リップルとビットコインはどんな違いがあるの?
値動きに関連性はあるの?
こんな疑問を感じてはいませんか?
仮想通貨の中でも特に人気の高いリップルとビットコイン。
その違いを理解すれば、仮想通貨取引の幅がぐっと広がるでしょう。
この記事ではリップルとビットコインの違い、将来性を徹底比較!
お得に購入できる取引所、購入方法までやさしく解説します!
- 両者の価格は57%程度連動している
- リップルとビットコインは開発意図が違う
- 今勢いがあるのはリップル
- リップルは仮想通貨取引所で購入できる
- リップルの仮想通貨取引所はBITPointがおすすめ
- BITPointなら登録だけで3,000円相当がもらえる
* ここでご紹介している価格等は基本的に2018年10月1日現在のものです。
目次
リップルとビットコインの現在の価格
仮想通貨におけるリップルとビットコインの立ち位置を確認しておきましょう。
ご覧の通り、ビットコインは最も市場価値の高い仮想通貨です。
仮想通貨市場全体の時価総額のうち、50%以上を占めています。
リップルは3番手に位置する仮想通貨です。
イーサリアムが長らく2番手を独占していましたが、2018年9月22日にはリップルが上回りました。
出典: https://coinmarketcap.com
またすぐにイーサリアムに抜かれてしまいましたが、直近はリップルの値動きの勢いが目立っています。
リップルとビットコインのチャートは連動している?
上で見たように、ビットコインは現時点で最も影響力の高い仮想通貨です。
仮想通貨における基軸通貨になっており、法定通貨を仮想通貨に変えたり、アルトコインを購入したりするハブになっています。
そのため一般的に仮想通貨のチャートはビットコインに連動して価格が変動することが多いのです。
ビットコインの価格が下がれば必然的にアルトコインの価格が下がりやすくなる、ということです。
例に漏れず、リップルも多少はビットコインの価格に連動します。
しかしリップルの場合、その影響が比較的少ないという特徴があります。
具体的に見てみましょう。
リップルとビットコインの値動き
リップルとビットコインの価格変動を比べてみましょう。
取引量の多い米国ドル建ての週足チャートで比較していきます。
2017年-2018年4月
この時期のリップルとビットコインの値動きは似た軌道を描いています。
仮想通貨市場全体が大きく盛り上がった2017年12月-2018年1月をピークに上昇。
知名度の低かったリップルの方が若干遅れて高騰しているのがわかります。
その後は下降トレンドを描き、3月下旬を底にやや上昇しています。
2018年5月-2018年10月
5月に入ってからは再び仲良く下降トレンドへ。
しかし、赤枠で囲っている7月以降の値動きはこれまでに比べて相関が小さくなっています。
つまりリップルがビットコインの影響を受けにくくなっているのです。
特に9月下旬のリップルの上昇は特徴的です。
他の主要な仮想通貨のチャートと並べてみると、リップルが独自の値動きをしているのがわかります。
リップルは最近になるほどビットコインの値動きに左右されにくくなっていると言えそうです。
リップルとビットコイン価格の相関は比較的小さい!
リップルとビットコインの価格の開きがどれぐらいあるのか、相関係数という数値で見てみましょう。
出典:https://www.sifrdata.com/cryptocurrency-correlation-matrix/
この表はビットコインに対する主要な仮想通貨の相関係数です。
オレンジで囲ったリップルの数値を見てみると、ビットコインに対する相関係数は57%。
(*2018年10月1日現在。集計期間は過去90日)
これは主要なアルトコインの中で最も低い数値です。
これを見れば、ビットコインの価格が下落しても影響を受けにくい傾向にあるのは明らかです。
リップルとビットコインが連動しにくい理由は?
