ビットコインとイーサリアムって何がちがうの?
それぞれの特徴や2019年の価格予想が知りたい!
こんな気持ちを持っていませんか?
ビットコインとイーサリアムは、仮想通貨のなかでも代表的な存在です。
しかし、名前は聞いたことがあっても、どこが違うのかわからないという方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、両者の基本情報や特徴をまとめたうえで、その違いをわかりやすく解説していきます!
この記事を読めば、ビットコインとイーサリアムのちがいに関することがすべてわかります!
- ビットコインとイーサリアムの主な違いには、「①発行目的」、「②時価総額」、「③コンセンサスアルゴリズム」、「④開発者数」の4点が挙げられる!
- ビットコインとイーサリアムは根本的な発行目的が異なっている!ビットコインは、決済での利用を目的としており、イーサリアムはアプリの開発を目的として発行されている!
- 2019年はビットコインに関連したポジティブなニュースが多く、価格の上昇も期待できる!イーサリアムも何かのきっかけで上昇するかもしれない!
- ビットコインとイーサリアムを買うなら、「GMOコイン」、「DMMビットコイン」、「ビットポイント」がおすすめ!
- 特に「GMOコイン」は、上場企業が親会社で安心して使える!さらに取引画面も使いやすく、初心者から上級者まですべての人におすすめできる取引所!
目次
ビットコイン VS イーサリアム まずはそれぞれのコインの特長を理解しよう!
ビットコインとイーサリアム と言えば、有名な仮想通貨のトップ2ですよね。
しかし、この二つの通貨は発行目的が、「決済通貨」と「アプリ開発プラットフォーム」と大きく異なります。
その他にも、ビットコインとイーサリアムには様々な違いがありますので、前半部分では、基本情報・特徴・開発者を確認していきます。
それらの情報をもとに、後半部分では、わかりやすく両者のちがいをまとめていきたいと思います。
ビットコインの基本情報・特徴・開発者をチェック
まずは、ビットコインの基本情報・特徴・開発者を確認していきましょう。
ビットコインの基本情報
ビットコイン基本情報【2019年3月時点】 | 概要 |
---|---|
通貨名 | Bitcoin(ビットコイン) |
通貨略号 | BTC(ビーティーシー) |
通貨リリース | 2011年 |
発行枚数 | 2,100万BTC |
時価総額 | 約7兆6,000万円(1位) |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク) |
開発チーム | Bitcoin Foundation(ビットコイン財団) |
開発者 | Satoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト) |
運用元所在地 | アメリカ合衆国ワシントン |
公式サイト | https://bitcoinfoundation.org/ |
上記の表は、ビットコインの基本情報をまとめたものです。
発行年は2011年で、発行枚数は2,100万BTCとなっています。
ビットコインの3つの特徴
次に、ビットコインの主要な特徴を3つ確認していきましょう。
- 世界ではじめて誕生した仮想通貨
- 中央管理者がいない「非中央集権的」な仮想通貨
- 決済での利用を目的として発行された
それぞれの詳しい内容を、確認していきましょう。
世界ではじめて誕生した仮想通貨
ビットコインは、世界ではじめて誕生した仮想通貨といわれています。
世界的に認知度も高く、仮想通貨の「象徴」ともいえるべき存在です。
中央管理者がいない「非中央集権的」な仮想通貨
ビットコインには、ビットコイン財団という非営利組織があります。
財団の主な活動は、ビットコインの普及や利用促進を目的としたものです。
しかし、ビットコイン自体の運営は、コミュニティー全体の意見をもとに行われています。
そのため、明確な管理者は存在せず、「非中央集権的」な仮想通貨といわれています。
決済での利用を目的として発行された
仮想通貨は、それぞれ発行された目的が異なります。
ビットコインの場合、発行目的は「決済」で利用することです。
普段の買い物や、ネットショッピングなどで使うイメージですね。
開発者「サトシ・ナカモト 」
ビットコインの開発者は、サトシ・ナカモトという人物です。
この人物が投稿した論文をもとに、開発が行われました。
しかし、何人なのか、どこに住んでいるのかなど、その正体はいまだ誰にも知られていません。
イーサリアムの基本情報・特徴・開発者をチェック
出典:https://www.ethereum.org/
ここからは、イーサリアムの基本情報・特徴・開発者を確認していきましょう。
イーサリアムの基本情報
イーサリアム基本情報【2019年3月時点】 | 概要 |
---|---|
通貨名 | Ethereum(イーサリアム) |
通貨略号 | ETH(イーサ) |
通貨リリース | 2014年 |
発行枚数 | 9900万ETH |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Steak(プルーフ・オブ・ステーク) |
時価総額 | 2位 |
開発チーム | Ethereum Foundation(イーサリアム財団) |
開発者 | Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン) |
運用元所在地 | スイス |
公式サイト | https://www.ethereum.org/ |
