去年はビットコインはいまいちだったけど今年はどうなるかな?
ビットコインは将来性が本当にあるの?
2017年に億り人を続々輩出し、一躍話題となったビットコイン。
しかし2018年はコインチェックの仮想通貨流出や仮想通貨市場の暴落で、思うように成長しませんでした。
そのため、2019年はどうなるのか気になるという方も多いでしょう。
今回の記事ではビットコインの将来性や今後どうなるのかについて予想してみました。
この記事を読んだらビットコインのこれからがわかるでしょう!
- ビットコインはスケーラビリティ問題で分裂をした。
- 2018年の初めにビットコインは大暴落して価格が停滞していた。
- 時価総額1位や基軸通貨であること、ETFが承認されれば価格が高騰する可能性が高い
- 多くの著名人も価格が高騰すると予想しているので、今か買い時である
ビットコインはこれからどうなるのか
ビットコインはこれからどうなるのでしょうか。
ビットコインに将来性があるのであれば今後も取引を行いたいところですが、実際はどうなるのでしょうか。
ビットコインの今まで①ビットコインとはそもそも
ビットコインはサトシナカモトという人が2008年に発表した論文を元に作られた世界で初めての仮想通貨です。
仮想通貨はその名の通り実体のない通貨ですが、法定通貨と同じように決済に使用することができます。
ビットコインでの初めての商取引は米フロリダ州のプログラマーが1万BTCでピザを購入したことで有名な話とされています。
ビットコインの今まで②ビットコインが抱えるスケーラビリティの問題
ビットコインはスケーラビリティ問題というものを抱えていました。
このスケーラビリティ問題は取引処理が遅延するという問題です。
ビットコインはブロックチェーンという分散型取引台帳というもので管理されています。
このブロックチェーンの1つのブロックはサイズが決められており、ブロック1つに書き込めるトランザクションの数も決められています。
取引量が少なければ取引処理が遅れることがありませんが、取引が増えれば増えるほど、マイナーが処理にきれなくなり、取引の処理に時間がかかってしまいます。
特にビットコインはブロックサイズが1MB で制限されているので、データ処理速度が他と比べると遅く、ビットコインが将来普及したときに大きな問題となると懸念されていました。
ビットコインの今まで③コインの分裂問題
スケーラビリティ問題を解消する方法としてSegwitの実装をビットコインコア派と呼ばれる人たちが提案しました。
しかし、それを反対した人たちもいて、対立することになりました。
その結果としてSegwit実装反対派によってビットコインが分裂をして、ビットコインよりもブロックサイズが大きい(8MB)ビットコインキャッシュが誕生したのです。
ビットコインのこれから①ライトニングネットワーク
ライトニングネットワークとはブロックチェーンの外で取引が行う方法です。
ペイメントチャネルというライトニングネット用口座への入金記録があればブロックチェーンに記録しなくても送金を行うことができます。
これによって手数料の高騰やトランザクションの低下が軽減されました。
ビットコインのこれから②半減期
ビットコインには半減期というものがあります。
半減期とはマイニング報酬が半分になる時期のことを言います。
ビットコインのマイニング報酬は1回あたり最初は50BTCでした。
しかし、2012年の半減期に25BTC、2016年の半減期に12,5BTCになりました。
半減期は21万ブロックが生成されたときに訪れるといわれており、およそ4年ごとに訪れるとされています。
次の半減期は2020年頃だと言われており、12,5BTCの半分の6,3BTCになると考えられるでしょう。
ビットコインがこれから伸びる理由
2018年はビットコインの価格に伸び悩みましたが、これから伸びる可能性が高いと考えられています。
その理由としていくつかありますので説明します。
時価総額の高さと認知度の高さ
まず挙げられるのが時価総額の高さと認知度の高さです。
ビットコインは現在時価総額が約7兆円で膨大な数の仮想通貨の中で最も時価総額が高いです。
また、ビットコインは史上初の仮想通貨として生まれ、「仮想通貨と言えばビットコイン」という人がほとんどなくらい認知度が高いです。
そのため、これから仮想通貨を始める人もまずはビットコインを購入する可能性が高く、取引量が増える可能性が最も高いと言えるでしょう。
基軸通貨としての存在
ビットコインは仮想通貨市場で「基軸通貨」として扱われています。
日本における基軸通貨は法定通貨の日本円であるように仮想通貨にも基軸通貨として存在しています。
例えば、国内の取引所で日本円は使えても海外の取引所では日本円は使うことができません。
それに対してビットコインは国内でも海外でも必ず使うことができます。
基軸通貨としてどこででも使えればそれだけ取引量が多いということになりますので、今後も取引量は増えると考えられるのです。
セキュリティーの高さ
ビットコインのセキュリティは日々強固になっており、より安全に利用することができます。
例えば、マルチシグネチャという技術は取引でのセキュリティをより強固にするとされています。
ビットコインを1ヶ所に保管しないで、システムを分散することで、盗難を軽減することができます。
取引では3つの秘密鍵が存在し、そのうち2つの鍵があったときだけ送金ができる仕組みになっています。
