ビットコインは儲かるの?
多くの方が仮想通貨に手を出す前に、必ず聞きたくなる質問ではないでしょうか?
仮想通貨に興味を持っている人の多くは「仮想通貨は果たして儲かるのか?」ということに最も関心があるでしょう。
答えを先に言ってしまうと、「ビットコインは儲かることもあるし、儲からないこともある」です。
このことはどの投資商品にも言えますね。
ただし、確実に儲かる方法はなくても、儲かる可能性を上げることは出来ます。
読み終わる頃には、ビットコインで儲けるために、あなたが何をすべきなのかがはっきりと分かるはずです。
「ビットコインは儲かる?儲けるための5つの方法」と題し、下記のようなビットコインで儲けるための方法や、おさえておくべき知識を解説します。
- 儲ける方法1:ビットコインを理解する
- 儲ける方法2:ビットコイントレードの仕組みを理解する
- 儲ける方法3:ビットコインを積み立てる
- 儲ける方法4:便利なアプリで情報収集
- 儲ける方法5:専門家の意見や成功例をチェックする
日経ラジオパーソナリティーひろぴー
仮想通貨「ビットコイン」とはなに?|ひろぴーが教える仮想通貨トレードはビットコインから始めた方が良い理由

目次






儲ける方法1:ビットコインを最低限は理解して儲ける
ビットコインで儲けるためには、まずは理解することから始まります。
誰もが最初は初心者。
株もFXもやったことがないが、ビットコインは興味ある!という方は多いのではないでしょうか?
というのもビットコインは2009年に誕生し、比較的新しいジャンル。
株等の投資に比べて歴史が浅いため、「今ならまだ間に合いそう!」と挑戦する心理が働くのは当然ですね。
だからこそ、まずはビットコインを理解してから始めましょう。
理解して投資すれば、たとえ儲けることが出来なくても「なぜか」を考えることができ運ではなく実力で投資ができるようになります。

ビットコインを最低限理解する ポイント
- 資産に応じた投資をすればビットコインは危険じゃない
- ビットコインは特定の運営会社を持たず、世界中不特定多数の人によって管理されている
- ビットコイン投資は100円からでも始められる
- 基本的に国内取引では、日本国籍で成人であれば誰でもできる
ビットコインは危険なのか
ビットコインは少ない投資額ですぐに始めることが出来るため、敷居はものすごく低いといえます。
実際に現物取引という取引方法であれば、お小遣いの範疇でゲーム感覚で取引をすることができます。
スマホひとつあれば取引が可能な点もビットコインのハードルの低さを物語っています。
銀行に1万円貯金をしていた分をビットコインに回す、といったことも容易です。
ですから、ビットコインは自分の許容範囲内で運用する分には全く危険ではありません。

ビットコインはどこが運営してるのか
ビットコインはどこの会社が運営・管理をしているのでしょうか?
お金を使うわけですから、どこが運営しているかくらい知りたいもの。
例えば銀行口座のシステムを管理しているのは銀行です。
一方、ビットコインのシステムは銀行口座とは全く違います。
ビットコインは銀行のように一元管理している管理者がいないのです。
じゃあどうやって管理してるのか?
答えは、全員が対等の立場に立ってやり取りしています。
簡単にいうと、「利用者みんなで管理している」といえます。
このシステムをピア・トゥ・ピア(Peer to Peer、P2P)と呼びますが、覚える必要はありません。
ビットコインのデータが正しく維持できるようにブロックチェーンという技術を採用していますが、トレードや保有のみであれば詳しいシステムまで理解しなくても良いでしょう。
ただし、ブロックチェーンはビットコインの価値を保証する重要な技術ということだけは押さえておきましょう。