上記の表は、イーサリアムの基本情報をまとめたものです。
発行年は2014年で、発行枚数は9,900万ETHとなっています。
イーサリアムの3つの特徴
イーサリアムには、主に3つの特徴があります。
- アプリケーションの開発を目的として発行された
- 中央管理者がいない「非中央集権的」な仮想通貨
- スマートコントラクトを実装している
それぞれの詳しい内容を、確認していきましょう。
アプリケーションの開発を目的として発行された
イーサリアムは、アプリケーションの開発を目的として発行されました。
現在までに、イーサリアムを使ってさまざまなアプリが開発されています。
また、正確にいうと、Ethereum(イーサリアム)はプラットフォームの名称のことです。
そのなかで使う通貨が、ETH(イーサ)となっています。
中央管理者がいない「非中央集権的」な仮想通貨
イーサリアムは、ビットコインとおなじく「非中央集権的」な仮想通貨です。
イーサリアム財団は、あくまでも普及や利用促進を目的とした組織です。
運営自体は、コミュニティ全体の意思決定に基づいて行われます。
スマートコントラクトを実装している
イーサリアムには、スマートコントラクトという機能が実装されています。
第3者の仲介なしに、契約を自動で実行するためのシステムのことです。
たとえば、自動販売機などが、スマートコントラクトの身近な例として挙げられます。
自動販売機は、お金を入れてボタンを押せば、商品が自動で出てきてくれます。
商品の受け取りまでに、第3者が介入することはいっさいありません。
この仕組みは、仲介業者が介入している、さまざまなビジネスに応用できるといわれています。
イーサリアムは、このスマートコントラクトをはじめて実装したという点で、高く評価されているのです。
開発者「ヴィタリック・ブテリン」
出典:https://twitter.com/vitalikbuterin
イーサリアムの開発者は、カナダ人プログラマーのヴィタリック・ブテリンです。
ヴィタリックは、もともとはビットコインの開発に参加していました。
そして、ビットコインの拡張性の低さを、コミュニティに対して訴えていました。
しかし、ヴィタリックのこうした意見は、当時のビットコインコミュニティに受け入れてもらえませんでした。
こうしたことからヴィタリックは、「よりさまざまな用途で使える仮想通貨を作ろう!」と考えるようになります。
その結果誕生したのが、イーサリアムなのです。
ビットコインとイーサリアムをわかりやすく比較
ビットコインとイーサリアムのちがい【2019年3月時点】 | ビットコイン | イーサリアム |
---|---|---|
①発行目的 | 決済 | アプリケーション開発 |
②時価総額 | 約7兆6,000万円(1位) | 約1兆5,000万円(2位) |
③コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク) | Proof of Steak(プルーフ・オブ・ステーク) |
④開発者数 | 月平均200人ほどの開発者がコードを提供 | 月平均50人ほどの開発者がコードを提供 |
上記の表は、ここまでの情報を踏まえた、ビットコインとイーサリアムの主なちがいをまとめたものです。
それぞれの詳しい内容を、確認していきましょう。
①発行目的
ビットコインとイーサリアムの大きなちがいは、発行目的です。
ビットコインは日常生活での決済、イーサリアムはアプリケーションの開発です。
発行された目的が、根本的にまったく違うことがわかります。
②時価総額
出典:https://coinmarketcap.com/ja/
2つ目のちがいは、時価総額です。
ビットコインは約7兆6,000万円で現在1位、イーサリアムは約1兆5,000万円で2位となっています。
ビットコインはイーサリアムの5倍程度の時価総額となっており、両者には大きな開きがあることがわかります。
③コンセンサスアルゴリズム
ビットコインとイーサリアムは、コンセンサスアルゴリズムも異なります。
仮想通貨の取引を記録するための、記録方式のことです。
ビットコインでは、「Proof of Work」という方式が採用されています。
ざっくりいうと、計算を頑張った人が記録を付けれるという仕組みです。
電力消費が多い、特定の人に権力が集中しやすいなどが、特徴として挙げられます。
イーサリアムも、かつては「Proof of Work」を採用していました。
2019年2月28日に行われたアップデートで、「Proof of Steak」という方式に変更されています。
ざっくりいうと、仮想通貨の保有期間や保有量に応じて、記録を付ける人が決まるという仕組みです。
電力の消費が少なく、権力も集中しづらいといった点などが、特徴となっています。
④開発者数
出典:https://www.ipa.go.jp/files/000048577.pdf
上記の画像は、仮想通貨の時価総額と、月間の開発者の数を示したものです。
仮想通貨資産のマネジメントを行う、エレクトリック・キャピタル社のレポートから抜粋しています。
イーサリアムがおよそ200人ほどに対して、ビットコインは50人程度になっています。
この開発者数の差は、発行目的が違う点が大きいでしょう。
先ほども確認したように、イーサリアムはアプリの開発をメインの目的としています。
そのため、開発に参加するエンジニアの数が多いといえます。
時価総額では大きな開きがありますが、開発面ではイーサリアムの方が盛んに行われているのです。
ビットコインとイーサリアムの2019年の価格予想!
