ビットコインでFXをしてみたいけど初心者で失敗しそうと思っている方はいませんか?
そんなFX初心者におすすめなのがビットフライヤーライトニングです。
国内の大手仮想通貨取引所のビットフライヤーは知っているけど、ビットフライヤーライトニングって何?と思う方も多いでしょう。
ここではビットフライヤーライトニングの特徴や使い方などについてご紹介します。
この記事を読み終わる頃にはビットフライヤーライトニングの使い方がマスターできるはずです!
運営会社 | 株式会社bitFlyer |
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設立 | 2014年1月9日 |
資本金 | 41億238万円 |
サービス | ビットコインの現物取引・FX取引・先物取引 |
ビットフライヤーライトニングとは
ビットフライヤーライトニングはビットコインの現物取引やFX取引や先物取引をすることができるサービスです。
ライトニング(lightning)とは「稲妻」を意味し、それに合わせて画面のデザインが雷をイメージし黒地にオレンジや黄色を使ったものになっており、効果音も使われています。
ビットフライヤーとビットフライヤーは提供元が同じですが、それぞれの機能が異なっています。(同じIDとパスワードで利用することができます)
ビットフライヤー | ビットフライヤーライトニング |
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取引の種類について
取引の種類は先述している通り、現物取引、FX、先物取引の3種類です。
●現物取引
現物取引は法定通貨と仮想通貨間、もしくは仮想通貨同士で行う売買のことを言います。
元々は実物同士の売買のことを指し、投資では一般的な方法となっています。
●FX取引
FX取引とは外国為替証拠金取引のことを指し、日本円と米ドルなどの国が違う法定通貨を交換して、その差額で利益を出す方法のことを言います。
仮想通貨でのFX取引はビットコインを現在の価格で売買を行って、利益が出そうなタイミングで再度売買をします。
現物取引と違うのが、実際に仮想通貨の受け渡しがあるわけではなく、買い注文と売り注文の差額を日本円として受け渡す方法になります。
また、自分の資金に一定の倍率(レバレッジ)をかけて、より大きな金額で取引ができるという特徴があります。
例えば、200万円で買い注文をしたビットコインを220万円になったタイミングで決済すれば、差額200万円を日本円として受け取ることができます。
このときビットコインが受け渡されているわけではないということが分かるでしょう。
ちなみにビットフライヤーではFX取引のことを“Lightning FX”と呼ばれています。
●先物取引
先物取引は元々値動きが激しい商品に、あらかじめ取引価格と取引日時を設定し、将来売買を行うときに、どのような値段がついたとしても、あらかじめ設定した価格と取引を行うことができる仕組みです。
売る側も買う側も将来の価格があらかじめ固定されているため、安心して取引を行えます。
ビットコインでの先物取引を行う場合、ビットコインが将来いくらになるのかを予想して、取引を行っていきます。
将来の希望した日時のビットコインの価格と現時点のビットコインの価格の差額が損益となるのです。
一般的なFX取引と大きな違いはいつ売買するのかをあらかじめ決めておくという点です。
ビットフライヤーでは“Lightning Futures”と呼ばれています。
レバレッジについて
FX取引と現物取引ではレバレッジというものがかけられます。
レバレッジの倍率は以下になります。
- 1倍
- 2倍
- 3倍
- 5倍
- 10倍
- 15倍
ビットフライヤーライトニングと見方と使い方
ビットフライヤーライトイングは味方を使い方を理解することで、簡単にトレードすることができます。
ここではビットフライヤーライトニングの見方や使い方をご紹介します。
FX取引・現物取引の切り替え方法
ビットフライヤーランとニングにはFX取引と現物取引があり、クリックするだけで画面を切り替えることができます。
出典: https://lightning.bitflyer.jp
まずはビットフライヤーのアカウント作成時に設定したIDをパスワードを入力してログインします。
出典: https://lightning.bitflyer.jp
このような画面になります。
チャートや注文版、メニュー画面などがあります。
出典: https://lightning.bitflyer.jp
画面の上にあるタブでFX取引と現物取引の切り替えができます。
なお、タブは以下のようになっています。
タブ | 内容 |
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BTC/JPY | 現物取引 |
BTC-FX/JPY | FX取引 |
BTC-FX/JPY-07JUN2018 | 先物取引 |
ETH/BTC | ビットコインとイーサリアムの取引 |
現物取引がしたい人はBTC/JPY,FX取引や先物取引をしたい人は「BTC-FX/JPY」か「BTC-FX/JPY-29SEP2017」を選択してください。
トレード画面をカスタマイズしてみよう
出典: https://lightning.bitflyer.jp
左にある丸いボタンを押すと、メニュー画面が表示されますので、そこからトレード画面のカスタマイズをしたり、入出金などをすることができます。
出典: https://lightning.bitflyer.jp
画像のようなメニュー画面が出てきます。
それぞれの機能は以下になります。
メニュー | 内容 |
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トレード | ビットフライヤーライトニングの取引画面に戻る |
チャットルーム | ビットコインの取引をするユーザー同士で意見交換ができる |
ニュース | 仮想通貨関連のニュースが常時更新される |
経済指標カレンダー | 「発表済み」と書いたタブに仮想通貨に影響のある経済指標速報が更新される |
損益履歴 | 損益履歴を日次、月次、年次の3つでグラフで確認できる |
お取引レポート | 取引履歴の確認ができる |