ビットコインはいくらから始められるの?
ビットコイン取引はいくらから始めることができるのかを知ることは重要です。
ビットコインで儲けることを考えてる方は、いくらくらいの予算で始められるのか気になるのではないでしょうか?
お金持ちなら気にしないかもしれませんが、やはり少ない投資額だと挑戦しやすいと感じるはず。
以下はビットコイン(BTC)を買うのに最低現必要な金額です。
取引所* | 最小取引額 | 1BTC = 100万円の場合 | 1BTC = 200万円の場合 |
bitFlyer | 0.001 BTC* | 1000円 | 2000円 |
DMM Bitcoin | 0.001 BTC | 1000円 | 2000円 |
bitbank | 0.0001 BTC | 100円 | 200円 |
*取引所(仮想通貨取引所)というのは、仮想通貨を売ったり買ったりできる場所です。
*BTCとは、ビットコインの単位です。日本の通貨でいうと「円」にあたります。
出典: coinmarketcap
ビットコインの価格は2019年10月30日現在の価格は1BTC¥1,006,865円です。(coinmarketcap調べ)
1BTCが約100万円!
そんな高額から投資する人はごく一部でしょう。
安心してください。
取引所や取引方法によって異なりますが、0.00001BTCから購入できます。
現在なら100円でもビットコインを買うことが可能。
100円分のビットコインを買っても儲けることはできないでしょうから、1,000円分、0.001BTC買ってみるのが良いでしょう。

ビットコインを始めるには何が必要?
ビットコインの価格的なお手軽さはもうわかりましたが、実際に始めるとしたら何が必要になるのでしょうか?
- パソコンまたは、スマホ
- 身分証明書
- 銀行口座
上記の3つがあればすぐに始めることができます。
仮想通貨取引はオンライン上で行われるので、パソコンやスマホは売買をするために必要です。
また国内取引所では必ず本人確認が必要となるので、身分証明書は取引所に登録する際に必要です。
銀行口座はビットコインを購入するための資金を入金したり、儲けたビットコインを換金して送金するのに必要です。
日本に住む成人の方なら誰でも始めることができます。

ビットコインを最低限理解する ポイント
- 資産に応じた投資をすればビットコインは危険じゃない
- ビットコインは世界中不特定多数の人が管理している。特定の運営会社はない
- ビットコイン投資は100円からでも始められる
- 国内取引は、日本国籍で成人であれば誰でもできる
儲ける方法2:ビットコイントレードの仕組みを理解して儲ける
ビットコインのことをざっくり理解した上で、具体的に儲かるための方法をみていきましょう。
ビットコイントレードの方法は3つあるので以下では画像とともに簡単に解説します。
- 現物取引で儲ける→ローリスクで状況によってはハイリターン
- アービトラージで儲ける→ローリスクローリターンだが、確実に儲かる
- FX(レバレッジ取引)で儲ける→ハイリスクハイリターン
仮想通貨トレードってそもそもなに?ひろぴーが解説する仮想通貨取引のメリットとデメリット
現物取引で儲ける
現物取引とは、実際に仮想通貨を売買するトレード方法です。
現物取引でビットコインで儲ける仕組みの基本は、安く買って高く売る。
これだけです。
例えば1BTCが80万円の時に購入して、1BTCが100万円の時に売れば20万円の儲けになります。
買い時、売り時をしっかりと把握し、これを繰り返すことで儲けることは可能です。
また、現物取引は実際の売買になるので、資産以上の取引ができません。
そのため借金を負うリスクはゼロで投資をすることができる、ローリスクのトレードなのです。
アービトラージ(裁定取引)で儲ける
アービトラージ(裁定取引)とは、取引所での仮想通貨の販売価格の差を利用して儲ける方法です。
アービトラージ(裁定取引)でビットコインを儲ける仕組みの基本も、安く買って高く売る。
これだけです。
出典: http://ビットコイン相場.com/index.html
上記の表を見るとわかるのですが、同じ1BTCでも微妙に価格が違うのが分かるでしょう。
Coincheckは1BTCを1,022,900円で買ってくれます。
逆にbitFlyerは1BTCを1,022,300円で買ってくれます。
その差額は600円。
この差額の600円が利益になります。
このように、ビットコインで儲ける方法としてアービトラージは有効です。
ただし、手数料はしっかりと把握する必要がありますし、高額取引でなければ利益はほとんど出ないので、慣れてから行いましょう。
また、こちらも資産以上の取引をしないので借金を負うリスクが低いです。
FX(レバレッジ取引)で儲ける
FXとは、元手の資金に倍率をかけ取引を行う方法です。
例えば、元手の資金が1万円だったとし、4倍のレバレッジをかけてトレードをするとします。
これで利益が出た場合、保有している資金が1万円ででる利益よりも4倍の利益が得られることになります。
しかしこの特徴は諸刃の剣で、損失が出た場合も4倍の損失になるのです。
この方法でトレードをするとしたら、分析や経験も必要になるので他の投資方法と比べると比較的勉強コストもかかります。
FXはもっとも儲けられる方法ですが、初級者〜中級者向けと言えるでしょう。
仮想通貨取引に慣れてきたら挑戦してみると良いでしょう。
ここまで簡単にビットコイントレードで儲ける方法を解説してきました。
トレードには専門的な勉強が少なからず必要になってくるので、敷居が高いなあと感じる人は「積立」という他の儲ける方法があります。
詳しくは次の章で解説します。
ビットコイントレードで儲ける ポイントまとめ
- 現物取引で儲ける→ローリスクで状況によってはハイリターン
- アービトラージで儲ける→ローリスクローリターンだが、確実に儲かる
- FX(レバレッジ取引)で儲ける→ハイリスクハイリターン
儲ける方法3:ビットコインを積み立てて儲ける
ビットコインは定期預金のように積み立てることが可能です。
具体的には自分で決めた一定額を毎月銀行口座から引き落としビットコインを購入します。