ここからは、ビットコインとイーサリアムの2019年の価格予想を見ていきましょう。
ビットコインの2019年の価格予想
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/
ビットコインは、ピーク時の価格である200万円から、5分の1程度まで値下がりしています。
しかし、2019年はビットコインの関連した、ポジティブなニュースが数多く予定されています。
- ビットコインETFが承認されるかもしれない
- ナスダックがビットコインの先物取引を開始
- OTC取引とカストディサービスが増加しそう
あくまでも予定でしかないですが、実現すれば価格の大幅な上昇も期待できます。
こうした点からも、2019年はビットコインに要注目です!
イーサリアムの2019年の価格予想
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ethereum/
イーサリアムも、ビットコインと同様にピーク時の価格から、大幅に値下がりしています。
しかし、先ほども確認したように、イーサリアムには開発者が多く参加しています。
2019年はイーサリアムを使った開発が、さらに進むことが期待できます。
また、アップデートによってイーサリアムの使いやすさも、さらに向上しています。
何かのきっかけで、ビットコインと同様に大幅な値上がりも期待できるでしょう。
ビットコイン・イーサリアムが買えるおすすめの国内取引所TOP3
ここまで、ビットコインとイーサリアムのちがいについて見てきました。
ここからは、2つの仮想通貨を購入できる、おすすめの国内取引所TOP3を紹介していきたいと思います!
第1位 GMOコイン(ジーエムオーコイン)
出典: https://coin.z.com/jp/
第1位に輝いたのは、GMOコインです!
GMOコインは東証一部上場企業の、GMOインターネット株式会社が運営元の親会社です。
上場企業の運営で信頼性はバツグンで、誰でも安心して取引することができます。
また、最大の魅力は取引画面の使いやすさです。
どんな人でも画面を見ただけで、かんたんに仮想通貨を購入できます。
そのため、操作に不安がある人にはピッタリです。
初心者から上級者まで、すべての人におすすめしたいのがGMOコインです!
第2位 DMMビットコイン(DMM Bitcoin)
出典: https://bitcoin.dmm.com/
DMMビットコインは、国内の大手企業DMM.comが運営元の親会社です。
そのため、信頼性の面ではバツグンで、安心して自分のお金を預けることができます。
また、DMMビットコインでは、24時間365日対応の万全のサポート体制を整えています。
わからないことがあれば、メールやLINEを使っていつでも問い合わせすることが可能です。
GMOコインとDMMビットコインには、必ず登録しておくことをおすすめします!
第3位 ビットポイント(BITPoint)
出典: https://www.bitpoint.co.jp/
ビットポイントは、東証二部上場企業の株式会社リミックスポイントが運営する取引所です。
同社はさまざまな事業を展開しており、安定した経営基盤と高い信頼性があります。
また、最大の魅力は、取引手数料無料で仮想通貨を購入できる点です。
費用を抑えて取引したいという方には、ビットポイントは非常におすすめです!
ビットコインイーサリアムまとめ
以上、ビットコインとイーサリアムについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
あらためて、この記事のポイントをまとめておきましょう。
- ビットコインとイーサリアムには、「①発行目的」、「②時価総額」、「③コンセンサスアルゴリズム」、「④開発者数」といった違いがある!
- ビットコインは「決済での利用」、イーサリアムは「アプリの開発」と、2つの仮想通貨には発行目的に大きな違いがある!
- 2019年はビットコインとイーサリアムに要注目!特にビットコインは大幅な価格上昇が期待できる!
- ビットコインとイーサリアムを買うならココ!「GMOコイン」、「DMMビットコイン」、「ビットポイント」の3社がおすすめ!
- そのなかでも「GMOコイン」は、信頼性が高く安心して取引可能!さらに取引画面がとっても使いやすく、初心者を中心に大人気のおすすめ取引所ナンバーワン!
ビットコイン、イーサリアム、どちらもバブル崩壊の影響で値下がりしています。
今は絶好の買い時なので、このチャンスを見逃さないためにも取引所に登録しておきましょう!
また、リスク分散の観点から、必ず複数の取引所に登録することをおすすめします!