やさしい仮想通貨の始め方を解説

ビットコインキャッシュ(Bitcoin cash/BCH)は今後どうなる?2018年は価格上昇!?

ビットコインキャッシュの今後

現状、ビットコインから分裂して誕生したコインは非常に多くなっていますが、その中でも特に注目を集めているのが『ビットコインキャッシュ』

“ビットコイン”が付くコインが多すぎて『何が何だか分からない!』なんて人も、今回の記事を読めばビットコインキャッシュがどんな通貨なのかがわかるはず。

また、今後の上昇要因下降要因についてもまとめてみましたので、ぜひ資産運用の参考にしてみてくださいね!

ビットコインキャッシュとは

出典: http://www.thinkstockphotos.jp/

すでに知っている人も多いですが、ビットコインキャッシュというのは『ビットコイン』からのハードフォークによって誕生した仮想通貨で、BCHもしくはBCCという単位で表記されます。

正直、性能面においてはビットコインとほとんど違いがありませんが、分裂の背景にはビットコインのスケーラビリティ(処理能力)問題がありました。

そのためビットコインキャッシュでは、ビットコインで問題視されていたスケーラビリティ問題をクリアにし、より快適な取引ができるコインとして人気を集めているんです。
出典: https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin-cash/

こちらは仮想通貨の時価総額ランキングなのですが、ビットコインキャッシュは数あるコインの中で第4位と上位を誇っており、ビットコインイーサリアムに並んで注目されています。
出典: https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin-cash/

2018年5月現在まででいちばん高騰したのが2017年12月21日

この時には『1BCH=50万円台』を記録するほどの高騰ぶりで、アメリカ最大の取引所といわれる『coincase』への上場が主な要因といわれています。

coincaseは“信用性の高い通貨しか上場しない”として有名なため、coincaseの上場によってビットコインキャッシュの信頼性期待度が大きく高まったんですね。

ビットコインキャッシュビットコイン
貨名単位BCH・BCCBTC
取引開始日2017年8月1日2009年1月3日
発行上限2100万 BCH2100万 BTC
承認アルゴリズムProof of WorkProof of Work
ブロック生成速度約10分約10分
最大ブロック容量8MB 1MB

coinmarket

ビットコインとの大きな違い

先ほど、ビットコインとの違いはほとんどないと紹介しましたが、厳密にいうとビットコインキャッシュでは、スケーラビリティ問題を解決するための大きな違い2つあります。

1:ブロックサイズの違い

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まず1つ目の大きな違いといえるのが『ブロックサイズ』

ビットコインが1Mなのに対し、ビットコインキャッシュは8Mと、ビットコインの8倍の容量となっています。

これは、単純にいえば『ビットコインの8倍の処理ができる』ということ。

どちらもブロックの生成時間は10分ほどとなっていますが、ビットコインは10分間で100の情報を処理するとした場合、ビットコインキャッシュでは800の処理が可能になります。

つまりビットコインキャッシュでは、取引の遅延がなくスムーズに売買や送受金が行えるようになっているんですね。

2:難易度調整の違い

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難易度調整というのは、仮想通貨のマイニングスピードを調整するための仕組みのこと。

通常ブロックは、マイニングを行うための計算を解いて初めて生成されるもので、生成速度が10分の場合、マイナーによる計算が10分かかるということです。

しかし、計算が難しくなれば解くまでに時間がかかってしまい、利用者たちの取引が滞ってしまいます。

そのため、きちんと10分でブロック生成ができるよう、アルゴリズムによって計算の難易度が調整されているんです。

ビットコインの場合、『NDA』というアルゴリズムが採用されおり、約2週間に1度のペースで難易度の調整が行われています。

一方、ビットコインキャッシュでは『DAA』というアルゴリズムを採用しており、難易度調整は10分に1度

そのため難易度のバラつきがなく、常に一定のスピードでブロック生成が行えるようになっているんですね。

【2018年】ビットコインキャッシュの今後

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ビットコインよりも利便性に優れるビットコインキャッシュですので、保有者の数も年々増加の傾向にあります。

しかし、保有者にとっては今後の将来性価格の高騰・下落というのが気になるのが正直なところ…。

ここでは、ビットコインキャッシュの今後の動きに合わせた価格の動きを予想してみましょう。

取り扱い取引所が増える

2017年12月のcoincase上場によって知名度と人気が上昇したビットコインキャッシュですが、その後どんどん取り扱いを始める取引所が増え、現時点ではほとんどの取引所で取り扱いされています。

このように、ビットコインキャッシュを取り扱う取引所が増えることによって、その分の資金が入り込むわけですから、価格の上昇も大いに期待ができるもの。

そして、2018年の夏頃にはSBIが取引所を開設する予定となっており、ビットコインキャッシュを取り扱うという情報も。

時価総額第4位というビッグ通貨ですので、今後設立される取引所でも次々に取り扱われることが想定できますよね!