毎月1万円でビットコインの積み立て投資をするという方法
毎月1万円と決めた場合は、積み立て投資サービスをしている取引所に申し込むことで、毎月決まった日にちに銀行口座から1万円が引き落とされます。
毎日少しずつ自動的にビットコインに換えられ、取引所のビットコイン資産として積み立てられるという仕組みです。
2019年11月現在、ビットコイン積立サービスを申し込める取引所は「bitFlyer」「Zaif」「coincheck」の3つです。
zaifは今年仮想通貨流出事件等から、入出金が停止状態なので取引ができません。
bitFlyer・Coincheckは手数料が年率なため元割れのリスクがあります。
このことから最もお得にビットコイン積立ができる方法は、自分で定額を投資する方法です。
自分で定額投資をしてビットコイン積立をする場合はDMM Bitcoin(DMMビットコイン) が最も手数料が安く初心者でも扱いやすい取引所です。
→ DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の公式サイトはこちら
ビットコイン積み立てのメリットは?
ビットコイン積み立て投資の一番のメリットは、リスク分散。
積み立ては相場が上がっても下がっても一定額で買付けを続ける方法です。
「価格が上がったときは少ない量を買い、価格が下がったときは安く多くの量を買うことができる」
という長期的・継続的に積み立て保有することにより、しっかりと利益を確定するタイミングを待つことができるのが最大のメリットでしょう。
「ビットコインや暗号通貨には将来性を感じるが、ハイリスクな投資・投機的な手法は避けたい」という方には特にオススメです。
また勝手に積み立てていくので、特別チャートなどを気にすることもなく、放置できるのもメリットです。
なんだか小難しいことは分からない!でも儲けたい!場合は、ひとまず積み立てておくのも手です。
ビットコイン積立で儲ける ポイント
- 毎月定額で積み立てることによって分散効果が狙え、ローリスクハイリターンを獲得できる
- 難しいことわからん!忙しいし自分で投資できない!という方におすすめ
- ビットコインを積み立てるならDMM Bitcoin(DMMビットコイン) がもっともお得
儲ける方法4:ニュースアプリなどで最新情報を入手して儲ける
ビットコインは世界経済の動向や、仮想通貨に関する発表に影響を受け価格が変動します。
そのため最新の情報を得ることはビットコインで儲けるための必要不可欠な方法ですが、ビットコインは急速に普及しているため、様々な情報が錯綜しています。
初心者なら尚更、どの情報を信用していいのか、入手すればいいのか困惑するでしょう。
そんな時に役に立つのが仮想通貨の最新情報をゲットできる「ニュースアプリ」です。
新聞のように最初は分からなくても読んでいるうちに少しずつ理解できるようになるのは、仮想通貨も同じこと。
Yahoo!ニュースなどで仮想通貨のニュースをチェックするのもいいですが、無料アプリを利用することで簡単にビットコイン等の情報を確認できます。
情報を手に入れることができれば、ビットコインで儲ける可能性もグッと上がることでしょう。
仮想通貨の情報を効率的にチェックできる『BitNews(ビットニュース)』
いくつかニュースアプリを紹介します。
BitNews(ビットニュース)は、App-CM(アップシーエム)という会社によってリリースされたアプリです。
約1,400種類もの仮想通貨情報をチェックすることができます。
『急上昇』『新着』『今週』『今月』と4つのジャンルに分けてニュースを表示しているので、ビットコイン等の仮想通貨トレンドを簡単におさえることが可能です。
⬇︎Bitnewsについて詳しく知りたい!

