ビットメックスでログインできなかったんだけど、どうしたらいいの?
このページでは仮想通貨の海外取引所「BitMEX(ビットメックス)」にログインできないときの原因と解決方法をパターン別に解説しています。
BitMEXにログインできなくなって困っている方は参考にしてみてください。
- ログインできないときはまずメールアドレス・パスワードが正確に記入されているか確かめよう
- パスワードを忘れた時はパスワードの再発行をしよう
- 2段階認証ができなくなった時は日本語でポートにメールを送ろう
- ビットメックス自体のサーバー状態や、ブラウザとの相性を確かめよう。
- アカウントがロックされている等原因がわからない時は問い合わせよう
- アカウントの作り直しも一つの手
- アカウントはこちらのリンクから作ると半年間手数料無料!!
ログインできない原因と解決方法
ログインできない時の原因は以下の5パターンに切り分けることができます。
メールアドレス・パスワードの入力間違い
一番オーソドックスなログインできない原因のひとつが「メールアドレス」または「パスワード」の間違いです。
上図のように「 Incorrect Credentials. Please try again.(入力内容が間違っています。もう一度試してください。)」とエラーメッセージが表示されます。
「いやいや絶対間違ってない!」という方も下記のポイントを確認してみてください。
・メールアドレスやパスワードの前後に半角スペースが入っていませんか?
・キーボードの「Caps Lock」がONになっていませんか?
・メールアドレスの「@(アットマーク)」が全角になっていませんか?
どうしてもパスワードが分からない場合
下記手順でパスワードのリセットができます。
- STEP.1パスワードリセットを開く
ログインフォーム下部の「パスワードまたは2 要素デバイスをお忘れですか?」をクリックします。
- STEP.2メールアドレスを入力
BitMEXに登録しているメールアドレスを入力し「パスワードをリセット」をクリックします。
- STEP.3メールを確認する
メールが送信されているとのことなので受信メールを確認しましょう。
「BitMEX パスワードのリセットリクエスト」という件名で上図のようなメールが届いているはずです。
「パスワードをリセット」とある青いボタンをクリックします。
- STEP.4新しいパスワードを入力
新しいパスワードを入力し「新しいパスワードを確認」をクリックします。
- STEP.5パスワードリセット完了
「お客様のパスワードは正常にリセットされました。ログインしてください。」と表示されます。
メールアドレスと新しいパスワードでログインしましょう。
登録したメールアドレスが分からなくなった場合
パスワードのリセットにも登録したメールアドレスが必要なため、登録メールアドレスが分からなくなった場合はログインすることができません。
ですがパスワードのリセット機能を利用して登録メールアドレスを調べることができます。
パスワードのリセット画面で思い当たるメールアドレスを入力すると、BitMEXに登録済みのメールアドレスであった場合のみパスワードのリセットメールが届きます。
パスワードのリセットメールが届ければそのメールアドレスで登録しているということです。
「思い当たるメールアドレスが今ではもう受信することはできない。」という場合はもう無理です。
ログインする方法はパスワードを自力で思い出すしか方法はありません。
2段階認証コードが分からない・取得できない
認証アプリ「Google Authenticator」をインストールしているスマホが故障したり紛失したりして2段階認証コードを取得することができなくなった場合、サポートに連絡することでアカウントを復旧できる可能性があります。
件名を「2 要素デバイスの紛失」としてBitMEXのサポート(support@bitmex.com)にメールを送りましょう。
メールは英語でなくても日本語で大丈夫です。
あとはサポートからの指示に従いましょう。
BitMEXのサーバーが落ちている
BitMEXはサーバーの安定性が高くあまり落ちたりしないですが、まれにサーバーがダウンしてしまいログインできなくなることがあります。
#Bitmex 一時的にログインできない状態から完全死亡しましたとのこと笑
今日はお祭り終わり!! pic.twitter.com/2j1c1GgYZb— mago_d (@mago_d0) February 2, 2018
この状態だとユーザー側でできることは何もありませんので、おとなしくサーバーが復旧するのを待ちましょう。
BitMEXの公式ツイッターでもアナウンスがある場合もあるのでフォローしておきましょう。
ブラウザとの相性
BitMEXが対応しているブラウザは「Google Chrome」「Firefox」「Opera」となっています。
「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」は非対応となっています。
Safariについては不明ですが、実際に使ってみたところ特に問題なく使えるようです。
非対応のブラウザでログインしようとすると上図のようなエラーが出てログインできません。
一番相性が良いのは「Google Chrome」です。
特別な理由がない限り「Google Chrome」で利用するようにしましょう。
403 forbiddenというエラーが出る
ログインしようとする「403 forbidden」というエラーメッセージが表示されログインできないことがあります。
「403エラー」が表示される原因は主に3パターンあります。
・使用しているブラウザの問題
・リロードの繰り返しやAPIなどでBitMEXのサーバーに負荷をかけたため一時的にアクセス拒否されている
・負荷をかけすぎたためアカウントがロックされている
使用しているブラウザの問題
「Google Chrome」以外のブラウザを使っていると「403 forbidden」が出てしまうことがあります。
使用するブラウザを「Google Chrome」に変更してからログインを試してみましょう。
リロードの繰り返しやAPIなどでBitMEXのサーバーに負荷をかけたため一時的にアクセス拒否されている
BitMEXのサーバーに負荷をかけるような行為をした場合、アクセスを拒否される場合があります。
特に注意しないといけないのは「API」を使っている場合です。
「bot」を動かすときの設定を間違って注文エラーなどを繰り返すと403で拒否されます。
参考 BitMEXでbotを動かす時のLeverageの設定を間違えると403で利用停止になるので注意noteまた2018年11月10日からAPIの仕様変更が実施され、特殊注文ができなくなっています。
