コインチェックにアカウントを作ったものの、コインチェックでは取扱いをしていない通貨を購入するために、別の取引所にコイン送金したいというときがあるでしょう。
しかし、やり方を間違えたらどうしようと不安になってしまい、送金ができないという人もいるのではないでしょうか。
今回はコインチェックでの送金のやり方や注意点についてご紹介します。
最後まで読めば、送金の仕方をマスターできるでしょう!
コインチェックの基本情報 | |
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運営会社 | コインチェック株式会社 |
資本金 | 9,200万円 |
設立 | 2014年 |
取扱い通貨 | BTC・BCH・ETH・ETC・XRP・LTC・XEM・LSK・FCT |
セキュリティ | 2段階認証 コールドウォレット マルチシグネチャウォレット |
現物取引手数料 | 0% |
信用取引 先物取引手数料 | 0.05%(借入手数料/日) |
信用取引/先物取引 | レバレッジ最大5倍/なし |
日本円出金手数料 | 400円~756円 |
BTC出金手数料 | 0.005BTC |
入金方法 | 銀行振込、コンビニ入金/ネット銀行(停止中)、クレジットカード(販売所のみ) |
提携銀行 | 住信SBI銀行、りそな銀行 |
加入協会 | 一般社団法人日本ブロックチェーン協会 幹事 一般社団法人日本仮想通貨事業者協会 正会員 一般社団法人FinTech 会員 |
コインチェックの送金方法について
コインチェックでの仮想通貨の送金が、2018年1月に起こったNEM流出事件以降停止になっていたのですが、3月12日に一部通貨の出金が再開されました。
なお、出金再開仮想通貨は以下になります。
- BTC
- BCH
- ETH
- ETC
- XRP
- LTC
これらの送金は再開されていますので、別の取引所に送金したい場合は上記の中で取引のペアに対応しているものを選ぶようにしましょう。
ここからは送金方法について説明していきます。
送金方法①送金する仮想通貨を選ぶ
出典: https://coincheck.com
まずはどの仮想通貨を送金するか選びます。
コインチェックは他の取引所と比べると取扱い銘柄が多いことが特徴ですが、送金できる種類も多いという特徴があり、ビットコインだけではなく、リップルやイーサリアムなどのアルトコインも数多く取り揃えています。
なおコインチェックで取り扱いしている仮想通貨は以下になり、以前はコインチェックで取り扱っている仮想通貨はすべて送金ができたのですが、現在は上記のように一部の仮想通貨のみとなっています。
コインチェックで取り扱っている仮想通貨 |
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※送金できる仮想通貨は赤字 |
送金方法②「ラベル」と「新規宛先」を入力する
出典: https://coincheck.com
「送金先リストの編集」を選択し、「ラベル」と「新規宛先」を入力していきます。
- ラベル:送金先の名前(人の名前や取引所の名前。重要性は低め)
- 新規宛先:コイン送金先のアドレス
ラベルは重要性は低く、自分が見て分かるような名前を設定しておくのがいいでしょう。
新規宛先に入力する送金先アドレスは間違えてしまうと取り返しがつかないことになりますので、必ずアドレスをコピーして貼り付けた後に、アドレスに間違いがないかしっかりと確認しましょう。
間違えたアドレスに送金してしまうと二度と仮想通貨を戻すことができません。
送金先アドレスを1つ1つ手打ちする人もいるのですが、打ち間違える可能性もありますので、できるだけ送金先アドレスをコピペするようにしましょう。
出典: https://coincheck.com
正しく入力できていることを確認し、「送金する」をクリックします。
コインチェックの送金手数料はいくら?