仮想通貨チャットアプリ『MYCOIN(マイコイン)』
MYCOIN(マイコイン)は、仮想通貨の種類ごとに分けてニュースが配信されているため、ビットコインに絞ってニュースをチェックすることが可能。
また、MYCOIN(マイコイン)で自分が興味のある通貨のみに特化したチャットルームが設けられています。
ビットコインの情報共有をしたり、意見交換をすることでビットコインに関する知識を深めていくことが可能です。

ニュースアプリで最新情報を入手して儲ける ポイント
- 最新の情報を得ることがビットコインで儲けるために必要
- 簡単に、素早く情報を得るためにスマホアプリを利用することが有効!
- 最新の情報が得られるアプリは、BitNewsとMYCOIN
儲ける方法5:儲けた人の話に耳を傾けて儲ける
実際にビットコインで儲けた先人たちの意見はとても参考になるもの。
ここでは、プロの成功事例と仮想通貨界の権威者の展望する今後について見ていきましょう。
事例を知ることは、儲け方のモデルケースとしてインプットできますし、モチベーション向上につながります。
また権威者の語る今後の展望を知ることで、儲かるタイミングや可能性を知っておくことも重要です。
- 儲けた人は、ビットコインの価格が安い時に購入をしていた。
- 仮想通貨界の権威者は、仮想通貨の価格は未だ適正ではなく上昇するポテンシャルを秘めていると語っている。
- しかし一方で今後成功する仮想通貨がどれだけあるかは未知数という意見もある
- 儲けた人の話に耳を傾ければ、ビットコインの将来的な価格変動の可能性を推測しすることができる
儲けた事例①:ジャレッド・ケンナ氏
ジャレッド・ケンナ氏は30歳の時、1BTC=20円の時に5,000BTCを保管していました。
投資した金額は10万円ほど。
2019年10月現在の価格が1BTC=約100万円ですので、現在も保有していた場合は約50億円になります。
現在ではビットコイン取引所であるTradehill Bitcoin Exchangeを創業して成功しています。
何事も早めに投資するとリターンが多いという成功例です。
儲けた事例②:ロジャー・バー氏
ロジャー・バー氏はビットコインが始まった当初に参加していた投資家です。
別名を「エンジェル投資家」と呼ばれている人物。
1BTC=12万円の時に「1BTC=100万円、1,000万円になるだろう」と予想したそうです。
実際にビットコインは100万円を超えているので、将来的に1,000万円になる可能性もあるかもしれません。
また成功した投資家の期待値が高いということは、まだまだ仮想通貨は成長の余地があることがわかりますね。
今から投資しても遅いというわけではなさそうです。
株式会社フィスコ仮想通貨取引所 越智 直樹社長/中川 博貴COOの展望する 仮想通貨の今後
フィスコ仮想通貨取引所は、資金決済法の成立より前から創業されていらっしゃいますが、仮想通貨の今後にどのような期待をされていたのでしょうか?
2016-2017年に流れ込んだ資金を見ると、他国の法定通貨に比べて日本円が非常に多かったんです。
〜中略〜
仮想通貨を中心としたデジタルイノベーションの領域なら、日本が世界のハブになる可能性は大いにあります。
国というマクロな単位で見ても、絶好のチャンスだと考えたんです。
日本の仮想通貨市場を活性化させる存在になっていきたいと考えています。
フィスコ仮想通貨取引所って実際どうなの?越智社長と中川COOに特徴と評判について聞いてみた
より
フィスコ仮想通貨取引所の越智社長と中川COOは、現在の仮想通貨の価格は適正価格ではなく上昇するポテンシャルを秘めているとお考えのようです。
また、仮想通貨に流れ込んだ資金をみると、日本円が外国のお金に比べて多かったので、日本が仮想通貨業界をリードできるのでは?とも考えていらっしゃるようですね。

