ビットフライヤー(bitFlyer)は日本で初めて作られた仮想通貨取引所で、国内でも最大級の取引所です。
そのため、ビットフライヤー(bitFlyer)に口座を作って、仮想通貨取引を行っていこうという人も多いのではないでしょうか。
ビットフライヤー(bitFlyer)で仮想通貨を購入する方法はいくつかあり、それぞれに特徴があります。
それぞれの購入方法を理解することで、仮想通貨の取引で失敗することを防ぐことができます。
今回はビットフライヤー(bitFlyer)で仮想通貨を購入する方法を一からご紹介していきます。
目次
ビットフライヤー(bitFlyer)について
仮想通貨の売買の場である仮想通貨取引所。
2017年から仮想通貨取引所を運営するために金融庁の認可が必要になりました。
現在認可を受けている16ヶ所の中で最も有名で取引量が多い仮想通貨取引所がビットフライヤーです。
ビットフライヤーの主な特徴は以下になります。
- 国内取引所の中で最も取引量が多い(2017年シードプランニング社調べ)
- 国内取引所の中で資本金・ユーザー数が最も高い
- リクルートや電通など大手企業の出資業績アリ
- 国内取引所の中で最もキャンペーン数が多い
- セキュリティが世界NO.1
国内最大級の取引所で安定感抜群
bitFlyerは国内最大級の仮想通貨取引所で、資本金・ユーザー数・取引量が最も多く、安定感がある取引所だといえます。
また、数多くの大手企業の出資業績があり、多くの企業がbitFlyerに、そして仮想通貨に注目しているということが分かるでしょう。
ビットフライヤーと提携しているビックカメラ全店でビットコイン決済が可能に
bitFlyerは数多くの大手企業と提携しており、その中のビックカメラはビットフライヤーと提携することで全店舗でのビットコイン決済を可能にしました。
そのため、Bitcoinの普及を後押ししているといえるでしょう。
セキュリティが世界NO.1
ビットフライヤーはセキュリティに力を入れており、世界NO.1のセキュリティレベルだと選ばれました。
特にハッキングなどで日本円が流出した場合、補償サービスがあるため安心して使うことが出来ます。
ビットフライヤーの登録方法について
まずはビットフライヤーに登録しましょう。
ビットフライヤーの登録手順は以下になります。
- アカウントを作成する
- 本人情報を入力する
- 本人確認書類をダウンロードする
- 取引目的の確認
- 転送不要書留郵便を受け取る
1.アカウントを作成する
まずはアカウントを作成しましょう。
アカウントを作成するだけならとても簡単にできます。
画像のように4つの方法でアカウントを作成できます。
- メールアドレスで作成
- Facebookでアカウント作成
- Yahoo!IDで作成
- Googleで作成
メールアドレスで作成することができるほか、FacebookやYahoo!、Googleにアカウント持っている人はそのアカウントを使って作成することができます。
アカウントを作成すると、以下の画像が出てきますので、チェックして「bitFlyerをはじめる」を押してください。
2.本人情報を入力する
アカウントを作成したら、以上のようなトップページが表示されます。
このままでは取引を行えませんので、設定ボタンから個人情報入力を行いましょう。
設定から「ご本人情報を入力する」をクリックと以上のような画面が出てきます。
名前、生年月日、性別、住所、電話番号を記入して「登録情報を確認する」をクリックすれば、本人情報の登録は完了です。
3.本人確認書類をダウンロードする
先ほどの設定のページに戻ると、「ご本人確認資料を提出する」というボタンがあります。
選択すると画像のようなページに飛びます。
ご本人確認書類として提出できるのは以下になります。
- 運転免許証
- 各健康保険証
- パスポート
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 住民基本台帳カード(写真入り)
- 各種年金手帳(平成8年以前に発行のもの)
- 各種福祉手帳
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国公的書類(外国人用)
選んで書類をアップロードして「ご本人確認資料を提出する」をクリックしたら、本人確認書類の提出は完了です。
ちなみに運転免許証を選ぶと以下の画像が出てきますので、書類を写真に撮ったものをアップロードして、提出してくださいね。
4.取引目的の確認
本人確認書類を提出したら次は取引目的の確認を行います。
画像にあるようにチェック項目がありますのですべてチェックをします。
- 「外国の重要な公人、もしくはその親族ではありません」にチェック
- 職業にチェック
- 取引の目的にチェック
チェックしたら「入力する」をクリックすれば完了です。
5.転送不要書留郵便を受け取る
ご本人確認書類を提出したら、登録内容を記載した書類が届きますので、それが届いたら取引を開始することができます。
実際に仮想通貨を購入してみよう!
