バイナンスを使ってみたい!
バイナンスってどんな取引所なの?
バイナンスについて詳しく知りたい!
世界最大級の仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」について、徹底的に詳しく紹介しています。
バイナンスの基本的なサービス内容等の解説から、実際に使い始めるまでの登録や設定、使い方やトレードのやり方など、このページを見れば「海外取引所は初めて使う!」という方でも、簡単に始めることができるでしょう。
バイナンスは人気の取引所なのでフィッシング(詐欺)サイトも多く存在しています。
必ずこのページもしくは公式サイトをお気に入り(ブックマーク)に入れて、そこからアクセスするようにしましょう。
GoogleやYahoo!などの検索エンジン、TwitterなどのSNSからはアクセスしないように注意しましょう。
目次
バイナンスの概要と特徴
バイナンスの設立は2017年7月と仮想通貨取引所としては後発組です。
ですが驚異的なスピードで成長を続けており、現在、約180カ国において1,000万人を超えるアクティブユーザーがいる世界最大級の仮想通貨取引所となっています。
本拠地は地中海の島国「マルタ」にあります。
マルタは仮想通貨・ブロックチェーンに関して非常に寛容で、財政的にも安定している国です。
以前は香港に本社を置いていましたが、中国当局の仮想通貨業界への規制の関係もあり2018年3月に移転しました。
創業者兼CEOは趙長鵬(ジャオ・チャンポン)氏で、仮想通貨業界ではアルファベット表記の「Changpeng Zhao」から「CZ」と呼ばれています。
CZ氏は左側(Wikipediaより)
CZ氏は中国の江蘇省に生まれた後、家族でカナダのバンクーバーに移住、カナダを代表する名門大学「マギル大学」でコンピューターサイエンスを学んでいます。
ソフトウェアエンジニアとしてブルームバーグで勤務した後、ブロックチェーンに興味を持った彼は、ビットコインウォレットを提供する「Blockchain.info」や仮想通貨取引所「OKCoin」に参加。
その後、中国・上海で「バイナンス」を創業しました。
バイナンスの強み・メリット
バイナンスが短期間でここまでの急成長を遂げ、現在も成長を続けていられるのには、単に仮想通貨バブルに乗れたからというだけでなく、ユーザーの支持を集める様々なメリットがあるからです。
世界最大のユーザー数と取引量による流動性の高さ
バイナンスのユーザー数は1,000万人以上。
しかもアカウントをただ保有しているだけのユーザー数ではなく、実際にログインしてトレードしているユーザー(アクティブユーザー)数が1,000万人以上です。
CoinMarketCapによる取引量による仮想通貨取引所トップ100ランキングでも常に上位に入っており、ナンバーワンにも何度もなっています。
これだけ板が厚いとどのような相場状況でもなかなか約定しなくて困るということはまずないでしょう。
毎秒140万件以上の処理をさばくシステムの安定性
バイナンスはユーザー数が多いので、毎秒140万件以上の注文が入っています。
それでもバイナンスのサーバーは非常に安定しており、これまでに取引システムの動作が重くなってしまったり、サーバーダウンして取引できなくなったことも、ゼロではないですが、それほど多くはありません。
特にここ最近は取引画面の動作は非常に軽く、サクサクと動き快適にトレードできるようになっています。
ハッキング被害ゼロのセキュリティの高さと、万が一の場合の迅速で真摯な対応
バイナンスは創業から現在までハッキング被害等によって仮想通貨が不正流出したり、盗難にあったという事件はありません。
何度か「ハッキングに遭ったのでは?」と疑われた事態はありましたが、フィッシングサイトに引っかかったユーザーのログイン情報が盗まれたことが原因でした。
#Binance Hacker Bounty has just been announced.
Even though the hacking attempt against Binance on March 7th was not successful, it was clear it was a large-scale, organized effort. This needs to be addressed.https://t.co/KzeaRUqxK4
— Binance (@binance) March 11, 2018
直接的にはバイナンスに責任のない事態でしたが、それでもバイナンスはこのような事態も想定したシステムを組んでいたため、不正な取引が発生後、迅速にトレードおよびすべての入出金を停止、不正な取引をロールバックしました。
これにより不正取引によって利益を得ようとしていた犯人側は逆に損失を出すことになりました。
さらにこの不正取引による価格変動によって影響を受けたユーザーの取引手数料を一定期間無料にした他、全ユーザーに対して手数料の70%を還元すると発表しました。
今後、万が一顧客の資産になにか被害があった場合に備えて、収益の10%をコールドウォレットに積み立てていくファンドを設立すると発表しました。
これらの一連の対応は不正取引が確認された数時間後~翌日に発表され、対応の素晴らしさと迅速さに「神対応!」と話題になり、バイナンスの評価がさらに上がることとなりました。
取り扱い通貨数は100種類以上!
