ビットメックスを使いたいけれど入金の仕方が分からない?
入金ってどれくらい時間がかかるんだろう?
ビットメックス(BitMEX)は、最大100倍のレバレッジ、軽快で使いやすい取引ツールなどで人気の海外取引所です。
先物・FX専門の取引所なので、トレードを始めるためには、証拠金となるビットコインを入金することから始めないといけません。
このページではビットメックスにビットコインを入金する手順や入金のルールなどを解説しています。
特に他の取引所と大きく違うわけではないので、仮想通貨の入出金をやったことがある方なら問題ないと思います。
初めての方もこのページの手順通りに進めれば大丈夫です。
ビットメックス(BitMEX)への入金について
ビットメックスで取引を行う為には、まず仮想通貨を入金しなければいけません。
ビットメックスは、海外の取引所のため国内の取引所から仮想通貨を入金する必要がありますが、入金可能な通貨や入金手数料、最小入金金額、所要時間など入金についての諸情報をまずは見ていきましょう。
入金できる通貨は?
ビットメックスに入金できる通貨は「ビットコイン」のみです。
ドルや円、ユーロなどの法定通貨はもちろん、イーサリアムやビットコインキャッシュ、リップルなどの仮想通貨も入金できません。
またビットメックス内でのビットコインの表記は「BTC」ではなく「XBT」となっています。
これは単位の表記が異なるだけでビットコインであることに変わりはないです。
ビットコインには世間一般に広く使われている「BTC」という単位と、ビットメックスでも使われている「XBT」という単位の2種類あります。
元々は「Bitcoin」だから「BTC」と単純に決められ現在はそれが広く浸透しています。
ですが通貨の単位表記のルールとして「最初2つのアルファベットは国を表し、最後の1文字でその国の通貨を指す」とされています。(国際標準ISO4217による)
たとえば、日本円(JPY)は「JAPAN」の「JP」と「YEN」の「Y」ですし、米ドル(USD)は「United States of America」の「US」に「Dollar」の「D」となっています。
また国の通貨でない場合は先頭を「X」で始めることになっています。
たとえば「金」は「XAU」と表記され、「銀」は「XAG」となっています。
ビットコインをはじめとする仮想通貨はブロックチェーンによる分散管理を特徴としているので特定の国に属していません。
このことから「ビットコインも「X」から始まる表記をすべき」という動きがあり「XBT」が誕生したのです。
しかしながら、いまとなっては「BTC」が広く浸透しているため「XBT」と表記されることは多くありません。
入金手数料はかかる?
ビットメックスでは入金手数料は無料です。
他の取引所等から送金して入金することになるので、送金元の取引所によっては出金手数料がかかるので注意しましょう。
いくらから入金できる?
最小入金額は0.0001XBT(10000 Satoshi)となっています。
2019年2月8日現在の1XBTの価格は約36.8万円なので、0.0001XBT36.8円ほどですね。
ビットメックスは最大レバレッジ100倍のFXトレードが可能ですので、たとえば証拠金として0.0015XBT(約1,000円分)を入金すれば約10万円分の取引が可能です。
レバレッジが大きければ少ない資金しかなくても大きく儲けられる可能性があります。
もちろんその逆に損をする可能性もありますが、ビットメックスには追証がないので、もし損が出たとしても証拠金として入金した金額がなくなるだけです。
入金が反映するまでの時間はどれくらい?
