やさしい仮想通貨の始め方を解説

ビットコインとイーサリアムを徹底比較!今後価格は上がる?

ビットコインイーサリアム

「ビットコインとイーサリアムは、具体的にどんな違いがあるの?」

「これからはイーサリアムの方が期待できるのでは?」

なんて思ったことはありませんか?

確かに、2018年1月の暴落以来ビットコインの人気低迷が囁かれており、保有している人たちの中には不安に思っている人もいるでしょう。

また、ビットコインと全く違った通貨として注目されているイーサリアムについても、具体的な違いを知らずに取引している人は少なくないはずです。

そこで今回は、ビットコインとイーサリアムをあらゆる視点から徹底比較し、具体的な違いや将来性について解説していきたいと思います。

これから仮想通貨を購入する人はもちろん、すでにどちらかを保有している人も、この記事を読めば双方の違いを明確に理解することができますよ!

不動の人気を誇るビットコイン(BTC)

出典: https://www.shutterstock.com/

ビットコインは数ある仮想通貨の中でも代表的な存在であり、時価総額ランキングでは常に第1位を誇っている人気通貨です。

そんなビットコインは、世界で最初に誕生した仮想通貨でもあり、2009年「サトシ・ナカモト」という人物が公開した論文を元に開発されました。

当初のビットコインといえば現在のような高額な価値はなく、ピザ1枚と1万BTCを交換したのが最初の取引です。

仮にピザが3,000円だったとすると、当時は1BTC=0.3円ほどの価値しかなかったことになります。

これが一時期100万円以上になったわけですから、およそ300万倍という驚異的な高騰ぶりをみせたことになりますよね。

また2018年9月現在、世界中には1,000種類を超える仮想通貨が存在していますが、その中のほとんどはビットコインでしか取引することができません。

そのため、ビットコインは仮想通貨の基軸通貨ともいえる存在なのです。

ビットコインの概要
用途決済
仮想通貨単位BTC
考案者サトシ・ナカモト
運用開始
2009年1月
管理者不在
開発者ビットコインコア
ブロック生成時間約10分
アルゴリズムPoW(プルーフ・オブ・ワーク)

ビットコインの魅力

出典: https://www.shutterstock.com/

2009年の誕生以来絶大な人気となっているビットコインですが、その魅力となるポイントは大きく分けて3つあります。

ここでは、ビットコインの主な魅力をみていきましょう。

ブロックチェーンに支えられた非中央集権

ビットコインには「ブロックチェーン」という中核技術が採用されており、取引履歴や記録は全てこのブロックチェーンによって管理されています。

このブロックチェーンは世界中のコンピューターに分散しているため、利用者同士での監視が可能となり、データの改ざんやハッキングなどを防げるのが特徴です。

また、ブロックチェーンの存在により銀行や金融機関といった第三者を介する必要がなく、安い手数料でスピーディーな送金を実現しています。

例えば、日本からアメリカにドルを送金するとしましょう。

この場合、送金手数料としておよそ4,000円ほどがかかり、さらに為替手数料かかってきます。

そして、無事相手の口座にドルが振り込まれるまでには早くて数日、長い場合は1週間以上かかることも…。

そのため、ビットコインの送金技術は法定通貨よりも圧倒的に優れているというのがわかりますよね!

MEMO

ビットコインの送金手数料は0.02%送金スピードは10〜30分ほどとなっており、世界中どこに送金しても一律となっています。

換金性が高い

ビットコインの大きな魅力として、換金性の高さというのがあります。

ビットコインは仮想通貨の基軸となっているため、「ビットコイン→ドル」「ビットコイン→ユーロ」といった法定通貨への換金をスムーズに行うことが可能です。

最近では「ビットコインATM」というものも誕生しており、取引所を介さなくてもビットコインを他の通貨に換金できるようになっています。

投資のリスクヘッジに最適

ビットコインは管理者のいない非中央集権型の通貨となるため、投資商品のリスクヘッジとしても活用することができます。

法定通貨の場合は国や金融機関に管理されているため、通貨の価値というのは経済状況によって変わってくるもの。

しかし、仮想通貨は完全に「需要と供給」によって価格が決まってきますので、経済状況の影響を受けにくいのです。

また、仮想通貨の中でも特にビットコインは基軸となっていることもあり、災害や経済危機の影響を最も受けにくいとされています。

ビットコインの課題

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仮想通貨の主役となるビットコインとはいえ、仮想通貨自体が新しい存在であるため、今後の課題となる部分もいくつか存在します。

スケーラビリティ問題

ビットコインを支えているブロックチェーンは、利用者同士が監視を行うことで安全性を確保していますが、そのために一定の取引をブロック化して書き込みを行なっています。

しかし、ビットコイン保有者が増加した現在ではブロックサイズも限界となっており、この対応について意見対立が起こっているのです。

ブロックサイズを圧縮して許容量を増やすか、ブロックサイズ自体を大きくするかの二択で意見が対立しているようですが、すでに多くのハードフォークも行われています。

そのため、今後もビットコインは分裂をどんどん繰りかえす可能性があり、将来的な課題として注目されているのです。

51%攻撃

51%攻撃というのは、簡単にいうとブロックチェーンのハッキングを意味します。

仮想通貨取引というのはマイナーによって承認が行われていますが、一部のマイナーがネットワーク全体の発掘速度の50%以上を支配した場合、不正な取引ができてしまうのです。