コインチェックから送金するには手数料がかかります。
コインチェックユーザー間の送金なら送金手数料が無料になるのですが、別の取引所に送金する場合はどの仮想通貨も送金手数料がかかりますので、チェックしておきましょう。
BTC | 0.001BTC |
ETH | 0.01ETH |
ETC | 0.01ETC |
LSK | 0.1LSK |
FCT | 0.1FCT |
XRP | 0.15XRP |
XEM | 0.5XEM |
LTC | 0.001LTC |
BCH | 0.001BCH |
すべてチャートによって少し手数料が変動しますが、送金手数料は数十円~数百円程度ですので、普通に日本円で送金するよりもやすいと言えるでしょう。
送金でトラブル!原因と対処法について
コインチェックから仮想通貨を送金するにあたり、トラブルが起きることがあります。
ここでは送金でよくあるトラブルの原因や対処法をご紹介します。
- ビットコインがなかなか送金されない
- アドレスを間違えて送金してしまった
ビットコインがなかなか送金されない
ビットコインの送金手続きをしたのにずっと「手続き中」のままで、なかなか送金が完了しいないことがあります。
送金時間の問題はコインチェックの問題ではなく、ビットコインのブロックチェーンで起こるものです。
ビットコインの取引を行うと、その取引はブロックチェーン上にマイナーと呼ばれる人たちによって記録されます。
つまり、ビットコインの取引量が増えれば増えるほど送金時間が遅くなる傾向があるのです。
最近ビットコインの取引量が増えており、送金時間が1時間2時間かかることも珍しくありません。
ビットコインのブロックは最短10分に1つしか生成されず、ブロックサイズによって取引できる取引量に限りがあるため、ブロックがいっぱいになってしまうと、次のブロックへと回されます。
このように取引がなかなかブロックに記載されず、承認されなければ、送金がどんどんと遅れてしまうのです。
高速入金用のアドレスがある
通常の入金用アドレス以外に、高速入金用アドレスというものがあります。
この高速入金用アドレスに送金をすることで、送金時間を通常よりも早めることができます。
ただし、通常よりも送金手数料が高くなりますので、早く送金したい事情があるときはこの高速入金用アドレスに送金することをおすすめします。
アドレスを間違えて送金してしまった
出典: https://coincheck.com
「送金先のアドレスを間違えて送金してしまった!」と焦ってしまったことはありませんか?
基本的にはアドレスを間違えて送金してしまうと、2度と戻ってきませんが、以下の条件を満たす場合、コインチェックで送金手続きをした後に送金をキャンセルすることができます。
- 送金元がコールドウォレットではない送金情報詳細のところに
- 「送金をキャンセルする」が表示されている
コールドウォレットとはハードウェアウォレットとも呼ばれ、専用の端末に保存するウォレットです。
このコールドウォレットの場合、一度送金してしまうと元に戻すことができません。
また、「送金をキャンセルする」ボタンが表示されていればキャンセルすることができるのですが、一定時間が過ぎると送金をキャンセルすることができませんので、できるだけ送金前に送金先アドレスが間違えていないか確認しましょう。
出典: https://coincheck.com
正常にキャンセルされると上記のようになりますので、この画面が出たら無事にキャンセルとなります。
アプリで送金をキャンセルする方法
コインチェックの公式アプリでも送金をキャンセルすることができます。
アプリで送金キャンセルする場合は、メニュー項目にある「取引履歴」から送金申請をキャンセルします。
ただし、アプリのバージョンや機種によって表示が異なる場合があります。
●iOSアプリの場合
出典: https://coincheck.com
メニュー項目にある「取引履歴」を選びます。
出典: https://coincheck.com
キャンセルしたい送金申請をタップする。
出典: https://coincheck.com
送金情報の詳細の下にある「送金をキャンセルする」を押す。(送金が完了している場合はキャンセルできない)
出典: https://coincheck.com
画面上に「キャンセルしました」と表示されたら、キャンセル完了。
●Androidアプリの場合
出典: https://coincheck.com
出典: https://coincheck.com
キャンセルしたい送金申請を選ぶ
出典: https://coincheck.com
「送金情報の詳細」の下にある「送金をキャンセルする」を押す(送金が完了している場合はキャンセルボタンはありません。)
出典: https://coincheck.com
画面上に「キャンセルしました」と表示されたら、キャンセル完了です。
コインチェックで仮想通貨を受け取る方法は?
コインチェックでは本人確認ができると、一部の機能を使う事ができ、郵送はがきが届く前でもコインを受け取ることができます。
ここではコインチェックでの仮想通貨の受け取り方法を説明していきます。
仮想通貨の受け取り方法について
出典: https://coincheck.com
メニューから「コインを受け取る」を選び、受け取りたい仮想通貨とタブを選びます。
各仮想通貨によって説明が異なりますので、受け取りをする前に必ず確認しましょう。
送金元の手続き画面で、必要事項を入力して送金を行います。
仮想通貨によって必要事項が異なりますので、しっかりとチェックしましょう。
必要な項目が入力されていないと、入金されない可能性がありますので、コインチェックへ送金する場合は十分に確認しましょう。
初めて受け取る場合
出典: https://coincheck.com
初めて受け取る場合は「アドレス作成」を押し、受け取りアドレスやQRコードなど必須項目を確認しましょう。
コインチェックの送金まとめ
今回はコインチェックの送金方法についてまとめました。
最後まで読んだあなたはコインチェックの送金方法やトラブルの解決方法について知ることができたでしょう。
現在コインチェックは新規登録が停止中で既存ユーザーのみ利用することができるのですが、送金の方法が分からないという方はぜひ参考にしてください。
コインチェックへ送金したお金を使って仮想通貨を購入する方法についての詳細はこちらの記事で解説しています。