これによって万が一秘密鍵が盗まれたとしてももう1つの秘密鍵がないと送金はできないため、簡単に盗めなくなるのです。
このようにセキュリティの高さもビットコインが伸びる理由として挙げられます。
発行上限による需要の高まり
ビットコインは2100万枚しか発行することができないコインです。
このようにビットコインの希少性はビットコインに需要をもたらし、時間がたてばたつほど需要を生み出します。
発行枚数が限られていると、その資産に対して価値を見出し、ビットコインを購入したい人と購入可能な量に大きなギャップが生まれビットコインの価値が上がります。
そのため、今後ビットコインのマイニングの難易度が上がれば、さらにビットコインを購入する人が増えるでしょう。
ETF承認の可能性
ETFとは投資信託のことを言います。
つまりビットコインETFならビットコインが投資信託の対象となります。
現在ビットコインは短期的に行う投機となっており、機関投資家の参入が難しくなっています。
しかし、ETF承認が行われ、投資商品となれば機関投資家が参入しやすくなり、時価総額が大きく跳ね上がると考えられています。
最近、大手取引所である米SEC(証券取引委員会)がビットコインETFの再申請審査を決定したため、承認されればさらにビットコインの価値が上がることでしょう。
ビットコインの価格はこれからどうなるのか
ではこれからビットコインの価格はどうなるのでしょうか。
これまでの価格推移を見てみましょう。
ビットコインの今までの価格推移
ビットコインは誕生した当初は全く価値がありませんでした。
それが現在では少しずつ価値が上がり続け、現在は約7,000ドルとなっています。
2009年から2018年の価格推移を表にしてみましたので確認してみてください。
2009年 | 約0.00ドル |
2013年 | 約1,100ドル |
2015年 | 約250ドル |
2017年 | 約20,000ドル |
2018年 | 約7,000ドル |
ビットコイン大暴落からでも復活できる理由
ビットコインは2018年に入り価格が大暴落しました。
しかし、それでも復活できるだけの強みを持っています。
例えば、時価総額1位であることや知名度の高さは非常に強みとなり。仮想通貨を初めて購入する人のほとんどがビットコインを選びます。
また、今後ETFが承認されれば、正式に投資商品だと認められますので、今後大復活を遂げる可能性は大いにあるでしょう。
ビットコインのこれからの予測
ビットコインの価格が今後どうなるかについて、ウェブボットや著名人が言及しています。
例えば、これまで価格予想を的中させてきた人工知能のウェブボットは2019年内にビットコインの価格は220万円にまで上がると予想しています。
また、ジョン・マカフィー氏は2020年までに1億円、トーマス・リー氏は2020年3月までに1,000万円を超えると予想しています。
このようにビットコインの価格が上昇すると予想している人が多いのは期待できるでしょう。
ビットコインをこれから買うなら
ではビットコインをコレから購入するなら資金はいくら必要で、どの取引所がおすすめなのでしょうか。
ビットコインの最低投資金額は?
チャートではビットコインは1BTCで表示されているため、大金を用意しないといけないというイメージがありますが、実際はそうではありません。
仮想通貨の取引においては、0.5BTCや0.05BTCなどで購入することができます。
そのため、実際は数百円、数千円程度から購入することができます。
ただし、取引するたびに取引手数料がかかるため、少額で取引をすると手数料で損をしてしまう可能性がありますので、できれば1万円は資金として用意しておくと良いでしょう。
おすすめの取引所①GMOコイン
まずおすすめの取引所はGMOコインです。
GMOコインはあの大手ITグループのGMOコインが運営している取引所です。
GMOコインは普通の取引からレバレッジ取引、販売所形式などすべての取引を行うことができます。
また、初心者でも簡単に仮想通貨が購入できます。
さらに取り扱い通貨も豊富で、ビットコインだけでなく、イーサリアムやリップル、ビットコインキャッシュ、ライトコインの購入ができます。
おすすめの取引所②DMMビットコイン
DMMビットコインは大手グループDMM.comが運営する取引所です。
DMMビットコインはスマホアプリが非常に使いやすいと評判で、スマホさえあれば、普通の取引からFX取引まで行うことができます。
セキュリティも重視しており、さらに信頼度も高いため、非常におすすめです。
おすすめ取引所③BITPoint(ビットポイント)
仮想通貨取引を本格的にやりたいという人には欠かせないのがこのビットポイントです。
ビットポイントは手数料が非常に安く、レバレッジ倍率が高いのがポイントです。
ビットポイントは少し操作が難しいのですが、慣れてくればかなり使い勝手が良くおすすめです。
→ BITPoint(ビットポイント)についてはこちら
購入方法はとても簡単
購入方法は非常に簡単です。
詳しくは以下のページで説明されていますので、ぜひ確認してみてください。
ビットコインのこれからまとめ
今回はビットコインのこれからについて紹介していきました。
2018年は苦境に立たされたビットコインですが、時価総額1位は揺らぎないもので、基軸通貨としてほとんどの取引所で利用できます。
さらにビットコインETFが承認されれば、2019年はビットコインが飛躍する年になるでしょう。