2019年1月15日現在、バイナンスの取り扱い通貨数は169種類となっています。
日本国内の取引所でもっとも取り扱い通貨数が多いのはZaifの15種類なので、いかにバイナンスの取り扱い通貨数がケタ違いかが分かりますね。
海外取引所のなかには数百種類以上の取り扱い通貨数の取引所もありますが、さすがにそこまで多いと取引高がゼロだったり、怪しい詐欺コイン(SCAM)が混ざっていたりすることも疑われています。
バイナンスにはこれまで5,000件以上の取り扱い申請が届いていますが、各コインの信頼性や将来性、流動性などを慎重に審査して上場させるかどうかを決定しています。
ハードフォーク通貨を迅速にサポート
バイナンスはすべてのハードフォークに対応すると表明しています。
We support every Fork ??
? Binance (@binance) 2017年12月11日
ハードフォークとは、仮想通貨の仕様をアップデートし新しくすることで、旧仕様との互換性がなくなることを言います。
これにより旧仕様のままの仮想通貨と新しい仕様の仮想通貨とに分裂することになります。
最近ではビットコインキャッシュがハードフォークを行い、「Bitcoin ABC(BCH)」と「Bitcoin SV(BSV)」とに分裂しました。
ちなみに旧仕様との互換性を残したままのアップデートをソフトフォークと言います。
バイナンスでハードフォークする予定の仮想通貨を保有していると、旧仕様と新仕様の仮想通貨両方と1対1で付与してもらうことができます。
つまりバイナンスに入れておくだけで、仮想通貨が倍になるということです。
たとえば先日のビットコインキャッシュのハードフォーク前に、100BCHをバイナンスに保有していると、100BCHと同量の100BSVをタダでもらうことができました。
取引手数料が安い
バイナンスの取引手数料は「全通貨ペア、メイカー、テイカーとも一律0.1%」です。
さらに30日間の取引量とバイナンスが発行する独自通貨の「BNB」の保有数量に応じてレベルが変わり、取引量&BNBの保有量が多いユーザーほど取引手数料は安くなります。
「BNB」で手数料を支払うことで、最大50%割引になります。
他の取引所と比較してみても取引手数料は安い部類に入ります。
国内外の主な取引所の取引手数料比較
取引所 / 取引手数料 | メイカー | テイカー |
---|---|---|
バイナンス | 0.015%~0.1% | |
bitFlyer | 0.2% | |
ビットバンク | -0.05% | 0.15% |
ビットポイント | 無料 | |
Liquid | 無料 | |
OKEx | 0.02%~0.1% | 0.05%~0.15% |
Huobi | 0.2% | |
Bittrex | 0.25% | |
Bibox | 0.05%~0.1% | |
HitBTC | -0.01% | 0.1% |
バイナンスの弱み・デメリット
数ある仮想通貨取引所の中でもトップクラスの実力と人気を誇っているバイナンスですが、当然、弱点もあります。
以下の項目を重視する方は慎重に利用を検討しましょう。
日本語非対応
バイナンスは日本市場を非常に重視し、公式に日本語に対応もしており、近いうちに日本に拠点を構えて本格的に日本に進出すると言われていました。
しかし、2018年3月に日本の金融庁がバイナンスに対して、日本居住者に対して無登録で仮想通貨交換業を行っているとして警告を出しました。
参考 【PDF】無登録で仮想通貨交換業を行う者について(Binance)金融庁当時、バイナンスは香港を拠点としており、日本に拠点は持っていませんでしたが、日本語対応していることが日本居住者に向けてサービス提供していると判断されたようです。(実際、バイナンス利用者の居住国は1位が米国、2位が日本でした。)
そこでバイナンスは日本語への対応を中止しました。
日本語に対応していないだけで、日本からのアクセスをブロックする等はされていないので、現在も日本からでも普通に新規登録して使うことはできます。
英語のままでも特に問題はないかと思いますが、どうしても日本語表示がいい方はGoogle翻訳での日本語表示を利用することをおすすめします。
日本円など法定通貨は非対応
日本円、米ドル、ユーロなど法定通貨へは対応しておらず、入出金できるのは仮想通貨のみとなっています。
また取引通貨ペアも仮想通貨同士のペアのみとなります。
これはバイナンス創業時に法定通貨を取り扱わない方が中国当局との煩わしいやりとりを避けるためだったとのことです。
現在はバイナンスも非常に大きく成長したため、今後は法定通貨の取り扱いを積極的に開始していくと表明しています。
Binance CEO Zhao Changpeng calls 2018 a “correction year” for cryptocurrencies, and adds that “we want to kick off 2019 with a bang” https://t.co/0whUEdjyIi pic.twitter.com/h1X21lYE35
? Bloomberg Crypto (@crypto) 2018年12月19日
