Bitcoinのレバレッジ取引(FX)を行ったことはありますか?
Bitcoinを取引所で購入して保有するよりも利益を得られる可能性があります。
Bitcoinのレバレッジ取引を行っている取引所はいくつかあるのですが、最もおすすめなのはビットバンクトレード(bitbank trade)です。
今回はビットバンクトレードの登録方法やBitcoinの買い方についてご紹介します。
2019年3月1日からは新規登録の停止、3月29日には注文も停止されるとのことですので、ご注意ください。
仮想通貨レバレッジをこれから始める場合はGMOコインやBitMEX(ビットメックス)がおすすめです。
目次
ビットバンクトレードとは
ビットバンクトレードはBitcoinのFXが出来るサービスです。
BitcoinのFXをしている業者は日本国内にも数多くありますが、ビットバンクトレードには以下のような特徴があります。
- レバレッジが20倍で効率的に稼げる
- 追証なしで元本以上損しない
- スワップポイント(借入手数料)が無い
- 限月がある
レバレッジが20倍で効率的に稼げる
レバレッジ取引とは1BTCを担保に20BTCを借りて取引することができる取引のことです。
レバレッジは国内にあるBticoinのFX業者別にみると上記のようになっていますので、国内でレバレッジが「20倍」なのがビットバンクトレードです。
追証なしで元本以上損しない
追証は追加証拠金の略です。
レバレッジ取引を行うために預けているお金が不足したら、お金を追加しないといけません。
ビットバンクトレードはこの追証がないため、最初に投資した元本以上の損失を防ぐことができます。
例えば、100万円分のBitcoinを証拠金として預けてレバレッジ取引をはじめた後、Bitocoinの価格が変動して残り20万円になったら強制的に決済されます。
ビットバンクトレードは以上のように証拠金維持率が20%になると強制的に決済されるため、投資した金額以上損失しないようになっています。
一方で他のBitcoinFX業者の場合、損失を出したら、10万円以上追証しないといけないことがあります。
また、ビットバンクトレードは証拠金維持率が20%になるまでロスカットされないため、Bitcoinが急激に価格変動をしたとしてもある程度耐えることができるのです。
スワップポイント(借入手数料)が無い
ビットバンクにはスワップポイントがない「先物取引」というものが取引方法になります。
スワップポイントとはFXにかかる取引手数料のことで、日をまたいでトレードをすると手数料がかかってしまうのです。
例えば、ビットフライヤーなどでBitcoinFXをすると、借入手数料が毎日0.04%かかります。
トレーダーは業者にBitcoinを借金して取引を行っているからです。
金融機関に借金をするとかかる利子のようなものがスワップポイントになります。
スワップポイントが無いという事は長期間FXし続けていても金利を支払わなくていいということです。
この業者にBitcoinを借りてトレードすることを「信用取引」といいます。
先物取引について
先物取引は為替取引でも行われる方法です。
例えば、今1BTC=60万円だとします。
そこであなたは1ケ月後に1BTCを40万円で買うと「約束」し、1ケ月後には1BTC80万円になりました。
しかし、あなたは1BTC40万円で買うと「約束」をしていますので、その値段でBitcoinを買ってそのままBitcoinを売れば、80万円-40万円=40万円の利益になります。
これが先物取引の仕組みになります。
限月がある
これはビットバンクトレードが先物取引だからこそある特徴なのですが、限月というものがあります。
限月は最終的に決済してくれるシステムのことです。
買い注文を出すときに最終的に決済される日付(限月)を設定されており、その日になると勝手に決済されます。
長期的に取引を行いたい方にはとても便利な仕組みといえるでしょう。
ただし、限月を使う場合はビットバンク(bitbank)に登録して提携する必要がありますので注意しましょう。
ビットバンクやビットバンクトレードに口座を開設する方法
では実際にビットバンクトレードに口座を開設しましょう。
ビットバンクトレードで取引を行う場合、ビットバンクと提携しておくことで、より使いやすくなりますので、