どうしてリップルは他の仮想通貨に比べてビットコインの影響を受けにくいのでしょうか。
以下のような理由があります。
- 開発目的が違う
- 性能・技術が違う
- 管理・マーケティング
一言で言うと、リップルはビットコインや他の仮想通貨に対して差別化ができていると言えます。
リップルとビットコインの特徴
リップルとビットコインの値動きに違いを生んでいる、仮想通貨としての特徴。
前の章で挙げた3つのポイントを、詳しく確認していきましょう。
リップルとビットコインの特徴:開発目的
リップルとビットコインは開発目的に違いがあります。
- ビットコイン:銀行に依存しない貨幣を目指す
- リップル:銀行業務や送金の最適化
ビットコインは既存の貨幣価値に帰属しない、新しい貨幣価値を創造するために開発されました。
ブロックチェーン技術によって信頼性を保証することに成功した、世界で初めての仮想通貨です。
リップルは法定通貨の送金や決済といった既存の仕組みを効率化するために開発されています。
手数料を抑え、よりスピーディーな送金を実現するのがリップルの目的です。
リップルとビットコインの特徴:性能・技術
言ってみれば、ビットコインが仮想通貨の基礎を作った存在であり、リップルはその発展系として生まれた仮想通貨。
後から開発されているため、リップルの方がより実用性を重視した仕様になっています。
リップルには以下のような機能的な特徴があります。
- 送金が速く、手数料が安い
- 承認にPoCを採用している
- 新規発行・マイニングが存在しない
送金時間と手数料
リップルは低コスト、かつ高速な送金を実現するために作られた仮想通貨。
1秒間で1500件もの送金を処理することができ、1件あたりの所用時間はおよそ4秒。
手数料もほとんど発生しません。
ビットコインの場合、1秒間に処理できるのは5件前後。
送金が承認されるまでに最短でも10分程度かかります。
状況によりますが、リップルに比べると数倍~数十倍の手数料がかかってきます。
ビットコインの承認はPoW、リップルはPoC
リップルのこうした機能性の秘密は、PoC(Proof of Consensus)という承認アルゴリズムにあります。
ビットコインやイーサリアムが採用しているPow(Proof of Work)は、分散的に取引の承認を行います。
PoWの承認作業はマイニングと呼ばれ、労働の対価として報酬を得られます。
リップルのPoC は、信頼性の高い金融機関が取引を承認します。
中央集権的に取引を承認することで、高速化と手数料の削減を実現しているのです。
この仕組みをバリデートと呼びます。
リップルの承認方式についてはこちらの動画で詳しく解説されています。
新規発行・マイニングの有無
PoWの場合、マイニングの報酬として新しい仮想通貨が発行されます。
PoCを採用しているリップルにはマイニングの概念がありません。
リップルの発行上限である1000億枚の発行が完了しており、新しく発行される予定はありません。
こうした特徴を解説していくだけで膨大な文字数になってしまうため、ここではさらっと解説しました。
リップルの特徴についてもっと詳しく知りたい!という方は、こちらの記事をご覧ください。
2018年10月1日現在、リップルの価格は1XRP=約66円。
ビットコインの価格は1BTC=約75万円。
リップルは高性能なのに、どうしてビットコインと比べてこんなにも安いのでしょうか。
それは、発行枚数に関係しています。
ビットコインは発行枚数の上限が2100万枚に決まっており、現在も発行が続いています。
先ほどご紹介した通り、リップルは1000億枚の発行が完了しています。
そのため、一枚あたりの価格が薄まっているのです。
価格は性能に比例するわけではなく、すべて需要と供給から決まっているということですね。
リップルとビットコインの特徴:管理・マーケティング
ビットコインはブロックチェーンによって分散的に管理・運営されています。
リップルは、ビットコインに比べてやや中央集権的ということができます。
リップル社という会社が管理しており、PoCの処理を行うバリデーターはリップル社が選定しています。
リップル社は世界中でマーケティング活動を行なっており、リップルの活用を促進しています。
こうしたダイレクトな動きにより、金融機関や大企業との連携を拡大しています。
リップルとビットコインは直接的に競合する仮想通貨ではありません。
特性や用途によって住み分けができています。
どちらかが淘汰されるのではなく、iPhoneとAndroidのように共存できる可能性が高いでしょう。
リップルとビットコインどっちの方が将来性が高い?