5月にハードフォークの予定がある

ビットコインキャッシュは、2018年5月にハードフォークされる予定があります。

分裂の目的は『さらなるブロックサイズの拡大』で、ブロックの容量については現状の8Mが32Mまで増えるんだそう。

また、イーサリアムのスマートコントラクトを再現するためのコードも追加されるようなので、これにより送金詰まりや取引速度の向上が実現されます。

しかし、ビットコインキャッシュがハードフォークで誕生した当日、分裂元となるビットコインの価格が約4万円も下落したのを覚えているでしょうか…。

100%ではありませんが、ハードフォーク他の通貨に対して何かしら影響を与えるイベントですので、ビットコインキャッシュについても下落の可能性は十分にあり得るでしょう。

アフリカ市場への進出も!

これはまだ先の話のようですが、ビットコインキャッシュではアフリカ市場への進出を展望されています。

2018年3月に、インターネットではなく、電話回線のみを利用してビットコインキャッシュの送受信を行う『コインテキスト』というサービスが公開されました。

ネットワークのインフラが整っていないアフリカですが、その分携帯電話は爆発的に復旧していますので、コインテキストはかなり需要が高まると想定されていますよ!

ビットコインキャッシュ決済店舗の増加

ビットコインを使った決済については徐々に対応店舗が増えてきていますが、これと同じように『ビットコインキャッシュの決済に対応した店舗』というのも誕生しています。

しかも、ビットコインキャッシュはビットコインよりも決済速度に優れていますから、将来的には実用性の高いコインとして、ビットコイン決済よりも主流になってくるかもしれませんね。

とはいえ、現状ではまだまだ浸透していませんので、今後の経過をじっくりと観察したいところ。

グレースケールによる売却

これまで大量のビットコインキャッシュを保有していたことでも知られる、世界的有名な投資ファンド『クレースケール』

彼は、2017年11月〜12月にかけて、保有していた大量のビットコインキャッシュを売却したんです。

特定の投資家が大量にコインを保有している場合、その投資家が大量のコインを急に売却すると、そのコインの価格が大暴落するという危険があります。

ですが今回、リスク要因の1人であったクレースケールが少しずつビットコインキャッシュを売却したことにより、今後の暴落の可能性が低くなったということがいえるでしょう。

ビットコインキャッシュの値下がり要因は?

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ビットコインキャッシュはハードフォクによって誕生した通貨であること、そして仮想通貨全体として避けることのできない『値下がりの要因』というのがあります。

いくら将来性のある通貨とはいえ、常に価値が下がる可能性は存在するものですので、今後もこういった要因をしっかり認識しておくことが大切です。

類似コインの増加

ビットコインキャッシュが誕生したように、今後もいろいろなコインにおいてハードフォークは行われていくでしょう。

現に、ビットコインキャッシュからのハードフォークも予定されていると紹介しましたよね。

また、ハードフォークは元となるコインの特性を基礎としているため、どうしても機能や特徴が類似してしまうのが特徴。

つまり、将来的には類似コインがさらに増えるということが予想されます。

そんな中ビットコインキャッシュが価値を維持し続けていくには、ビットコインキャッシュならではの強みをアピールしていくことが必要不可欠。

それができず、より優れたコインが誕生すれば、ビットコインキャッシュの価格も下落していく可能性が高くなるでしょう。

仮想通貨全体の価値観

2017年から一気に浸透し始めた仮想通貨ですが、その存在意義については今なお世界中で議論が行われている状態です。

2018年3月に開催された『G20サミット』でも仮想通貨への取り組みが重要な議題として取り上げられており、今後仮想通貨に対する規制が強まる可能性も示唆されています。

規制が強まればビットコインキャッシュだけではなく、仮想通貨市場全体の価値が下落することになりますから、今後も国際機関の動きに対してはこまめにチェックしておくべきでしょう。

G20サミット(「金融・世界経済に関する首脳会合」)とは,G7(仏,米,英,独,日,伊,加,欧州連合(EU))に加え,亜,豪,ブラジル,中,印,インドネシア,メキシコ,韓,露,サウジアラビア,南アフリカ,トルコ(アルファベット順)の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。G20サミットにはメンバー国以外にも,招待国や国際機関などが参加しています。

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