株式会社DMM Bitcoin 田口 仁 社長の展望する、仮想通貨の今後
田口社長は「仮想通貨が通貨として振る舞う社会*」はどのようにして訪れると考えていらっしゃいますか?(*詳しくはコチラをチェックしてみてください!)
また、仮想通貨業界は今後、どのようになっていかれるとお考えでしょうか?
〜中略〜
そして、そこでは為替の交換というネットワークが作られていて、仮想通貨はそこに殴り込みをしている感じだと思うんですよ。
〜中略〜
なので、そこに殴り込みをし、成功していく通貨がどれくらいあるのかなというのが、まだ分からないなと思っています。
仮想通貨業界は今後どうなるの?DMMbitcoin田口社長に聞いてみた
より
DMM Bitcoin田口社長は、仮想通貨が決済領域に参入する様を冷静に見ていらっしゃるようです。
インタビューの中では他にも仮想通貨や決済サービスの今後など、普段では聞けないような刺激的なお話しがたくさん飛び出しているので、さらにくわしい田口社長の意見が気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

専門家の意見を聞くことで、知識を深める
このように、専門家の意見に耳を傾けることでビットコインの将来的な価格変動の可能性を推測することが出来ます。
全ての予測が確実に当たるということはありませんが、闇雲に購入するよりも儲ける可能性は高くなります。
同時に損をするリスクも抑えることができます。
そのため、今回挙げた専門家の意見以外にも常に目を見張るようにできるといいでしょう。
専門家だけでなく、周りに詳しい友人などがいる場合、相談するとより早く情報をゲットできるのでおすすめです。

儲けた人の話に耳を傾けて儲ける ポイント
- 儲けた人は、ビットコインの価格が安い時に購入をしていた。
- 仮想通貨界の権威者は、仮想通貨の価格は未だ適正ではなく上昇するポテンシャルを秘めていると語っている。
- しかし一方で今後成功する仮想通貨がどれだけあるかは未知数という意見もある
- 儲けた人の話に耳を傾ければ、ビットコインの将来的な価格変動の可能性を推測しすることができる
ビットコインは儲かる まだ遅くない3つの理由
方法はわかったけど、そもそもビットコインが儲かる理由って何だろう?
ここまでビットコインで儲ける方法について解説してきましたが、『ビットコインが儲かる』と言えるのはなぜか知っていますか?
それは、そもそもビットコインが高い価値を持っているからです。
ビットコインの将来が期待できないものになれば、価値は自ずと下がっていき儲からないものになってしまいますね。
つまりビットコインが儲かる理由はビットコインの今後に期待が寄せられているからなのです。
ここでは、具体的にビットコインの何が評価されているのかということを解説します。
ビットコインが今後も儲かる理由 ポイント
- ビットコインの普及に向けた動きが世界規模であり、未だ成長の余地がある
- ビットコインには国際ブリッジ通貨としての需要がある
- ビットコインは長期的にも価格上昇の余地があるが、他の投資商品と比べて価格変動が激しく、短期的にも利益が得やすい
世界的にビットコインの普及の動向があり、まだ成長の余地がある
ビットコインが今後も儲かる理由の1つは、世界的にビットコインの普及の動きがあり、まだ成長の余地があるからです。
以下では具体的な世界的な動きの事例を3つ見ていきましょう。
機関投資家参入の動きがある
ビットコインが今後伸びていくと言える根拠の1つは『機関投資家参入の動きがある』からです。
機関投資家というのは、生命保険や信託銀行や政府系金融機関など大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家のことをいいます。
現在機関投資家が未だ仮想通貨市場に参入していない理由は、未だ参入できる市場環境に整っていない状況だからです。
しかし米国を中心にこの課題は緩やかに解決に向かっており、一部の機関投資家が参入しつつあります。
仮想通貨市場の未熟性もあり完全な参入はまだ数年かかると言われていますが、もし参入が始まれば莫大な資金が仮想通貨市場に流入することになります。
現在の仮想通貨市場の未熟性や解決した時のポジティブなインパクトに、高い期待が寄せられており多くの投資家がビットコインを保有しているのです。