リップルとビットコインはどちらの方が将来性が高いのでしょうか。
結論から言うと、今後の伸び代に期待できる材料が多いのはリップルです。
機能面はもちろん、国家や大企業と連携したプロジェクトなど、政治面も考慮して戦略的にマーケティングを行なっています。
リップルは実用化が加速する
リップルは2018年に実用化が進むことが明らかになっています。
10月には、リップルが提供しているサービス「xRapid」の実用化が決定しています。
さらに、リップルの技術を活用した日本企業の送金アプリも公開予定。
こうした明るい話題が重な理、9月の急上昇を招いたと考えられています。
リップルは大企業との連携が進んでいる
リップル社の政治力も将来性に期待できる要因のひとつです。
世界的に有名な金融系企業や銀行とのネットワークを構築し、リップルの活用や新技術の研究開発を行なっています。
銀行
- 三菱UFJ銀行
- イングランド銀行
- インド準備銀行
- 住信SBI銀行 など
企業・協会
- アメリカンエキススプレス
- IBM
- SWIFT(国際銀行間通信協会)
- シンガポール証券取引所 など
その他
- マサチューセッツ工科大学 など
ここに挙げた企業はリップルが構築するRippleNetのほんの一部。
そのネットワークの大きさが感じられます。
さらに、「SWELL」というリップル主催のカンファレンスには、世界中の金融機関や政府関係者が参加。
アメリカのビル・クリントン元大統領も登壇しています。
こうした政治的な力の強さは、仮想通貨の普及に大きく影響を及ぼします。
リップルに対する専門家の見解
リップルの将来性について、数多くの専門家がポジティブな予想を発信しています。
- NASDAQ:数年で5ドルになる
- SBI北尾氏:将来的に10ドルになる
- Wallet investor(仮想通貨予測サイト):2019年に11ドル以上になる
世界最大の取引所であるニューヨーク証券取引所(NASDAQ)が上記の予想をしたのは2017年9月。
その際に2018年の間に1ドルに到達することを的中させているため、5ドルになるという予想にも期待が持てます。
また、東証一部企業であるSBIグループの社長・北尾氏もリップルの躍進を予想。
仮想通貨の予測サイト「Wallet investor」でも現在の10倍以上の上昇が見込まれるとしています。
リップルとビットコインの将来性まとめ
いかがだったでしょうか。
もちろんビットコインに対しても価格上昇を予想する専門家も多数います。
しかし、ビットコインはイーサリアムやリップルに対する機能な優位性がないと言えます。
そのため今後どちらかに取って代わられる可能性が高いとされています。
管理が完全に分散化されているため、機能改善やマーケティングなどの小回りもリップルの方がスムーズ。
リップル基軸の取引所なども次々に誕生しており、今後さらなる発展に期待が持てるのです。
リップルとビットコインを購入できる仮想通貨取引は?
ビットコインは国内のすべての仮想通貨取引所で購入することができます。
リップルも人気の仮想通貨ですが、ビットコインに比べると若干選択肢が絞られます。
リップルとビットコイン両方を取り扱っている仮想通貨取引所は以下の通りです。
口座の新規開設を中止しているコインチェック、現物取引に対応していないDMM Bitcoinは対象外としています。
その中でも、以下の点を重視して取引所を選ぶのがおすすめです。
- コスト (手数料)
- 信頼性・セキュリティ
- 使いやすさ
- 拡張性 など
こうしたポイントを重視して、おすすめの取引所をご紹介します。
1位:BITPoint(ビットポイント)
BITPoint(ビットポイント)は国内でもっともおすすめな取引所です。
本田圭祐さんがイメージキャラクターを務めていることでも知られています。
会社の信頼性やセキュリティは国内取引所で最高峰。
取引手数料・クイック入金手数料が無料なのでお得にリップルを購入できます。
自動売買対応の取引ツール「MT4」が使えるなど機能面も充実。
初心者だけでなく、上級者からも支持されています。
リップルとビットコインだけでなく、仮想通貨を買いたい方すべてにおすすめできる取引所です。
2位:bitbank(ビットバンク)
bitbank(ビットバンク)はリップルの取扱量でたびたび世界一になっている取引所です。
流動性が高く、取引手数料も無料なのでお得にリップルやビットコインを取引できます。
ブロックチェーン大学校という教育機関を運営しており、セキュリティに対する信頼感もバッチリ。
運営会社の資本力や事業実績という点ではBITPoint(ビットポイント)が優勢ですが、総合点の高い優秀な取引所です。
3位:GMOコイン
GMOコインはとにかく簡単でスムーズに仮想通貨を購入したい方におすすめな取引所です。
東証一部上場のGMOグループが運営しており、信頼性と使い勝手は申し分ありません。
販売所形式なので価格はやや割高ですが、その分使いやすさは抜群。
スマートフォンでもスムーズにリップルやビットコインを購入できます。
仮想通貨を初めて購入する方や、外出先から取引したい方におすすめです。
4位:VCTRADE(VCトレード)
「VCTRADE(VCトレード)」は今後に期待が集まっている取引所です。
何よりも特徴的なのが、リップルの活用を支援しているSBIホールディングスの子会社が運営している点です。
SBIグループは東証一部上場の超大手証券会社。
新しい取引所なだけにサービス面での特徴は少ないですが、セキュリティや信頼性は超一流。
