ビットコインってどこで買えるの?
初心者だから買えるか不安だなあ・・・
この記事ではビットコインがどこで買えるのか、どうやって買えば良いのかを初心者の方に分かりやすいように解説しています。
また、後半部分ではビットコインが好きになるちょっと面白い話も紹介します。
初心者の方だけでなく仮想通貨に詳しい中級者や上級者の方も楽しんでいただける内容となっています。
この記事を読めば、ビットコインがどこで買えるか、その買い方まですべて分かります!
ビットコインはどこで買えるのか?
まずはビットコインがどこで買えるのかを確認していきましょう。
ビットコインは取引所で買える
ビットコインは「取引所」というところで購入できます。
「取引所」とはビットコインを買ったり売ったりできる場所のことです。
実際に町中とかにお店はなく、取引所はインターネット上にお店を構えています。
インターネット上にあると言われると分かりづらいかもしれません。
たとえばネットショッピングができる「楽天」や「アマゾン」をイメージしてみてください。
どちらも町中などにお店はないですが、会員登録をすればパソコンやスマートフォンで自分が欲しいものを購入できますよね。
「取引所」もおなじイメージで考えてOKです。
会員登録をすることでパソコンやスマートフォンでビットコインや仮想通貨を購入することができます。
いくらくらいで買えるの?
値段が高いイメージがある仮想通貨ですが、実は1000円くらいあれば購入することができます。
株などは数十万円用意しなければいけないことがほとんどなので、それと比べればとっても安いことが分かりますね。
誰でも買えるの?
ビットコインは日本の取引所であれば基本的に誰でも購入することができます。
また、取引所によっては親御さんの同意書があれば未成年の方でも購入することができるので、学生さんでもOKです。
海外にも取引所がありますが、金融庁の規制に従って徐々に日本人の利用を禁止するところも出てきています。
どうやって買えるの?
ビットコインは4ステップでカンタンに購入できます。
- STEP.1メールアドレスを登録
取引所のホームページにて会員登録画面からメールアドレスを登録します。
- STEP.2個人情報を入力
登録したメールアドレスに取引所からメールが届くので添付されているリンクをクリックします。
すると個人情報の入力画面に切り替わるので、各種個人情報を入力します。
- STEP.3本人確認書類をアップロードする
個人情報の入力が終わったら免許証などの本人確認書類をスマホなどを使いアップロードします。
- STEP.4ハガキを受け取る
取引所からおよそ1週間ほどでハガキが郵送されてくるので受け取って口座の開設が完了です。
あとは日本円を開設した取引所の口座に入金すればビットコインを購入できます。
通販サイトに登録して商品を買うのと同じ感覚で、上記の4つのステップでカンタンにビットコインが購入できます。
ビットコインの書い方の詳しい方法はこちらから
おすすめの取引所ってあるの?
ここからは初心者の方も安心してビットコインを買うことができる、日本の仮想通貨取引所を紹介していきたいと思います。
また、当サイト独自の基準で5段階評価も付けていますので、ぜひ参考にしてみてください。
GMOコイン(ジーエムオーコイン)
出典: https://coin.z.com/jp/
ビットレ君というかわいらしいマスコットキャラクターが印象的な「GMOコイン」。
東証一部上場企業のGMOインターネット株式会社が運営しています。
そのためセキュリティやサポート面でも非常に信頼することができます。
また、日本円と連動した「GMO Japanese Yen」を2019年中に発行する計画を発表しています。
これは日本円と同じ価値をGMO側で保証することで、価格変動に影響されない安定した価値の提供を目的としたものです。
実は海外ではアメリカの「ドル」と等価で交換できる「テザー」という仮想通貨がすでに発行されており、人気を集めています。
もしこの計画が実現すれば、GMO自体の価値や評判もますます向上することでしょう。
今後から目が離せない取引所の1つとなっています。
→ GMOコインの公式サイトはこちら
BITPoint(ビットポイント)
出典: https://www.bitpoint.co.jp/
サッカー選手の本田圭介選手がイメージキャラクターを務める「BITPoint」。
親会社は東証マザーズに上場している一流企業であり、高い信頼性があります。
取引にかかる手数料もほぼ全て無料となっているため、費用面をできるだけ安くしたいという方には特におすすめの取引所です。
どこに登録すれば良いかわからない方はまずは「BITPoint」に登録しましょう!