アフリカのウガンダには法定通貨「ウガンダ・シリング」に対応した通貨ペアを開始し、リヒテンシュタインにはスイスフラン(CHF)とユーロ(EUR)に対応した取引所「Binance LCX」を立ち上げています。
さらにユーロと英ポンドでビットコインとイーサリアムの取引ができる「Binance Jersey」も立ち上げています。
現物のみ
バイナンスでは現物取引のみを扱っており、FXや先物などのデリバティブ取引の取り扱いはありません。
また信用取引もできません。
これらのトレードをしたい方はバイナンスではできないので、他の取引所(BitMEXなど)を検討しましょう。
バイナンスのサービス内容について
バイナンスの取り扱い通貨や手数料などサービス内容について分かりやすくまとめています。
サービス内容一覧表
バイナンスの取り扱い通貨数やトレードの種類などを一覧表にまとめています。
2018年1月15日現在
取り扱い通貨数 | 169種類 |
---|---|
通貨ペア | BNB建て:77種類 BTC建て:147種類 ETH建て:137種類 XRP建て:2種類 USDⓢ建て*1:47種類 |
入出金手数料 | 入金:無料 出金:通貨によって異なる。詳しくはこちら |
取引手数料 | 取引量などによって、 0.015%~0.1%で変動。 詳しくはこちら |
トレードの種類 | 現物取引 |
アプリ | iOS、Android、Windows、MacOS |
API | あり:ドキュメント(GitHub) |
日本語対応 | なし:Google翻訳を利用 |
ソーシャル | Twitter Telegram steemit Medium |
取り扱い通貨について
バイナンスでは2018年1月15日時点で169種類の仮想通貨を取り扱っています。
日本の取引所でも取り扱っているようなメジャーな仮想通貨はもちろん、日本では取り扱っていないようなマイナーなものまで非常に多くの仮想通貨を取引することができます。
バイナンスには非常に多くの新規コインの取り扱い申請が届いていますが、しっかりと将来性や流動性などを審査した上で上場しているので、数は多いものの取引量がゼロだったり、詐欺まがいのコインは混ざっていません。
数が多いのですべてを紹介することはできませんが、バイナンスの取り扱い通貨の中でも主なものを下記にとりまとめておきます。
バイナンスの主な取り扱い通貨
- BNB
- BTC
- ETH
- NEO
- LTC
- QTUM
- EOS
- USDT
- OMG
- TRX
- ETC
- DASH
- BTG
- XRP
- XMR
- ZEC
- LSK
- REP
- XEM
- USDC
- ADA
その他の取り扱い通貨一覧はバイナンス公式サイトをご覧ください。
通貨ペアについて
バイナンスの基軸通貨は「BNB」「BTC」「ETH」「XRP」「USDⓢ」となっています。
もっとも多いのがビットコイン建てで147種類、次いでイーサリアム建てが137種類となっています。
バイナンスが発行している独自通貨「BNB」建ての通貨ペアも77種類と充実しています。
従来、これらのステーブルコインのマーケットは取引所によって、取り扱いがあったりなかったりして分散していましたが、バイナンスがステーブルコインの市場を再編成し、統一するために作った市場が「USDⓢ(USDステーブルコインマーケット)」です。
USDⓢは通貨ではなくマーケットの名称であり、USDT、USDC、PAX、TUSDの通貨ペアを取り扱っています。
取引手数料について
バイナンスの取引手数料は30日間の取引量とBNBの保有量によって変動する仕組みとなっています。
さらに手数料をBNBで支払うと最大50%の割引もあります。
アカウントレベルによる取引手数料一覧
アカウントレベルは毎日9:00(日本時間)に、その時点での過去30日間の取引量とBNB残高によって更新され、手数料はそれから約1時間後に変更されます。
レベルを上げるには30日間の取引量とBNBの保有量、両方の条件を満たす必要があります。
レベル | 30日間の取引量 | BNBの保有量 | メイカー | テイカー |
---|---|---|---|---|
General | 100 BTC未満 | 0 BNB以上 | 0.10% | 0.10% |
VIP 1 | 100 BTC以上 | 50 BNB以上 | 0.09% | 0.10% |
VIP 2 | 500 BTC以上 | 200 BNB以上 | 0.08% | 0.10% |
VIP 3 | 4,500 BTC以上 | 1,000 BNB以上 | 0.07% | 0.09% |
VIP 4 | 10,000 BTC以上 | 2,000 BNB以上 | 0.06% | 0.08% |
VIP 5 | 20,000 BTC以上 | 3,500 BNB以上 | 0.05% | 0.07% |
VIP 6 | 40,000 BTC以上 | 6,000 BNB以上 | 0.04% | 0.06% |
VIP 7 | 80,000 BTC以上 | 9,000 BNB以上 | 0.03% | 0.05% |
VIP 8 | 150,000 BTC以上 | 11,000 BNB以上 | 0.02% | 0.04% |
BNBによる取引手数料の割引表
取引手数料をBNBで支払うと上記表の手数料から割引が適用されます。