ビットバンクトレードとあわせてビットバンクの登録方法もご紹介します。
ビットバンクの登録方法
ビットバンクトレードは口座を開設すればすぐに使うことができるのですが、ビットバンクは本人確認までに1週間程度かかりますので、先にビットバンクの登録から行うのがおすすめです。
ビットバンクの登録方法はを簡単に説明すると以下になります。
- メールアドレスを登録する
- 登録したメールアドレスに届いたメールに書かれたURLを開く
- お好みのパスワードを入力し、チェック項目にチェックする
- 基本情報を入力する
- 本人確認書類を提出する
- SMS認証と二段階認証を行う
- アカウントが承認されるまで待つ
詳しくは『ビットバンク(bitbank)での買い方は?仮想通貨の購入方法をゼロから紹介!』で確認してみてください。
本人確認ができないと取引ができませんので気をつけてください。
ビットバンクトレードの登録方法
ビットバンクトレードの登録方法は以下になります。
- メールアドレスとお好みのパスワードを入力して登録ボタンを押す
- 登録したメールアドレスに届く確認メールのURLを押す
- 同意事項にチェックを入れる
- 本登録完了
1.メールアドレスとお好みのパスワードを入力して登録ボタンをクリック
メールアドレスとパスワードを入力し、「私はロボットではありません」をチェックし、登録ボタンを押します。
「私はロボットではありません」を押すと、画像が出てきて、指定された物を正確にタップすれば完了します。(「車をすべて選んでください」などがでます)
すべて選ばないと別の画像になり、全て選べるまで認証が行えませんので気をつけましょう。
ちなみに「招待コード」は持っていれば半年間20%の手数料割引が利くなどというものです。
2.登録したメールアドレスに届く確認メールのURLをクリック
登録したメールアドレスに上のようなメールが届きますのでURLを開いて登録を完了させましょう。
もし届かなければメールアドレスが間違っているか、迷惑メールフォルダに入っている可能性があるので確認してみましょう。
3.同意事項にチェックを入れる
同意事項にチェックを入れて利用開始ボタンを押せば利用を開始することができます。
4.本登録完了
本登録が完了したら上記のようなメールが届きます。
ビットバンクからビットバンクトレードに連携する
ビットバンクとビットバンクトレードの口座を開設したら、今度は連携を行いましょう。
ビットバンクのアカウントページのサイドバーの一番下に「アカウント連携」という項目がありますのでクリックします。
ビットバンクトレードにはビットバンクのようにアカウント連携のページがないため、どのページが分からない人もいるのではないでしょうか。
「入出金」にカーソルをやると「BTC預入」と「BTC引出」とあり、「BTC引出」のページにいくと、連携パスワードを入れる画面に出ます。
そして、ビットバンク出てきた連携パスワードを入力して「連携」を押せば完了です。
ビットバンクトレードで実際にトレードを行ってみましょう
ビットバンクとビットバンクトレードの登録が終ったら、実際に取引を行ってみましょう。
- ビットバンクでビットコインを購入する
- ビットバンクからビットバンクトレードへビットコインを送金する
- ビットバンクからビットコインを引き出す
- 現物口座からFX口座へビットコインを振替
1.ビットバンクでBitcoinを購入する
画像はビットバンクの注文ページです。左側からチャート・注文板・注文フォームとなっています。
ビットバンクでBitocoinを購入する方法は以下の2つになります。
- 成行注文:注文時のレートで勝手に購入
- 指値注文:値段と数量を指定して購入
初心者におすすめなのは成行注文です。
成行注文を選択して日本円の金額を入力して注文ボタン押すだけです。
もし値段と数量を選択したいなら、指値注文で購入するようにしましょう。
2.ビットバンクからビットバンクトレードへビットコインを送金する
Bitcoinを購入したら、ビットバンクからビットバンクトレードにBitcoinを送金します。
ビットバンクの「入出金」の「BTC預入」のページにBitcoinの送金先とQRコードが表示されるので、アドレスをコピペしましょう。
3.ビットバンクからビットコインを引き出す
ビットバンクの出金を選択し、Bitcoinの欄の出金ボタンを選択します。