DMM Bitcoin(ディーエムエムコイン)
出典: https://bitcoin.dmm.com/
「DMM Bitcoin」は国内でインターネットを中心に様々な事業を展開しているDMMグループが運営する仮想通貨取引所です。
芸能人のローラさんのCMでも見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
2018年の8月には「DMM Bitcoin」のアプリが60万ダウンロードを記録しています。
着実にユーザー数を増やし波に乗っている取引所と言えるでしょう。
サポート面が魅力で問い合わせをラインでも受け付けているので、分からないことがあってもすぐに解決することができます。
信頼性の高い取引所で安心してビットコインを買いたい人におすすめの取引所です。
→ DMM Bitcoinの公式サイトはこちら
ビットコインを買うときに気を付けたいこと
ここからはビットコインを購入する時に気を付けておきたいことを確認しましょう。
ハッキング対策は万全か
ビットコインはインターネット上に存在するお金なので、ハッキングなどの被害を受けやすくなっています。
こういったことからもその取引所で「セキュリティ」がしっかりしているかは大事なポイントです。
日本国内では2018年に「coincheck(コインチェック)」と「Zaif(ザイフ)」がハッキング被害を受けています。
これによって多額の仮想通貨が流出しています。
それぞれ他の企業に買収されたことで、その後の補償面などもうまくいきました。
しかし、もし倒産してしまったら自分の大切な資産を失ってしまうことになります。
こうしたことからもセキュリティにしっかりと力を入れている取引所を選ぶようにしましょう。
電話やメールなどのサポートを行っているか
初心者の方は操作方法や注文方法で分からない点があるときにサポートしてくれる環境が必要です。
以前は手厚いサポートが受けられなかった取引所がほとんどでした。
しかし、金融庁がさまざまな取引所に業務の改善命令を出したこともあり、多くの取引所で充実したサポートが受けられます。
取引でつまづくことがないように、電話やメールでサポートをしっかりと行ってくれる取引所を選ぶようにしましょう。
ビットコイン送金時にはアドレス間違いに注意
ビットコインをはじめとした仮想通貨はアドレスというものを使って送金を行います。
メールアドレスを思い浮かべると分かりやすいでしょう。
メールアドレスはアドレスごとに違うため、さまざまな人に送信できる仕組みとなっています。
また、アドレスを間違えてしまうと本来送りたい人と別の人に送ってしまうなどのトラブルが発生します。
メールアドレス同様にビットコインのアドレスもそれぞれに違います。
そのため間違ったアドレスに送金してしまうと本来送りたい人と別の人に送金がされてしまいます。
メールであれば文章が送られるだけなのでまだ被害が少ないですが、ビットコインは自分の大事な資産です。
こうしたことからも大切な資産を失わないよう、送金時のアドレスの間違いに十分に気を付けましょう。
ビットコインが好きになるちょっと面白いはなし
ここからはビットコインにまつわるちょっと面白いはなしを紹介したいと思います。
謎の開発者「サトシ・ナカモト」
ビットコインは「サトシ・ナカモト」と呼ばれる人物が開発者です。
「metzdowd.com」というサイトの暗号理論に関するメーリングリストにサトシ・ナカモトがビットコインに関する論文を投稿しました。
この論文をもとに本人とその他の開発者が協力し合って開発を行いました。
しかしサトシ・ナカモトは徐々にその開発者たちと距離を置くようになります。
やがてビットコインのソフトウェアやプロジェクト自体の管理も他の開発者に譲り渡しました。
そして完全に表舞台からその姿を消してしまいました。
一説によるとサトシ・ナカモトは100万BTC(現在のレートで7000億円相当)を保有しています。
もしこれらが市場に売りに出されればビットコインの市場は暴落すると言われています。