※デフォルトではBNB支払いに設定されています。
割引率は登録からの年数によって変動します。
年数 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目以降 |
---|---|---|---|---|---|
割引率 | 50% | 25% | 12.5% | 6.75% | 割引なし |
新規登録~各種設定の手順(スマホアプリ編)
バイナンスでは使いやすいと評価の高いスマホアプリがあり、新規登録からアプリで済ますことができます。
こちらではスマホアプリをダウンロードし、新規登録~2段階認証の設定をするまでの手順を解説しています。
パソコンでの手順を確認したい方はこちらをご参照ください。
インストールはこちら
バイナンスのスマホアプリは下記からダウンロードできます。
iOS版もAndroid版も日本の公式「App Store」「Google Play」からダウンロードできます。
新規登録の手順
新規登録の手順はとても簡単で、パスポートなどの本人確認書類も不要です。
必要なものはメールアドレスのみです。
登録は即座に完了し、すぐに入金してトレードを開始することができます。
- STEP.1アカウントを開く
スマホアプリを立ち上げ下部メニューの「Account」をタップします。
- STEP.2Login or Registerを開く
Account画面で一番上の「Login or Register」をタップします。
- STEP.3新規登録画面を開く
ログイン画面の一番下に「Register(登録)」とあるのでタップ。
- STEP.4メールアドレスとパスワードを入力
メールアドレスとパスワードを入力し、「I agree to Binance’s terms of use(利用規約に同意します。)」にチェックを入れます。
最後に「Register」をタップします。
- STEP.5メールを確認
確認メールを送ったとのことなので、受信メールをチェックします。
「[Binance] Registration Code」という件名で上図のようなメールが届いているはずです。
メール内には数字6桁のアクティベーションコードが記載されています。
- STEP.6アクティベーションコードを入力
メールに記載されているアクティベーションコードを入力します。
アクティベーションコードを入力すれば登録完了です。
自動的にログイン画面になるのでログインします。
2段階認証の設定
登録後はすぐに2段階認証の設定をしておきましょう。
また「Touch ID(指紋認証)」や「Pattern(パターン認証)」にも対応しているので、セキュリティを高めるためにこれらも設定しておくと安心です。
2段階認証の設定には認証アプリ「Google Authenticator」が必要です。
インストールがまだの方は下記からダウンロードしておきましょう。
- STEP.1Accountを開く
アプリを立ち上げログイン後、下部メニューから「Account」をタップします。
- STEP.2Securityを開く
Account画面のメニューから「Security」をタップします。
- STEP.3Google Authenticatorの設定
Security画面のメニューから「Google Authenticator」をタップします。
- STEP.4Google Authenticatorのインストールを確認
「Google Authenticator」のインストールをしてくださいと表示されます。
まだの方はインストールしましょう。
既にインストール済みの方は「Next」をタップ。
- STEP.516桁のキーをメモ
16桁の英数字によるキーが表示されます。
これは万が一、スマホを紛失したり故障したりしてGoogle Authenticatorを使えなくなった場合に必要になります。
紛失しないよう大事にメモしておきましょう。
メモできれば「Next」をタップ。
- STEP.616桁のキーを入力
先ほどメモした16桁のキーを入力し「Next」をタップ。
- STEP.7手動でGoogle Authenticatorの設定をする
スマホアプリから2段階認証の設定をする場合、QRコードの読み取りができないので、手動でGoogle Authenticatorに設定をする必要があります。
Google Authenticatorを起動し、右上の「+」をタップします。
「手動で入力」をタップ。
「アカウント」にはバイナンスに登録したメールアドレスを入力し、「キー」には先ほどメモした16桁のキーを入力します。
入力できれば右上の「レ点」をタップします。
設定できました。
- STEP.82段階認証の設定を完了
「パスワード」と「2段階認証コード」を入力し「Submit」をタップすれば設定完了です。
新規登録~各種設定の手順(パソコン編)
パソコンでバイナンスに新規登録をして2段階認証の設定をするまでの手順を解説しています。
スマホアプリでの手順を確認したい方はこちらをご参照ください。
日本語表記に変更する手順
バイナンスは公式には日本語対応していないですが、Google翻訳の機能をサイトに埋め込んでおり、Google翻訳を使って日本語表記にすることができます。