言ってみればリップル推しの会社が運営している取引所なので、今後リップルの購入が有利になるような施策を盛り込む可能性は高いでしょう。
リップルとビットコインを取引できる海外取引所
仮想通貨取引に慣れるまでは国内の取引所を使うのがおすすめです。
しかし、上級者を目指して効率的に取引したいなら海外取引所も選択肢の一つ。
国内の取引所では、リップルのレバレッジは最大5倍。
海外取引所のBitMEXなら、リップルに20倍のレバレッジをかけられます。
国内最大のレバレッジ倍率を提供しているGMOコインよりも高いので、短時間で大きな利益を狙えうことができるんです。
レバレッジをかけたFX取引には借金する可能性もありますが、その心配はありません。
BitMEXは預けた証拠金以上の損失が出ない「ゼロカット」という仕組みがあるので安心して取引できます。
海外取引所なので日本円は使えませんが、国内取引所で買ったビットコインを送金すればすぐに取引ができます。
レバレッジをかけて取引したい!という方はぜひチェックしてみてください。
リップルやビットコインを購入する方法
BITPointを例に、リップルを購入する手順を確認してみましょう。
大まかな流れは以下の通りです。
- 仮想通貨取引所の口座開設をする
- 口座に日本円を入金する
- 日本円でリップルを購入する
リップルの購入に必要な取引所の口座開設が済んでいない方は、こちらの記事を参考に開設を進めてください。
また、入金の方法はこちらで詳しく解説しています。
リップルの購入手順
BITPointでは、リップルを購入する際に以下の購入ツールを選ぶことができます。
- ベーシックな「WEB取引ツール」
- 高性能な「BITPoint ADVANCE」
- スマホアプリの「BITPoint Lite」
などリップルを購入する方法が複数あります。
ここでは初心者のかたにもおすすめな「WEB取引ツール」の使い方をご紹介します。
リップルの買い方
WEB取引ツールはWEBブラウザで動く取引ツールで、パソコンでもスマホでも使うことができます。
アプリケーションのダウンロードをしなくても使える点が人気です。
販売所のような簡単な操作で板取引ができるため、初心者を中心に選ばれているツールです。
WEB取引ツールでは「ストリーミング」「シングル」「逆指値」の3つの注文方法があります。
ストリーミングとシングルには「成行」と「指値」の注文タイプを選ぶことができます。
簡単にいうと、ストリーミングは販売所のような操作感。
シングルと逆指値は一般的な板取引というイメージです。
仮想通貨を初めて買うというは、操作がシンプルなトリーミングがオススメです。
WEB取引ツールでリップルを買う手順
実際にストリーミングで注文する操作方法を確認していきましょう。
- STEP.0BITPointにアクセスする
- STEP.1WEB取引ツールを開く
画面上部の項目から「仮想通貨取引」を開き、「WEB取引ツール」に進みます。
- STEP.2XRPを選択
通貨ペアを変更します。
リップルを取引する場合は「XRP/JPY」を選びます。
MEMOもしビットコインを購入したい場合は、「BTC/JPY」を選ぶだけでOKです。
- STEP.3注文方法にストリーミングを選択
画面右側にある注文方法で「ストリーミング」をクリックします。
- STEP.4注文内容を入力する
購入数量の欄に、購入したいリップルの量を入力します。
執行条件の項目は「成行」のままで問題ありません。
最後に取引暗証番号を入力し、「買」ボタンをクリックします。
- STEP.5注文内容の確認
表示される注文内容を確認し、問題なければ「執行」をクリックします。
注文に成功したことを知らせる画面が出てきますので、「OK」で完了します。
ストリーミングは基本的に発注が完了するとすぐ注文成立(約定)となります。
- STEP.6約定内容の確認
約定した取引の内容を確認したいときは、メニューの「取引照会」から「約定照会」を開きます。
いくらでどれだけのリップルを購入したか、が表示されているのがわかりますね。
リップルやビットコインを購入時の税金は?
リップルやビットコインを購入したとき、税金はどのタイミングで何%ぐらいかかってくるのでしょうか。
課税対象になる「雑所得」として申告が必要なのは以下のような場合です。
- 売却によって利益が確定したとき
- 仮想通貨で別の仮想通貨を購入したとき
- 仮想通貨でサービスや商品を購入したりするとき
こうしたタイミングで出た利益が20万円を超えた場合、申告が必要になります。
つまり、仮想通貨は持っているだけでは確定申告の必要ありません。
リップルやビットコインを売却して利益が出た時、またビットコインでリップルを購入したときに課税対象になる可能性があるのです。
もちろん自営業の方、フリーランスの方は金額にかかわらず確定申告が必要です。
その他、仮想通貨に関する税金の計算方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
リップルとビットコインを徹底比較!まとめ
リップルとビットコインの基礎知識と、仮想通貨としての持ち味を比較してきました。
ビットコインの方が比較的値動きが安定しています。
その反面、リップルの方が大幅な価格上昇が期待できます。
複数の仮想通貨を保有することはリスク分散になります。
あなたがもしリップルを購入してみたい!と感じたのであれば、今回ご紹介した購入手順を参考に購入してみてはいかがでしょうか。