」画面で、出金したい通貨の「WITHDRAW」をクリックします。


  • STEP.2
    出金内容を入力する

    出金先アドレスと数量を入力します。

    「High Priority」「Medium Priority」「Low Priority」では、ブロックチェーンでの処理の優先度を設定します。

    優先度を高くすれば処理が早くなりますが、ネットワーク手数料が高くなります。

    優先度を低くすればネットワーク手数料は安く済みますが、処理が遅くなります。

    ネットワーク手数料は出金した額から引かれます。(ネットワーク手数料を引かれた数量が送金される。)


トレード画面の解説、使い方

Crypto facilitiesのトレード画面は上図のような構成になっています。

トレード画面はスマホには対応していないので、基本的にパソコンでトレードすることになります。

Margin Balances(証拠金残高)では、マージン口座に入金している残高やイニシャルマージン、証拠金維持率などを確認できます。

ロスカットにならないために注意して見るようにしましょう。

通貨ペアの選択

左上には通貨ペアの選択画面があります。

通貨ペアごとに「Perpetual(永久)」「Month(月次)」「Quater(四半期)」の期限を選ぶようになっています。

通貨ペアの選択画面の右には、選択した通貨ペアの出来高や高値・安値などのデータのほか、Perpetualでは「Funding Rate(資金調達率)」や「Next Rate(次の資金調達までの時間)」なども表示されています。

Month(月次)では、「Maturity Date(満期日)」「Maturity Time(満期時間)」「Settlement(決済までの時間)」などが表示されています。

Quater(四半期)でもMonth(月次)と同様のデータが表示されています。

注文の種類

Crypto facilitiesの注文種類は「Market Order(成行注文)」「Limit Order(指値注文)」「Stop Order(ストップ注文)」の3種類の注文が可能となっています。

Market Order(成行注文)」では、購入(売却)する数量のみ入力して、「Buy|Long」または「Sell|Short」をクリックします。

そのときの相場価格ですぐに約定します。

すぐに買いポジション(売りポジション)を取りたいときに有効ですが、テイカー手数料がかかるので注意しましょう。

Limit Order(指値注文)」では価格を指定して「買い(売り)」を入れられる注文方法です。

買い注文の場合、指定した価格より安くなれば買い、売り注文の場合は、指定した価格より高くなれば売ります。

基本的にはメイカーとなりメイカーリベートを受け取ることができますが、板に載っている注文と約定してしまうとテイカーになってしまう場合もあります。

Stop Order(ストップ注文)」は別名、逆指値注文とも呼ばれ、指値注文と逆の動きをする注文方法です。

Crypto facilitiesのストップ注文はLimit価格も入力するストップリミット注文となっていますので、相場がストップ価格になって発注された後は指値注文と同じ挙動になります。

買いの場合、指定した価格(ストップ価格)より高くなれば指値注文が発注され、売りの場合は、指定した価格(ストップ価格)より安くなれば指値注文が発注されます。

主に損切り注文をあらかじめ入れておく場合に使います。

高機能チャート

チャートは世界中の取引所で使われている高機能チャート「TradingView」です。

様々な設定を好みに合わせてカスタマイズでき、豊富なインジケーターを利用できるので高度なテクニカル分析にも対応できます。

インジケーターはチャート上部のグラフアイコンをクリックすれば一覧が表示されます。

まとめ

以上、「Crypto facilities」の特徴、口座開設の手順、入出金の方法、トレード画面の解説等を行いました。

海外の仮想通貨FXの取引所と言えば「BitMEX」が有名ですが、「Crypto facilities」ではビットコインだけでなく、アルトコインでの最大レバレッジ50倍での無期限契約が可能となっています。

ビットコインで取引するなら「BitMEX」に軍配が上がりますが、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップルでも無期限契約で取引したい!という場合は「Crypto facilities」も面白い選択肢となってくれることでしょう。

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