アカウントを登録したら、次は実際に購入してみましょう。
仮想通貨の購入手順は以下になります。
- アカウントクラスをアップグレードする
- 日本円を入金する
- お好きな仮想通貨を購入する
①アカウントクラスをアップグレードする
ビットフライヤーで仮想通貨を購入するにはアカウントクラスのアップデートを行う必要があります。
ビットフライヤーでは以下の2つのクラスに分かれています。
- ウォレットクラス
- トレードクラス
トレードクラスへのアップグレードの方法は先述した登録方法のことですので、本稿を読みながら登録を行っていれば、あなたは今すぐにでも取引を開始することができます。
もしアカウント作成と本人情報入力までしか終わっていない方はまだ取引ができませんので今すぐに本人確認などを行いましょう。
②日本円を入金する
日本円で取引する方法は、日本円を取引所に入金するか、クレジット払いとなります。
日本円を入金する方法は以下の2つです。
- 通常入金
- クイック入金
クイック入金とは365日いつでも行える即時入金サービスです。
ただし、1回につき324円の手数料があるほか、上限30万円までしか入金することができません。
通常入金の場合は振込手数料は実費となり、当日以降に反映されます。
実費とは銀行の手数料やコンビニ払いにかかる手数料のことです。
手数料は各銀行やコンビニ払いによって違いますのでよく確認しましょう。
銀行振り込みなら住信SBIネット銀行がおすすめ!
銀行振り込みで入金するなら住信SBIネット銀行に口座を作り、入金するのがおすすめです。
入金をするときにどうしても手数料がかかってしまいます。
しかし、ビットフライヤーをはじめとする日本国内の取引所はほとんど住信SBI銀行が指定口座ですので、住信SBI銀行に口座から入金すれば振込手数料無料で入金することができるのです。
振込手数料も年間で見たら結構な額になりますので、住信SBIを利用して節約していきましょう。
③お好きな仮想通貨を購入する
入金したらお好きな仮想通貨を購入しましょう。
左のバーを見ると、「ビットコイン販売所」、「アルトコイン販売所」「ビットコイン取引所」があります。
販売所と取引所の違いは以下になります。
- 販売所:取引所が保有している仮想通貨を取引所の言い値で売買する
- 取引所:自分の売買したい額で仮想通貨の売買をすることができる
取引所は売りたい人と買いたい人の仲介の場です。
自分の買いたい額を入れて、それで売ってもいいという人がいればそれで取引が成立します。
ビットフライヤーはビットコインの取引所と販売所、アルトコインの販売所がありますので、ビットコインなら取引所、アルトコインなら販売所での購入がおすすめです。
ビットコイン取引所で購入する場合
●1.注文版を確認してみよう
上記はビットコイン取引所の画像です。
取引所を選ぶと画面中央に「注文板」が表示されますので注目してください。
赤く囲った中の左側にAsk(売り注文)、右側にBid(買い注文)があります。
画像を見ると、最も安く売られているのが、1,010,185円で数量が0.08400001となっています。
つまり「1,010,185円で0.08400001BTCまでなら売る」という人がいるのです。
そして、1BTCの場合ですと、1,010,193円ということになります。
もしもあなたが1BTCが欲しい場合、この値段で買ってもいいのですが、取引所では価格指定(指値注文)をしてみましょう。
●2.指値注文してみよう
赤枠内に欲しい数量と1BTCあたりの価格を入力します。
ここでは自分で価格設定をできるのですが、売り注文の場合はあまりにも大きい価格、購入なら安すぎる価格で注文してしまうと、取引が成立せずに流れてしまう可能性がありますので注意しましょう。
取引が成立しないうちに価格が上がることもありますので、もしも嫌なら注文板に書いてある金額で購入しましょう。
取引成立したら、注文履歴に「完了」と表示されますので確認しましょう。
仮想通貨を購入したらウォレットに保管しよう!
購入した仮想通貨はウォレットで保管することになります。
それぞれの銘柄ごとにウォレットがありますので、気をつけましょう。
なお、ウォレットはパスワードなどを忘れると再発行できませんので注意してください。
- 取引所内のウォレット
- ウェブウォレット
- ソフトウェアウォレット
- ハードウェアウォレット
取引所内のウォレット
取引所が用意したウォレットのことです。
取引所で購入してそのまま保管することができるため、最も人気のウォレットです。
しかし、取引所内での保管はハッキング内での流出や取引所閉鎖による出金不能のリスクがあるためあまりおすすめできません。
ウェブウォレット
ウォレットのHPがあり、そこに登録して保管する方法です。
メールよりも簡単に開設することができるのですが、こちらもハッキングのリスクがありますので、あまりおすすめできません。
ソフトウェアウォレット
パソコンやスマホにウォレットのソフトウェアをダウンロードして利用するウォレットです。
こちらはパソコンやスマホがウイルス感染しない限り流出しないので安全です。
ハードウェアウォレット
最もおすすめなのがこのハードウォレットです。
ハードウォレット内に秘密鍵を保管します。入出金をするとき以外はインターネットにつなぎませんのでハッキングされるリスクが低いです。
ただし、ハードウォレットは少々値段が高いのと、保管するのが面倒というデメリットがあります。
ビットフライヤー(bitFlyer)買い方まとめ
いかがでしたか?
今回はビットフライヤーでの購入方法を一から説明していきました。
ビットフライヤーはクラスごとで取引を行えないクラスもあるので、そこでつまずいてしまった人もいるかもしれません。
ビットフライヤーだけでなく、どこの取引所も本人確認などができなければ取引を行うことができませんので気をつけましょう。
取引所で仮想通貨を購入したら無くさないようにウォレットで管理していきましょう。