機械翻訳なので少しおかしな部分もありますが、実用面で特に問題はありません。
英語が苦手な方はGoogle翻訳で日本語表記にしてしまいましょう。
- STEP.1Google翻訳を開く
まずはバイナンスにアクセスしましょう。
一番右上のGと書いてある青いアイコンをクリックします。
「Website Translator」が表示され「言語を選択」というメニューが出てきます。
「言語を選択」をクリック。
- STEP.2日本語を選択
対応言語一覧が表示されるので「日本語」をクリックします。
- STEP.3翻訳完了
一瞬で翻訳され日本語表記に変わります。
英語に戻したければいつでも戻せます。
新規登録の手順
パソコンでの新規登録の手続きは非常に簡単です。
登録は即座に完了し、パスポートや免許証などの身分証明書も不要です。
必要なものはメールアドレスのみです。
- STEP.1バイナンス公式ホームページを開く
- STEP.2登録画面を開く
バイナンスの公式ホームページの右上のメニューから「Register」をクリックします。
- STEP.3登録する
メールアドレスとパスワードを入力し、「I agree to Binance’s terms of use(利用規約に同意します。)」にチェックを入れます。
最後に「Register」をクリックします。
- STEP.4パズル認証
マウスをドラッグしてパズルを合わせる認証が表示されます。(表示されない場合もあります。)
- STEP.5メール認証
メールを送信したと表示されますので、受信メールをチェックしましょう。
「[Binance] Confirm Your Registration」という件名で上図のようなメールが届いています。
メール内の「Verify Email」という黄色のボタンをクリックします。
もしボタンをクリックできない場合は、その下のURLをブラウザにコピー貼り付けしましょう。
- STEP.6登録完了
「Account Activation Successful」と表示され新規登録完了です。
ログインしましょう。
2段階認証の設定
登録後すぐに2段階認証の設定をしておきましょう。
バイナンスの2段階認証は、認証アプリ「Google Authenticator」を使うものと、SMS認証の2つがあります。
「Google Authenticator」を使う方がセキュリティが高いので基本は「Google Authenticator」で設定しておきましょう。
インストールがまだの方は下記からダウンロードしておきましょう。
- STEP.1Accountを開く
ログイン後、右上の人形アイコンにマウスカーソルを持って行くとサブメニューが開きます。
サブメニューの「Account:登録メールアドレス」をクリックします。
- STEP.22段階認証の設定を開く
右下にある「Google Authenticator」のメニューから「Enable」をクリックします。
- STEP.3認証アプリのダウンロード確認
認証アプリ「Google Authenticator」のダウンロードリンクが表示されます。
インストールがまだの方はここからダウンロードしましょう。
インストール済みの方は「Next Step」をクリック。
- STEP.4QRコードをスキャン
「Google Authenticator」でQRコードをスキャンします。
Google Authenticatorを起動し、右上の「+」をタップ。
「バーコードをスキャン」をタップします。
スキャンできれば「Next Step」をクリック。
- STEP.516桁のキーをメモ
英数字からなる16桁のキーが表示されるので、無くさないようにメモします。
万が一、スマホが故障したり紛失したりして、Google Authenticatorを使えなくなった場合に、バイナンスのアカウントを復旧させるために必要です。
大事にメモしておきましょう。
メモできれば「Next Step」をクリック。
- STEP.62段階認証の設定完了
ログインパスワードと2段階認証コードを入力し「Enable Google Authentication」をクリックすれば設定完了です。
バイナンスの基本的な使い方(スマホアプリ編)
スマホアプリの使い方や見方などを簡単に解説しています。
パソコン版での使い方を見たい方はこちらをご参照ください。
アプリで仮想通貨を入金する手順
バイナンスに入金できるのは仮想通貨のみで、日本円や米ドルなどの法定通貨は入金できません。
バイナンスで取り扱いのある仮想通貨は基本的にすべて入金することができます。(一部入金停止中の場合もあり。)
最小受け入れ数量は特に設定されていません。
- STEP.1Fundsを開く
アプリでログイン後、下部メニューの「Funds」をタップします。
- STEP.2入金したい通貨を選ぶ
Funds画面で入金したい通貨をタップして選びます。
- STEP.3Depositを開く
下部の緑ボタン「Deposit」をタップします。
- STEP.4アドレスを表示
入金用のウォレットアドレスが表示されます。
「Coy Address」をタップすればコピーできますし、「Show QR Code」をタップすればQRコードを表示できます。
このアドレスに他の取引所等から送金すればOKです。