通常であれば発掘速度の50%以上を支配するにはかなりのコストがかかりますので、現実的には不可能だといわれています。

しかし、2013年にあるビットコインのマイニンググループが採掘速度50%を超えそうになり、この51%攻撃が大きな話題となったのです。

つまり、難しいとはいえ不可能ではないといえるでしょう。

51%攻撃の悪用例

悪意あるマイナーが発掘速度の50%以上を支配した場合、主に下記が可能となります。

  • 不正取引の正当化
  • 正当な取引の拒否
  • 発掘(マイニング)の独占

ビットコインの将来性

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既に利用したことがある人も多いと思いますが、現在はビットコインを使った決済がどんどん拡大しています。

有名どころでは、ビッグカメラやマルイが既にビットコイン決済を導入しており、今後さらに多くの企業で導入されることが予測できるのです。

そうなると、ビットコインをわざわざ法定通貨に換金しなくてもそのまま買い物ができますので、ビットコインの需要も増え、価格が高騰する可能性があるといえるでしょう。

スマートコントラクトが魅力のイーサリアム(ETH)

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イーサリアムは、時価総額第2位のビットコインに次いで人気のある仮想通貨です。

しかし、イーサリアムというのは実はプラットフォームのことを指していて、このプラットフォーム上で使われる仮想通貨をイーサ(ETH)と呼びます。

そんなイーサリアムが公開となったのは2014年と最近で、現状は仮想通貨の発行上限数を設けていません。

また、ブロック生成時間については約15秒とビットコインよりもかなり速くなっていますので、マイクロペイメント(少額決済)に最適な通貨としても人気があります。

イーサリアムの概要
用途プラットフォーム
仮想通貨単位ETH
考案者ヴィタリック・ブリテン
運用開始
2014年7月
管理者不在
開発者ETH DEV
ブロック生成時間約15秒
アルゴリズムPoW→PoS(プルーフ・オブ・ステーク)

イーサリアムの魅力

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イーサリアムにはビットコインにはない大きな特徴があり、これこそがイーサリアムの魅力といえます。

スマートコントタクト

イーサリアムはスマートコントラクトが採用されていることで有名です。

スマートコントラクトとは「賢い契約」という意味があり、ブロックチェーン技術を利用した自動契約の技術をいいます。

人の手を介すことなく正確に契約を実行することができるため、仮想通貨以外にも不動産契約やギャンブルなど、さまざまなシーンで活用できると注目されているのです。

拡張性が高い

イーサリアムは拡張性の高さでも有名で、特にICOに使用されるトークンについては作りやすい仕組みとなっています。

そのため、一般に出回っているトークンのほとんどがイーサリアムベースとなっており、EOSTRONICONなどもイーサリアムが元になっているトークンです。

ちなみに、仮想通貨の時価総額を確認できるcoinmarketcapというサイトでは、540種類のトークンのうち436種類がイーサリアムベースとなっています。

このことから、いかにイーサリアムの確証性が高いかというのが伺えるでしょう。

送金速度がおよそ15秒

イーサリアムは、ブロックの生成時間が約15秒とかなりスピーディです。

ビットコインが約10分であることを考えると、その速さは一目瞭然でしょう。

このブロック生成時間が短いほど送金速度も速くなりますから、ユーザとしては利便性が高いといえるのです。

イーサリアムの課題

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スマートコントラクトやブロック生成時間を見るとかなり画期的なイーサリアムですが、ビットコイン同様、今後の課題となっているポイントが存在します。

マイニングの難易度が高い

イーサリアムでは幾度ものアップデートが計画されていましたが、開発の遅れによってアップデートにも遅れが生じています。

そのため、本来アップデートによって調節されるはずのマイニング難易度が調整されず、易度が上がってしまうのです。

こういった現象はマイナーにとっては割りに合わず、イーサリアムのマイナー離れに繋がります。

さらに、マイナー離れを防ぐには手数料を高くしなければなりませんから、結果としてユーザーが影響を受けることに…。

スマートコントラクトの情弱性

イーサリアム最大の魅力といえるスマートコントラクトですが、改ざんができないという特性が裏目にでる場合もあります。

それは、間違った情報を書き込んでしまった際に対処が難しくなってしまうということです。

良い例となるのが2016年に起きたDAO事件

DAO事件ではハッキングによる被害が出ましたが、ハッカーに資産を持ち逃げされないようイーサリアムはハードフォークを行いましたよね。

これにより資産の紛失は防げたものの、このハードフォークは中央集権的だとして大きな批難を浴びる結果となりました。

つまり、今後も不具合や間違いが起きた際には、ハードフォークや論争が生じる可能性があるのです。

イーサリアムの将来性

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近年ではイーサリアムを活用したアプリケーションなども誕生し、イーサリアムプロジェクトに参加する大企業も増えてきました。

このことから、イーサリアムの将来性は非常に期待ができるといえます。

ただし、現時点ではまだまだ発展途中であり、問題視される課題の解決にも時間がかかることでしょう。

そのため、将来性に期待しつつも今後の動きに注目していくことが大切となります。

ビットコインとイーサリアムでは、違った将来性が期待できる

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ビットコインとイーサリアムでは性質や魅力、今後の課題点が全く違い、将来性についてはビットコインは利便性が、イーサリアムではスマートコントラクトの活用が期待されます。

どちらも時価総額ランキング1位・2位を抑えているだけに安定したコインだといえますが、基軸となっている以上、やはりビットコインの方が期待度が大きいといえそうです。

とはいえ、イーサリアムのスマートコントラクトも期待度が大きいですので、それぞれの特性を理解し、賢く資産運用を行なっていきましょう。