そうすると、アドレスの金額が出てきますので、先ほどコピペしたアドレスを入力してください。
アドレスが間違えていると、二度と戻ってきませんので気をつけましょう。
4.現物口座からFX口座へビットコインを振替
Bitcoinがビットコイントレードに入金されたら、現物口座からFX口座にBitcoinをうつします。
振替方法は簡単で、アカウントから「トレード」を選ぶ、「口座振替(現物⇔FX)」にうつります。
そこで、「現物口座→FX口座」を選んで、振替したいBitcoinの数量を入力します。
そしてパスワードを入力し振替予約をします。
これでBitcoinFXの下準備は完了で、振替したBitcoinが証拠金となり、FX取引を行うことができます。
ビットバンクトレードを利用する注意点
ビットバンクトレードを利用する際には注意してほしいことがあります。
ビットバンクトレードはOK Coinの取次業務をしている
ビットバンクトレードは中国の大手取引所である、OK Coinの取次業務をしています。
そのため、取引は世界最大規模の流動性を誇り、参加者が多くほとんどの場合取引が成立するというメリットはあるのですが、OK Coinが倒産するというリスクがあるのです。
OK Coinは中国三大取引所と言われていますので、明日いきなり潰れるということは無いと思いますが、仮想通貨の世界は何が起こるかわかりません。
実際日本国内最大規模だったコインチェックはNEMが大量に流出してしまいました。
そのため、念のためリスクを減らすためにもビットバンクトレードだけでなく、複数の業者を選ぶことをおすすめします。
「二段階認証」を設定しておくこと
Bitocoinはハッキング被害が時々発生していますので、ビットトレードのハッキング対策として、「二段階認証」を設定しましょう。
ビットバンクトレードのマイページにログイン後、歯車のボタンを押して、「2段階認証」を選ぶと上記の画像が出てきます。
2段階認証をする場合、「Google Authenticator」というアプリが必要になりますので、ダウンロードしておきましょう。
ダウンロードしたら、アプリを起動し、ビットバンクトレードに表示されるQRコードを読み取ります。
その後、アプリに数字が表示され、その数字をビットバンクトレードに入力することで、二段階認証が完了です。
設定完了後はBitcoinを出金するときなどに、IDとパスワード以外に「Google Authenticator」で表示される数字することで、取引を行うことが出来ます。
ハッキングされてからでは遅いですので、最初に設定をしましょう。
bitbank Trade(ビットバンクトレード)のサービス終了に注意
ビットバンクトレードは、競合との状況や兄弟取引所であるビットバンクの現状を踏まえ2019年3月31日にサービス終了することが決まっています。
その為、これから3月以降も仮想通貨レバレッジを行なっていくことを検討されている場合GMOコインやBitMEX(ビットメックス)の利用をおすすめしています。
ちなみに、ビットバンクトレードのサービス終了のスケジュール以下の通りのようです。
- 3月1日:新規登録停止
- 3月15日:四半期の売買停止
- 3月22日:来週の上場停止
- 3月29日:新規・決済注文の停止、注文の全キャンセル、BTC入金の停止
- 4月1日:BTC出金停止、bitbank.ccへのBTC移行、ログイン停止、
詳しいスケジュールや保有している通貨については、ビットバンクトレードの公式発表をご覧になることをおすすめしますが、ビットバンクトレードで保有中のBTCについてはビットバンクに振替られるそうです。
とはいえ、サービスが停止されてしまうと取引履歴などの取得ができなくなっていまいますので、今のうちに取得しておきましょう。
GMOコインでの仮想通貨の買い方はこちらから

BitMEXでの仮想通貨の買い方はこちらから

ビットバンクトレード買い方まとめ
いかがでしたか?
今回はビットバンクトレードの登録方法や使い方、ビットバンクの登録方法などをご紹介していきました。
FXは少し難しいと感じる人もいるかもしれませんが、まず成行注文で行うことで、失敗せずに取引を行うことができるでしょう。
ビットバンクトレードでFXをする場合はビットバンクの登録も必須になりますので、忘れないように登録を済ませましょう。