アプリで仮想通貨を出金する手順
スマホアプリでバイナンスから仮想通貨を出金する手順を解説しています。
出金時には通貨によって定められているネットワーク手数料が必要となります。
また最低送金可能数量も通貨ごとに決められているので、あまり小さな数量は出金できない場合があるので注意しましょう。
ネットワーク手数料も最低送金可能数量も通貨ごとの出金画面で確認できます。
- STEP.1Fundsを開く
アプリを起動しログイン後、下部メニューから「Funds」をタップします。
- STEP.2出金する通貨を選択
出金したい通貨をタップします。
今回はリップル(XRP)を出金してみます。
- STEP.3出金画面を開く
「Withdrawal」と書いてあるボタンをタップ。
- STEP.4出金数量を入力
「Withdrawal Amoount」の欄に出金したい数量を入力します。
右側のMAXをタップすれば保有しているすべての数量を自動で入力してくれます。
出金手数料はここに入力した数量から引かれますので、手数料込みの数量を指定しましょう。
- STEP.5出金先のアドレスを入力
「Address」の左側にある逆三角形のアイコンをタップして「+Use New Address」をタップします。
「Label」には後から自分が分かりやすい名前を入力、「Address」には出金先のウォレットアドレスを入力します。
入力できれば「Confirm」をタップ。
- STEP.6宛先タグを入力
リップルの場合、ウォレットアドレスに加えて宛先タグも指定する必要があります。
忘れずに入力しましょう。
一部、宛先タグが不要な取引所もあります。
その場合は「No Tag」にチェックを入れます。
リップルは宛先タグ、NEMはメッセージ等、ウォレットアドレスに加えて追加の情報が必要な通貨を送金する場合は忘れないように注意しましょう。
- STEP.7QRコードでの入力も可能
アドレス欄、宛先タグ欄の右側にあるアイコンをタップするとカメラを起動できます。
QRコードを使って入力すれば入力間違いも起こりにくいので活用しましょう。
- STEP.8内容を確認して出金
入力内容を確認して間違いなければ「Withdrawal」をタップします。
- STEP.92段階認証
2段階認証コードの入力画面になるので、Google Authenticatorを起動し、2段階認証コードを入力します。
入力できれば「Submit」をタップ。
メールを確認してくださいと表示されます。
この時点ではまだ出金処理は完了ではないので注意しましょう。
- STEP.10メール認証
「[Binance] Confirm Your Withdraw Request」という件名で、上図のような出金確認のメールが届きます。
メール内の「Confirm Withdraw」と書いてあるオレンジのボタンをタップします。
確認ボタンをタップするとブラウザが立ち上がり、出金手続きの申請が完了と表示されます。
トレード画面の見方や使い方
パソコン版の場合、バイナンスのトレード画面には「Basic」と「Advanded」の2種類ありますが、スマホアプリの場合はそのような種類はなく1種類のみとなります。
トレード画面へはアプリを起動後、下部メニューから「Trade」をタップします。
アプリのトレード画面の見方
バイナンスアプリのトレード画面は小さな画面でも使いやすいよう必要な情報をコンパクトに配置してあります。
スクロールしなくても注文パネルと板が表示されています。
スクロールすると取引履歴(歩み値)が確認できます。
アプリでの通貨ペアの切替
取引する通貨ペアの切り替えは上部の通貨ペア表示部をタップします。
基軸通貨ごとに通貨ペア一覧が表示されます。
トレードしたい通貨ペアをタップすれば切り替わります。
アプリのチャートについて
トレード画面の左上にあるグラフアイコンをタップすればチャートを表示することができます。
さすがにパソコン版で使えるTradingViewのようにはいきませんが、小さな画面でも見やすいチャートです。
テクニカル分析用のインジケーターも「SMS」、「EMA」、「BOLL」、「MACD」、「KDJ」、「RSI」の6個表示することができます。
横向きのフル画面表示にもできます。
デプスチャートも表示できます。
アプリの注文方法の種類
スマホアプリでの注文の種類は「Limit Order(指値注文)」「Market Order(成行注文)」「Stop-Limit(ストップリミット注文)」の3種類です。
パソコン版と同じです。
バイナンスの基本的な使い方(パソコン編)
パソコンのブラウザ版でバイナンスへ入金する手順や出金する手順、トレード画面の使い方などを解説しています。
スマホアプリの使い方を見たい方はこちらをご参照ください。
バイナンスへ仮想通貨を入金する手順
バイナンスには日本円や米ドル、ユーロなどの法定通貨は入金できません。
入金できるのは仮想通貨のみで、入金手数料は不要です。
- STEP.1入金画面を開く
ログイン後、右上のメニュー「Funds」にマウスカーソルを持って行くとサブメニューが開きます。
サブメニューから「Deposits」をクリックします。
- STEP.2入金する通貨を選択
通貨の選択画面で入金する通貨を選択します。