入金が反映する時間は、出金元の取引所での出金作業にかかる時間、ブロックチェーンの混雑具合にもよって変わってきます。
ビットメックスはセグウィット(Segwit)に対応しているので、Segwit対応の取引所からの送金であればだいたい数分~30分程度で反映します。
もしなかなか入金されない・遅いという場合は「トラブルシューティング」をご覧ください。
ビットコインの入金手順
ビットメックスにビットコインを入金する方法は簡単です。
- ビットメックスの入金用アドレスを取得する
- 他取引所等から送金する
- ビットメックスで入金を確認する
今回は例としてビットポイントとGMOコインからビットメックスにビットコインを入金する手順を画像付きで詳しく解説します。
ちなみにビットコインFXをするならビットメックスが一番おすすめですが、「海外取引所はなんだか怖いからあまり使いたくない。」「初心者だからまずは簡単な所でトレードしたい。」という場合はGMOコインかBITPointをおすすめします。
GMOコインは初心者にやさしい取引所で、取引ツールも非常に使いやすいですしサポートも親切丁寧・迅速です。
ビットポイントは取引手数料や入出金手数料も無料、取引ツールも初心者向けから上級者用まで揃っているオールマイティな取引所です。
ビットメックスの口座開設は済んでいるものとして進めますので、まだの方は下記記事を参考にビットメックスへ登録を済ませておきましょう。
BitMEX(ビットメックス)の登録方法と使い方【日本語対応】ビットコインFXなら外せない海外取引所~ビットメックス(BitMEX)の入金用アドレスを取得する
- STEP.1アカウントを開く
ビットメックスにログイン後、左上のメニューから「アカウント」をクリックします。
- STEP.2入金を開く
アカウント画面で左サイドメニューから「入金」をクリックします。
- STEP.3ウォレットアドレスを表示
ビットコインの入金用アドレスが表示されます。
Segwit(セグウィット)対応のマルチシグアドレスとなっています。
このアドレスに他の取引所やウォレットから送金すればOKです。
GMOコインから出金する
次にGMOコインから出金する際の例も解説します。
GMOコインから出金できる最低数量は0.02BTC以上です。
ただしGMOコインのウォレット内の全額を送金する場合は下限はありません。
出金手数料は無料です。(ネットワーク手数料も不要)
- STEP.1仮想通貨の入出金を開く
GMOコインにログイン後、左サイドメニューから「入出金 > 仮想通貨」をクリックします。
- STEP.2ビットコインを選択
出金する銘柄の選択画面になるので「ビットコイン」をクリックします。
ビットメックスにはビットコイン以外の仮想通貨は入金できませんので注意しましょう。
- STEP.3送付画面を開く
「仮想通貨預入・送付」から「送付」をクリックします。
- STEP.4新しい宛先を追加する
出金画面になりますが、GMOコインではあらかじめ登録した出金先にしか出金できません。
ですので「新しい宛先を追加する」をクリックしてビットメックスのアドレスを登録します。
- STEP.5ビットメックスのアドレスを登録する
名称(ニックネーム)には自分で分かりやすい名前を付けます。
ビットコインアドレスの欄にはビットメックスの入金用アドレスをコピー貼り付けします。
入力できれば「登録する」をクリック。
完了しましたと表示されるので「閉じる」をクリック。
- STEP.6送金内容を入力する
「宛先選択」では送金先に先ほど登録したビットメックスのアドレスを選択します。
「送付数量」にはビットメックスに入金したいビットコイン数量を入力します。
さいごに2段階認証コードを入力し「確認画面へ」をクリックします。
- STEP.7確認して送金実行
送金内容を確認して問題なければ「実行」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
- STEP.8送金ステータスを確認
取引履歴で出金処理の状況が確認できます。
上図だと「ステータス」が受付となっているので、まだ出金処理は完了していません。
少し待つと「ステータス」が完了となります。
これでブロックチェーン上にビットコインが送金されました。
ビットポイントから出金する
ビットポイントからビットコインを出金する手順を解説します。
出金手順は取引所によっても違いますが、だいたいの流れは同じなのでご参考まで。
ビットポイントから送金できる最低数量は0.01BTC以上です。
0.01BTC以上であれば少数第8位まで指定することができます。
送金手数料は無料です。(ネットワーク手数料も不要)
- STEP.1仮想通貨の送金を開く
ビットポイントにログイン後、左上のメニューから「入出金・振替」をクリックするとサブメニューが開きます。
「仮想通貨送受金」から「送金(送付)」をクリックします。
- STEP.2BTCの送金を選ぶ
送金画面になります。
初期設定では最初から「BTC(ビットコイン)」の送金画面になっているはずですが、もし他の仮想通貨になっている場合は「BTC」を選択します。