このサトシ・ナカモトが日本人なのか、どこの誰で、何をしている人物なのか、その正体はいまだあきらかにされていません。
かつてエジソンが電気を開発したように、私たちの生活を便利で豊かにしてくれるさまざまな技術がこれまでに開発されました。
そのほとんどで開発者は公の存在とされています。
ビットコインのような世界中から注目されている技術を開発して、その存在を公表していないのは非常にまれな例です。
こういったミステリアスな要素が、さらにビットコインの魅力を深めているともいえるでしょう。
ピザ2枚が「80億円」!?驚愕のビットコインの実話
2010年5月22日に起こったピザとビットコインを交換した有名なはなしがあります。
プログラマーのLaszlo Hanyecz氏がアメリカのピザチェーン「パパ・ジョンズ」の2枚のピザを1万BTCと交換しました。
この交換が世界ではじめてビットコインが使われた取引と言われています。
そして2018年現在、1万BTCはおよそ「80億円」近くにまで達しています。
信じられない金額ですよね。
交換したLaszlo氏本人もまさかこんなことになると思っていなかったでしょう。
さぞ後悔しているかと思いきや、意外にもまったく後悔していないと、ニューヨークタイムズのインタビューで答えています。
ちなみにこのピザとの交換を記念して、仮想通貨界隈では5月22日は「Pizza Day(ピザの日)」となっています。
「FBI」と「ブルガリア共和国」がビットコインで大儲け
みなさんは「ビットコイン長者」というものをご存知でしょうか?
これはビットコインで大金を稼いだ人たちのことです。
実はこの「ビットコイン長者」のランキングにはアメリカの警察組織である「FBI(連邦捜査局)」と「ブルガリア共和国」がランクインしています。
「FBI」は過去に違法薬物のネット販売を行っていた犯罪組織の「シルクロード」を摘発をしました。
この時になんと14万4000BTC(現在のレートで1000億円くらい)のビットコインを押収しています。
ここで押収したビットコインはアメリカの取引所「Digital Currency Group」の創業者であるバリー・シルバート氏に売却されています。
また、「ブルガリア共和国」も犯罪組織の摘発でおよそ21万BTC(現在のレートで1400億円くらい)を押収しています。
一説によるとブルガリアが抱えている負債の4分の1をこれで支払うことができるそうです。
ビットコイン長者と聞くと大金持ちの成金みたいなイメージでしたが、意外にも国や公的機関が儲かっていたんですね。
実は少ない「非中央集権的」な通貨
日本で使われている「円」やアメリカで使われている「ドル」は中央銀行が価値を保証している「中央集権的」な通貨です。
これに対してビットコインは発行元や管理者が存在しない「非中央集権的」な通貨と言われています。
ビットコインは世界ではじめての仮想通貨であることからも、この理念は仮想通貨の象徴となっています。
しかし、現在発行されている時価総額の高い仮想通貨は発行元や管理者が存在している中央集権的な構造を持っています。
たとえば現在時価総額で3位に位置する「リップル(XRP)」は、「Ripple Inc」が運営する中央集権通貨です。
運営や発行の管理などもすべてこの会社が行っているだけでなく、その経営陣は非常に優秀です。
リップルは仮想通貨のなかでも大規模な普及をみせており、中央集権的であるメリットを最大限生かした成功例となっています。
このように仮想通貨の象徴的な理念が、実はあまり使われていないという点は意外と知られていないポイントと言えるでしょう。
また、時価総額1位である現在でも「非中央集権的」の理念を保っているのはビットコインのかっこいいところですね。
ビットコインはどこで買えるのかまとめ
以上、ビットコインがどこで買えるのかと購入方法などを合わせて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
ビットコインが欲しくても何をどうしたら良いかわからないという方は参考にしてください。
この記事でビットコインの買い方やその魅力がすこしでも伝わったら幸いです。