日本国内では仮想通貨普及の動きがある
世界的な機関投資家の動きもありますが、日本国内でも少しづつビットコイン普及の動きは高まっています。
日本国内の例をあげると、「2020年のオリンピックに向けQR決済の方法として仮想通貨を導入」の動きがあります。
2020年オリンピックにおいて日本では外国人誘致に力を入れていることは皆さん知っての通りです。
この外国人誘致のメインターゲットは、約98%のQR決済普及率をもつ中国です。
この中国をメインターゲットとするならばと、日本政府はQR決済の普及を急務としてきました。
そしてそのQR決済普及の波にのり、同じくQR決済の分野であるビットコイン含む仮想通貨の決済も急激に発展しています。
もし仮想通貨のQR決済が実現するとしたら、仮想通貨の利用者は増え価格は急騰するだろうと言われています。

中国が仮想通貨市場への参入を進めている
日本でQR決済化が進んでいることを紹介しましたが、政府が進める仮想通貨の導入は当然日本だけではありません。
この動きは今や世界第2位の経済規模をもつ中国でも始まっています。
中国は「仮想通貨」のワードに一切言及しないことで有名でしたが、2019年10月末ついに習近平国家主席が「ブロックチェーン推進政策」を打ち出しました。
また値動きをみても中国からの資金が流入していることは間違いなく、それだけでもビットコイン価格にかなりの影響を及ぼしています。
未だ中国の仮想通貨市場参入の行き先は不透明ですが、中国は仮想通貨経済圏の掌握に動いており様々なプロジェクトを打ち出すだろうと展望されています。
もし中国のような巨大経済圏が参入することがあれば、ビットコインの価値は急騰するでしょう