非常に数が多いので、検索フォームに入金したい通貨のシンボルを入力して表示する通貨を絞り込んで探しましょう。
- STEP.3ウォレットアドレス表示
ウォレットアドレスが表示されます。
このアドレスに他の取引所等から送金すればOKです。
- STEP.4入金状況を確認
ブロックチェーン上にバイナンスへの送金を確認すると、Depositページの右にある「History」で入金状況を確認できます。
「Confirming(9/30)」というように、入金完了までのConfirmation状況が表示されます。
- STEP.5入金完了
「Status」が「Completed」になれば入金完了です。
バイナンスから仮想通貨を出金する手順
出金する際には通貨ごとに定められたネットワーク手数料が必要となります。
ネットワーク手数料はそのときのブロックチェーンの状況による変動し、ユーザー側で変更することはできません。
また最低送金可能数量が通貨ごとに定められています。
ネットワーク手数料も最低送金可能数量も通貨ごとの出金画面で確認できます。
- STEP.1出金画面を開く
ログイン後、右上のメニューの「Funds」にマウスカーソルを持って行くとサブメニューが開きます。
サブメニューの「Withdrawals」をクリックします。
- STEP.2出金する通貨を選ぶ
出金する通貨の選択画面になります。
検索フォームに出金したい通貨のシンボルを入力して検索します。
今回の例ではイーサリアム(ETH)を選択してみます。
- STEP.3出金先のアドレスを登録
イーサリアムの出金画面になります。
「ETH Withdrawal Address」に出金先のウォレットアドレスを入力します。
アドレス入力欄の右側にある逆三角形のアイコンをクリックします。
「+Use New Address」をクリックします。
「Label」には後から見て自分が分かりやすい名前を付けておきます。
「Address」に送金先のウォレットアドレスを入力します。
他の仮想通貨のアドレスを入力しないよう注意しましょう。
- STEP.4出金数量を入力
「Amount」に出金したい数量を入力します。
- STEP.5Submitをクリック
入力内容を確認して間違いなければ「Submit」をクリックします。
- STEP.62段階認証コードを入力
(設定していれば)2段階認証コードの入力画面になるので、認証アプリ「Google Authenticator」を起動して2段階認証コードを入力します。
- STEP.7メール認証
確認メールを送信したと表示されるので、受信メールをチェックします。
「 [Binance] Confirm Your Withdraw Request 」という件名で上図のようなメールが届きます。
メール内の黄色のボタン「Confirm Withdraw」をクリックします。
もしボタンをクリックできない場合は、ボタンの下部にあるURLをコピー貼り付けしてもOKです。
- STEP.8出金手続き完了
「Withdrawal Request Successful」と表示されれば出金手続き完了です。
- STEP.9出金状況確認
「History」で出金状況を確認できます。
「Status」が「Processing」の場合はまだバイナンスの出金手続き中で出金は完了していません。
少し待てば「Completed」になるでしょう。
これでブロックチェーン上に送金完了となります。
トレード画面の見方や使い方
バイナンスのトレード画面には、初心者でも使いやすい「Basic」と、高度なテクニカル分析も可能な「Advanded」の2つあります。
ログイン後、左上のメニュー「Exchange」にマウスカーソルを持って行くと、「Basic」と「Advanded」の2つのサブメニューが表示されます。
ここから好きな方をクリックして開けばOKです。
【Basic】のトレード画面
バイナンスのトレード画面はスクロールしなくても一画面に必要なパネルがきれいに配置されているので、非常に使いやすいです。
デザインもシンプルなので動作も軽くサクサク動きます。
下にスクロールすると「アクティブな注文一覧」と「過去24時間の注文履歴」があります。
【Basic】の通貨ペアの切り替え
通貨ペアの切り替えは右上にあります。
上部に「BNB」「BTC」「ALTS」「USDⓢ」と4つのメニューが並んでいます。
ここで基軸通貨を切り替えます。
「ALTS」はアルトコインのことで、「ETH建て」と「XRP建て」の通貨ペアが表示されています。
「ALTS」の右にある黒の三角メニューから表示する通貨ペアを「ETH建て」と「XRP建て」のどちらかに絞り込むこともできます。
「USDⓢ」では、「USDT」「TUSD」「PAX」「USDC」の4つの米ドルステーブルコインの通貨ペアが表示されています。
「ALTS」と同様に表示する通貨ペアを「USDT建て」「TUSD建て」「PAX建て」「USDC建て」のどれかに絞り込むことができます。
【Basic】のチャート
チャートは「Original」と「TradingView」の2種類を切り替えできます。

「Original」

「TradingView」
ただしどちらにしても「Basic」では詳細なテクニカル分析用のインジケーターなどを表示させることはできません。