- STEP.3送金内容を入力する
「送金先アドレス」に「BitMEXのアドレス」を入力し、「送金額」には「送金したいBTCの数量」を入力します。
2段階認証コードと取引暗証番号を入力し、最後に「確認画面」とある青いボタンをクリックします。
- STEP.4内容を確認
出金内容の確認画面となります。
間違いがなければ「執行」をクリック。
以上でビットポイントからのBTC出金手続きは完了です。
- STEP.6送金ステータスを確認
送受金履歴で送金状況を確認できます。
上図では「送金待ち」となっており出金はまだされていません。
この状態だと送金のキャンセルができます。
少し待つと「送金中」に変わります。
さらに待つと「処理完了」となります。
以上でビットポイントからの送金が完了しました。
ビットメックスで入金を確認する
- STEP.2ビットメックスの残高を開く
左サイドメニューから「残高」をクリックします。
- STEP.3取引履歴を確認する
ビットメックスへの入金をブロックチェーン上に確認できれば取引履歴に入金待ちとして表示されます。
「ステータス」が「Pending(入金待ち)」となっています。
取引履歴に「Pending」として表示されれば、あとは待つだけでちゃんと入金されるので心配いりません。
上図のようなメールも届きます。
- STEP.4入金完了
ステータスが「Completed(完了)」となれば入金完了です。
ウォレットの残高にも反映されているのが分かります。
入金完了すれば上図のようなメールも届きます。
今回は送金手続きからだいたい20分ほどで入金完了されました。
入金できない?つまづいたときのトラブルシューティング
入金を手順通りに行なったつもりでも、思わぬトラブルなども起こります。
今回はよくあるトラブルとその対応法を見ていきたいと思います。
- 入金アドレスが表示されない
- 入金された金額が増えている
- 入金された金額が減っている
- 入金されない
「timeout」と表示され入金用アドレスが表示されない
ビットメックスで入金用のアドレスを表示しようとしたときに「timeout」と表示されウォレットアドレスが取得できないことがあります。
原因は不明ですが、恐らくビットメックス側のサーバーに負荷がかかって一時的にエラーが起きていると思われます。
「timeout」が出てしまったときは、何度かページを再読み込みするか、一旦別のページを開いてから再度このページを開くことで回復することがあります。
何度繰り返しても「timeout」になる場合は少し時間をおいて開いてみましょう。
入金されたが金額が増えている
上述した入金手順の欄で「GMOコインから出金したのは0.02BTCなのに、ビットメックスのウォレットには2,000,000XBTとなっていて大幅に増えている!」と気になった方もいるかもしれません。
これ実は増えているわけではなくビットメックス上の単位表記の設定です。
ビットメックスの右上のメールアドレスが表示されている所をクリックすると主なオプションの設定メニューが開きます。
そこで通貨の表示単位を下記4パターンから選択することができます。
単位表記 | 1BTCを表記した場合 |
---|---|
XBt(Satoshi) | 100,000,000 XBt(Satoshi) |
μXBT(micro-Bitcoin) | 1,000,000 μXBT |
mXBT(milli-Bitcoin) | 1,000 mXBT |
XBT(Bitcoin) | 1XBT |
入金されたが金額が減っている
無事にビットメックスに入金されたが送金したビットコインの数量が減っているという場合、考えられるのは出金元で出金手数料(ネットワーク手数料)が引かれているケースでしょう。
出金元の取引所にログインして入出金履歴から手数料が引かれているかどうか確認してみましょう。
入金されない
いつまで経ってもビットメックスに入金されないときは、まずビットメックスの取引履歴に「Pending」として反映されているか確認しましょう。
ステータスが「Pending」として反映されている場合は時間がかかったとしたも必ず入金されます。
ブロックチェーン上での承認作業に時間がかかっているのかもしれません。
気長に待ちましょう。
出金元の取引所での出金処理は完了となっているのに、いつまで経ってもビットメックスの取引履歴にも反映しないという場合は注意が必要です。
- ビットメックスの入金用アドレスの入力間違い
- ビットコイン以外の仮想通貨を送金している
等の可能性が考えられます。
もう一度、出金元の取引所の入出金履歴を確認して上記2点を確認してみましょう。
まとめ
以上、ビットメックスの入金にかかる時間や入金の手順を解説しました。
ビットメックスは最大100倍のレバレッジでビットコインFXができるので、少ない証拠金しかなくても大きく儲けられる可能性があります。
まずは1,000円からでも始めてみてビットメックスの使いやすさやハイレバレッジのパワーを体感してみましょう。
→ BitMEX(ビットメックス)公式サイトはこちら