「世界的な機関投資家の参入」「日本国内での決済方法としての普及」「中国の仮想通貨市場への参入」をビットコインがこれからも儲かる理由としてあげてきましたが、このワードは最近になって話題になったものです。
さらに今後の仮想通貨の行方を決定づける重要な話題でもあるので、この記事だけではなく、さまざまな情報源も参考にしてみてください。
ビットコインは国際ブリッジ通貨として需要がある
ビットコインが今後も伸びる根拠として、普及に向かう世界の動向をいくつか参考にしましたが、それだけではありません。
ビットコインはそもそも現代技術の中で最も安全で素早く国家間の境界を超えお金のやりとりができるという需要がもとで価値をあげてきました。
もはや「グローバル化」無くして現代社会を語れないほどに、世界の資源の全ては国家を超え移動しています。
お金も例外ではなく、様々な活動と密接に関わりながら移動をしています。
しかし従来のシステムだと、お金の移動はかなりの時間と費用を要するものでインフラが整備は不完全でした。
その課題の解決策としてビットコインが注目されました。
『ドル→円』が『ドル→ビットコイン→円』にすることによって安く速く送金などのやりとりができるようになったのです。
この需要がある限り、仮想通貨の価値がなくなることはありません。
他の投資商品と比べて価格変動が激しく利益を得やすい
ビットコインと言えば、価格が上がったり下がったりと変動が激しいことでネガティブな印象を与えがちです。
しかし、投資の観点から言うと値動きが激しいことは有利であると言えます。
ビットコインで儲かる方法2でも紹介したように、ビットコインで儲ける方法の基本は「価格の差額で儲ける」でしたね。
ではもし、投資した商品に価格の変動があまりなかったとしたらどうでしょう。
投資として成立しませんよね。
それと同じように、価格変動が激しいと言うことはポジティブな要素なのです。
FXの場合は下げ相場でも利益をあげることができるので、価格変動が激しいと言うことはむしろ利点でしかありません。
問題は現物投資(わからない場合は儲かる方法2へ)で買いから入り、永遠に値段が下がり続けた場合です。
これに関しても、ビットコインの市場はすでに金(ゴールド)の市場規模を優に超えるほど成長し、急に消えることは考えにくいと言えます。
またビットコインは数日で5~10%の価格変動が平気である市場で、短期的に利益をあげることも可能。
つまり2017年の極端な上昇の時に購入する場合を除けば、その価格変動の激しさから利益をあげやすい投資商品なのです。
そのため、ビットコインは儲けることができると言われているのです。
ビットコインが儲かる理由を解説してきましたが、この章の最後にもう一度おさらいをしましょう。
ビットコインが今後も儲かる理由 ポイント
- ビットコインの普及に向けた動きが世界規模であり、未だ成長の余地がある
- ビットコインには国際ブリッジ通貨としての需要がある
- ビットコインは長期的にも価格上昇の余地があるが、他の投資商品と比べて価格変動が激しく、短期的にも利益が得やすい
ビットコインは儲かる?儲けるための5つの方法まとめ
- ビットコイントレードの仕組みを知る
- ビットコインの積み立ても検討する
- アプリを使って情報取集
- 専門家の意見を参考にする
ビットコインを始めるのはもう遅い!
確かにビットコインは早めに買った人の方が有利であることは間違いありません。
ただし、ビットコインの価格がこれから高騰する可能性は十分にある状況から、一概に遅いとは断言できないでしょう。
とにかく早い方が儲かる可能性は高くなります。
取引所に登録するのは数十分で終わりますし、実際にやってみるとびっくりするほど簡単にビットコインが購入できます。
ビットコインに詳しくなるために最も重要なことは、少額でも実際に買ってみることです。
習うより慣れろ、というわけですね。
ビットコインにもそれが当てはまりますので、まずは購入してみるのがオススメです。


ラジオ日経パーソナリティ兼FX・BTCコラムニスト ひろぴー
2010年から外国為替FX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、外国為替FX取引で資産を急激に増加、この年から外国為替FX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。 2014年には、ZAIFXとYahooファイナンスのコラボレーション企画で、タレントのボビー・オロゴンさんや福田萌さんとのトレードバトルが話題となり、2016年から2019年まで、ラジオNIKKEIの外国為替FX番組「トレードパーティー」でラジオパーソナリティーを務める。 現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。
株式会社フィスコ仮想通貨取引所 元代表取締役社長 越智 直樹
大阪大学 経済学部 経営学科卒業。 情報サービス企業にてITシステムエンジニアリングやコンサルティング、 プロジェクトマネジメント業務に従事。2004年に投資会社へ参画。 国内外のM&A候補先企業のデューディリ ジェンスやM&A実行後の事業戦略・マーケティング戦略・オペレーショ ン戦略の企画立案・実行に携わる。 特に、中国本土における社会貢献 事業のフィージビリティ・スタディに関与し、中国における文化や商慣習にも精通。 2006年には社会福祉法人の立ち上げにも参画し、主に管理部門にて 事業戦略・オペレーション戦略の企画立案から実行まで幅広く携わる ほか、直接的な社会貢献活動にも従事した。 2014年4月に株式会社フィスコに入社 、株式アナリストとして従事する ほか、事業開発担当として各社との提携にも関与。