入出金 | クイック入金や送金や出金、証拠金の預け入れなどができる |
ランキング | 有効取引量の多いアカウントが日次、週次ごとにランキングで表示 |
API | プログラムで自動取引ができるサービス |
設定 | 操作方法や画像のカスタマイズができる |
このようにビットフライヤーライトニングでは自分好みにカスタマイズしたり、さまざまな情報を知ることができます。
例えば、チャットのニックネームの設定や画面を「低不可モード」に変更したり、トレード画面の色の変更などトレード画面を自分好みにカスタマイズすることができます。
効果音を消したい場合
ビットフライヤーライトニングの場合、板情報に変化があったり、取引成立すると、「チャリーン」や「シャラララーン」などという音が鳴ります。
お金のような音なので縁起が良さそうですが、他の取引所で無音でトレードしていると気になってしまうという場合も多いでしょう。
設定から効果音を消すことができます。
出典: https://lightning.bitflyer.jp
設定を開くと画像のようにサウンドの欄があります。
初期設定ではすべてにチェックが入っていますので、音を消したい場合はチェックを外して音が出ないようにしましょう。
注文板で注文情報を確認しよう
出典: https://lightning.bitflyer.jp
取引画面の中央に注文板というどれくらいで売買されているのかを見ることができるものがあります。
真ん中より上の「Ask」が売り注文、真ん中のより下の「Bid」が買い注文になります。
中央の白い文字で書かれた「最終取引価格」は最後に取引された価格のことを言います。
そして、「⇔」はスプレッドで売り注文と買い注文の差がどれくらいなのかを示しています。
つまり、ユーザー「希望額で取引がしたいです」ということや、最終的にいくらになったのかということを注文板で知ることができるのです。
ビットフライヤーライトニングで取引を行う方法
では実際にビットフライヤーライトニングで取引を行ってみましょう。
現物取引の場合
出典: https://lightning.bitflyer.jp
- 上のタブが「BTC/JPY」になっているのを確認し、「指値」「成行」「特殊」から注文方法を選択する。
- ビットコインの注文数量を選ぶ。(「+0.1」「+1」「+5」とありますが、この数量は設定画面から変更できるほか、すぐ下に直接欲しい数を入力できます。)
- 指値注文の場合は、自分で希望価格を入力する。(手入力でも大丈夫ですが、板に表示された値段をクリックすると自動的に価格が入力されます。)
- 「売り」「買い」のどちらかをクリックする。
なお、売り注文の時は赤枠の価格、買い注文の時は黄枠の価格を選択しましょう。
FX取引の場合
出典: https://lightning.bitflyer.jp
次にFX取引の方法を説明します。
注文方法は基本的に現物取引と同じですが、FXは「売り」から始めることもできます。
証拠金維持率のところにレバレッジが表示されています。
このレバレッジは設定画面から設定ができますので、お好みの倍率を設定するようにしましょう。
FXの場合、一度注文を出したら、最終的ンい反対注文を出してポジションの決済(建玉)をすることを忘れないようにしましょう。
なお「買い」のときは「売り」、「売り」の時は「買い」を入れることで決済をすることができます。
ちなみにビットフライヤーライトニングのFXでは両建てすることができないため、一度現在のポジションを決済して再度注文を入れることになります。
※画像のようにFX取引の指値注文の場合、「売り」「買い」のボタンが見切れることがあるのですが、もしうまくボタンが押せない場合は、「特殊」をタップすることで、指値、成行、その他の注文をすることができます。
先物取引の場合
出典: https://lightning.bitflyer.jp
先物取引も他の取引方法とやり方は一緒です。
ただし、先物取引ですので、上のバーから選ぶときに、今の日付よりも先の日付のものを選ぶ必要があります。
1週間ごとにわかれており、6月8日現在だと6月15日、6月22日、6月29日の先物取引を行うことができます。
表記は「BTC/JPY-15JUN2018」というように日付が書かれていますので、お好みの日付を選択してください。
特殊注文について
出典: https://lightning.bitflyer.jp
先ほど少しお話しましたが、「指値」「成行」以外に「特殊」と書かれたものがあります。
特殊を選択すると、以下のような特殊注文をすることができます。
注文の種類・執行条件 | 説明 |
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成行注文 | いくらでもいいので売買したいときに注文を出す方法。「買い注文」の時は最も低い「売り注文」、「売り注文」のときは最も高い「買い注文」で注文を出す。 |
指値注文 | 数量と金額を指定する注文する方法。指定した金額か、それよりも良い情景になるまで約定することはありません。 |
ストップ注文 | トリガー価格以上で買い注文、以下なら売り注文というように逆指値する注文のことです。 トリガー価格以上、もしくは以下になったら成行注文となります。 |
ストップ・リミット注文 | 逆指値注文で、トリガー価格以上もしくは以下になったら指値注文ができます。 |
トレーリング・ストップ注文 | 値動きに合わせてストップ注文のトリガー価格が自動で更新される注文方法です。 |
IFD | イフダン注文。一度に2つ注文を出して、1つ注文が成立されたら、2つ目の注文が自動的に発注されるようになっています。 |
OCO | 一度に2つ注文を出して1つ注文が成立したら、2つ目は自動でキャンセルされる方法 |
IFDOCO | IFDとOCOが組み合わさった方法でIFDが成立したら、OCO注文が発注される方法 |
ビットフライヤーライトニングまとめ
いかがでしたか?
今回はビットフライヤーライトニングの特徴や使い方についてご紹介していきました。
「FX取引をしてみたいけど難しそう」と思っていた方も始めてみようと思えたのではないでしょうか。
ビットフライヤーにアカウントを作成し、本人確認を終えていれば誰にでも使うことができますので、ぜひビットコインライトニングで取引を行ってみてください。