参考 条件付き注文の終了につきましてBitMEX Blogこれにより「条件タイプ(contingencyType)部分」に指定がある注文は拒否されます。
それに気づかずbotでしつこく注文を繰り返していると403エラーとなるので注意しましょう。
明日日本時間21時より
BITMEXでMMBOT(高速板約定BOT)の拒否が行われます
(鯖負荷軽減)さらっとした通知なので忘れている方もいるかもしれませんので
MMBOT利用者はお気をつけてください私はポジションクローズに伴う「価格変動および板の混乱」に注意します
詳細https://t.co/XIA2uDdrOp https://t.co/yKcjQiqFbk
— 仮想NISHI (@Nishi8maru) November 9, 2018
一時的な制限の場合、時間が経てばログインできるようになります。
ただしAPIのエラーは必ず修正してから注文を再開しましょう。
負荷をかけすぎたためアカウントがロックされている
BitMEXのサーバーに負荷をかける行為を繰り返してしまうとアカウント自体をロック(停止・凍結)されてしまう可能性があります。
botを運用する場合は十分注意しましょう。
参考 BitMEXからお叱り(涙) ボットでAPIに負荷かけすぎるとbanされるよ銭ナビアカウントがロックされる条件やbanされないための注意点などは下記ツイートが参考になります。
BitMEXでのIP-Ban事象。MEXサポートの渡辺様にエンジニアの方につないでいただきました。Ban条件・注意点は下記の通り。MEXとの良好な関係づくり・健全なトレード環境を実現するためにも、bot開発者の方はこの情報を参考に、極力MEX側に負荷をかけないようなbot作りを徹底していただけると助かります。 pic.twitter.com/KsXfSneaEL
— AKAGAMI 卍 (@akagami_v2) June 9, 2018
一応、書き出して簡単に訳しておきます。
1. If your bot receives a 4xx error, e.g. 400, 401, 402, 403, 404, 429 then that means the request is bad. The bot should not re-try the request. Please make the bot stop if it receives an error. If you keep sending bad requests the user gets an API ban
botが400系エラー(400、401,402,403,404,429)を受信した場合、リクエストは無効です。
この場合リクエストを再試行せず停止するようにしてください。
もしそれでもリクエストを送信し続けるとAPIを禁止されます。
2. The bot should subscribe to margin via WebSocket and only submit orders when margin.excessMargin > 0
WebSocket経由でマージンを購読し、margin.excessMargin> 0のときのみ注文すること。
3. The bot should never send an order with orderQty = 0
orderQty = 0で注文してはいけません。
4. The bot should only submit orders when it has enough margin:
For contracts with instrument.multiplier > 0: Math.abs(orderQty * instrument.multiplier * price) * position.initMarginReq < margin.excessMargin
For contracts with instrument.multiplier < 0: Math.abs(orderQty * instrument.multiplier / price) * position.initMarginReq < margin.excessMargin十分な証拠金があるときのみ注文すること。
アカウントをロックされてしまった場合はサポートに連絡して解除方法を教えてもらうしかありません。
日本語で大丈夫なので、BitMEXのサポート(support@bitmex.com)にアカウントが凍結されてしまった旨と解除してもらうにはどうすればいいか丁寧に聞いてみましょう。
またBitMEXのサポートアドレス(support@bitmex.com)の場合、なかなかメールが返ってこなかったりするので、急ぐ場合は別のメールアドレスで新しいアカウントを作り、ログイン後のサポートチケットから問い合わせてみましょう。
サポートチケットからの問い合わせ手順
- STEP.1サポート画面を開く下記リンクからBitMEXのサポート画面を開きます。
- STEP.2ログインする
右上の「Login」をクリックしてログインします。 - STEP.3新しいサポートチケットを作る
右上の「New support ticket」をクリックします。
- STEP.4内容を入力して送信する
メールアドレス、件名、問い合わせ内容を入力して「Submit」をクリックします。
必ずログインしているアカウントではなく、別アカウントについての問い合わせであることを明記しましょう。
残高がないのならアカウント作り直しも手
BitMEXはパスポート等による本人確認手続きも不要でメールアドレスさえあればすぐに登録できます。
ですので、ログインできなくなってしまったアカウントに証拠金の残高が入っていない、もしくは少額の場合はそのアカウントを諦めて新しく作り直すのも手です。
どうしてもログインできない場合の最後の手段として頭の中に入れておきましょう。
ちなみにこちらのURLから登録し直すと、手数料が半年間10%OFFになりますよ!!
まとめ
以上、BitMEXにログインできない場合の原因と解決方法を解説しました。
単純な入力間違い等を除くと、ブラウザによる問題とAPIのbanによるものがよくある原因です。
特にドテン君などの多くのユーザーが使っている有名botを使っている場合、もしそのbotにエラーが出た場合、一斉にbanされる可能性が高いので注意しましょう。
BitMEXのサポート品質は非常に高く、日本語で対応してくれますので、この記事で書いてあることを試してもログインできない場合は、サポートに問い合わせてみましょう。