本格的なテクニカル分析をしたいなら「Advanded」のチャートを使うようにしましょう。
【Basic】の注文方法の種類
注文パネルはチャートの下の中央下部にあります。
左の緑のボタンが「購入」、右のピンクのボタンが「売却」です。
初期では「Limit(指値注文)」となっていますが、左上の「Limit」「Market」「Stop-Limit」のメニューから注文方法を切り替えることができます。

Market(成行注文)

Stop-Limit(ストップリミット注文)
【Advanded】のトレード画面
「Advanded」では濃いグレーを基調にしたシックなデザインとなっており、すべてのパネルがスクロールしなくても良い一画面に収まっています。
「Advanded」の動作も軽くサクサクと使いやすいです。
表示されている情報自体は「Basic」と同じです。
【Advanded】の通貨ペアの切り替え
右上の選択中の通貨ペアが表示されている部分をクリックすると「通貨ペアの選択画面」が開きます。
表示されている通貨ペアや絞り込み方法は「Basic」と同じです。
【Advanded】のチャート
チャートも「Basic」同様「Original」と「TradingView」を選択でき、デプスチャートも表示できます。

「Original」

「TradingView」

「デプスチャート」
「Advanded」ではテクニカル分析用の豊富なインジケーターを表示することができます。
「Original」
「Original」では下記18種類のインジケーターを使えます。
MACD、KDJ、RSI、DMI、OBV、MTM、EMA、VWAP、AVL、TRIX、StochRSI、EMV、WR、BOLL、SAR、CCI、MA、VOL
「TradingView」
「TradingView」では80種類以上のインジケーターを使うことができます。
非常に数が多いのですべてを紹介することはできませんが、トレンド系だと「移動平均線(Moving Average)」や「ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)」「一目均衡表(Ichimoku Cloud)」、オシレーター系だと「MACD」「RSI」「ストキャスティクス(ストキャスティクス)」等の定番ものはすべて取りそろえています。
まあインジケーターは使っている人が少ないマイナーなものを使う機会はあまりないので、これだけたくさんのインジケーターがあっても使わないものの方が多いです。
「TradingView」はインジケーターだけでなく、表示方法などを細かく自分好みにカスタマイズできるので、本格的にトレードするなら「Advanded」で「TradingView」を使うようにしましょう。
【Advanded】の注文方法の種類
「Advanded」で使える注文の種類は「Basic」と同じ「Limit(指値)」「Market(成行)」「Stop-Limit(ストップリミット)」の3種類です。

「Limit(指値)」

Market(成行)

Stop-Limit(ストップリミット)
実際にバイナンスで仮想通貨を購入してみよう
パソコン版の「Basic」で仮想通貨を購入する手順を解説しています。
今回はビットコイン(BTC)でイーサリアム(ETH)を購入してみたいと思います。
- STEP.1通貨ペアを選ぶ
Basicの右上の通貨ペアの選択画面で、「BTC建て」を選び、「ETH / BTC」の通貨ペアを選択します。
通貨ペアの数が非常に多いので、検索フォームから絞り込むようにしましょう。
- STEP.2買いたい価格を指定
注文の種類は「Limit(指値)」「Market(成行)」「Stop-Limit(ストップリミット)」の3種類あります。
今回は「Limit(指値)」で購入価格を指定して買ってみます。
上図は「1ETH = 0.033941 BTCより安くなれば購入する」という注文です。
- STEP.3買いたい数量を入力
購入数量は手動で入力してもいいですし、保有しているBTCの割合で指定することもできます。
「100%」をクリックすれば、保有しているBTC(今回は0.02BTC)で買えるだけの数量を自動的に入力してくれます。
「50%」を選べば、0.02BTCの半分の0.01BTCで買えるだけの数量を入力してくれます。
今回は100%を指定し、0.02BTCで買えるだけイーサリアムを買うことにしました。
- STEP.4注文確定
入力内容を確認し間違いなければ「Buy ETH」をクリックします。
特に確認画面等は出ずにすぐに注文が入るので注意しましょう。
- STEP.5約定
バイナンスのすべて:まとめ
以上、バイナンスの概要や特徴、使い方まで詳しく紹介しました。
英語のみの海外取引所というと初心者の方は尻込みしてしまう方もいるかもしれませんが、バイナンスは非常に簡単で使いやすい取引所なので初めてでも大丈夫です。
日本の取引所とは比べものにならないほど多くの仮想通貨を取引でき、セキュリティ対策もバッチリ、今後もどんどん成長していくであろう将来性もある取引所です。
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