カルダノプロジェクトの仮想通貨、エイダコイン(ADA)を知っていますか?
エイダコインはまだ日本国内の取引所に上場していないため、認知度が低いのですが、投資家の間で話題になっているのです。
そこで今回はエイダコインの特徴や将来性などについてご説明します。
エイダコインについて気になっている方も、まだ知らないという方もぜひご一読ください!
エイダコイン(ADA)の基本情報 | |
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通貨名 | エイダコイン(ADA) |
通貨単位 | ADA |
公開日 | 2017年10月 |
時価総額順位 | 8位(¥434,233,658,812) |
発行枚数 | 450億ADA(内市場に流通しているのは320ADA) |
取扱い国内取引所 | なし |
取扱い海外取引所 | Binance(バイナンス) Bittrex(ビットレックス) など多数 |
公式サイト | Cardano(ADA)の公式サイト Cardano(ADA)の日本語公式サイト |
ホワイトペーパー | Cardanoのホワイトペーパー Cardanoの日本語ホワイトペーパー |
エイダコインに多くの投資家たちが熱視線!?
エイダコインとはどのような仮想通貨なのでしょうか。
日本ではまだ未上場にも関わらず注目している投資家がたくさんいます。
ではなぜそこまで注目されているのでしょうか。
まずは特徴について見ていきましょう。
エイダコインとは
エイダコインはカルダノプロジェクトにより生まれた仮想通貨で、通貨単位はADAです。
2017年1月までプレセールを行った後、当初の予定では2017年9月末に公開予定でしたが、少々遅れ、10月2日にBittrexに上場しました。
2018年7月現在ではBittrexやBinanceなど数多くの仮想通貨取引所でも取引が可能となっています。
エイダコインの生い立ち
エイダコインはカルダノ(Cardano)という分散型プラットフォームで利用する仮想通貨として誕生しました。
開発当初はオンラインカジノ用に開発されていましたが、途中で多くの機能を持たせる現在の仮想通貨へ方向転換しました。
通貨の名称は「ADA」で読み方は「エイダコイン」です。
Bitcoinのようにコインが入っていませんが、読み方はこの通りになります。
日本でもプレセールが全4期にわたり行われました。
エイダコイン(ADA)はBitcoinと比較して発行量が桁違いに多いのですが、それでもプレセールは好調に終わりました。
エイダコインの開発にチャールズ・ホスキンソンが関わっている!?
エイダコインの開発にあのチャールズ・ホスキンソンが関わったということで投資家の間で大きな話題になりました。
チャールズ・ホスキンソンは天才数学者で、時価総額第2位のEthereum(イーサリアム)やBitShares(ビットシェアーズ)の開発に携わっていると言われており、『暗号通貨の第一人者』と呼ばれています。
この人がカルダノプロジェクトに参加していたことでも話題になったのですが、「エイダコインは詐欺コインなのではないか」という噂が出て、良くも悪くも注目されていました。
その後2017年10月に海外の大手取引所の1つであるBittrex(ビットレックス)に上場したことで、詐欺コインという噂は少なくなりました。
カルダノ財団が運営をしている
出典: https://www.cardano.org
エイダコインの運営・管理を「カルダノ財団(Cardano Foundation)」が行っています。
このカルダノプロジェクトにはカルダノ財団の他に2つの組織が参加しています。
- カルダノ財団(Cardano Foudation):エイダコインの運営や管理
- IOHK(Input Output HongKong):カルダノの技術開発
- エマーゴ(Emurgo):カルダノプラットフォームの利用のための広報や宣伝
カルダノプロジェクトはカルダノ財団だけが行っているわけではなく、カルダノ財団から枝分かれしたかのようにIOHKからエマーゴがあるということです。
日本の企業でいうと、●●グループという大企業の下にいくつもの子会社があるようなイメージです。
エイダコインを保管するには?
出典: https://www.cardano.org
エイダコインを保管はエイダコインのウォレットページからダウンロードができるダイダロスウォレットというもので行います。
無料でダウンロードすることができますので、エイダコインを購入したら取引所で保管せずにダイダロスウォレットで保管しましょう。
カルダノプラットフォームとは
カルダノプラットフォームは「ウロボロス」という独自のPoS(プルーフオブステーク)アルゴリズムを採用しています。
また、カルダノプラットフォームは以下の特徴があります。
- 台帳システムと計算処理を別々の階層に分離する
- コアとなるコンポーネントをモジュール性の高い関数によって実装する
- 査読が行われる研究と競合する学者や開発小規模グループを作る
- InfoSecの専門家を早期に採用するなど学際的なチームを多用する
- ホワイトペーパー、実装、そしてレビュー中に発見された問題を修正するための研究を迅速に行う
- ネットワークを破壊することなく、導入後のシステムをアップグレードする機能を構築する
- 今後の研究となる分散型資金調達の仕組みを開発する
- モバイルデバイス上で安全に動作するための長期的な仮想通貨の設計の改善を行う
- 仮想通貨を運用および維持するために、ステークホルダー同士の関係を密接にする
- 同じ台帳システムで複数の資産を運用する必要性を認識する
- 従来のシステムのニーズに応えるために、オプションとしてメタデータを含むことができるようにトランザクションの抽象化を行う
- 約 1,000 のアルトコイン から理にかなっている機能を学習し、採用する
- 最終的なプロトコル設計を決定するためにインターネット技術タスクフォース(IETF)に触発された規格駆動のプロセスを採用する
- 商業の社会的側面を探求する
- ビットコインから継承した基本原則を損なうことなく、規制機関が商取引と対話するための健全な妥協点を見つける
エイダコインに将来性はあるのか?
エイダコインの価格は7月28日現在1ADA=18円となっています。
ビットコインの価格が1BTC=913,400円ですからそれと比べると非常に価値が低いのですが、将来性はあるのでしょうか。
- 発行上限枚数は450億ADA
- 詐欺コインの噂が払拭できたかどうか
- 日本のATMでエイダコインが引き出せる!?
- カルダノが独自のブロックエクスプローラーを保有している
- Cardanoデビットカードで支払いや買い物ができる
①発行上限枚数は450億ADA
エイダコインは開発当初は630億ADAが発行上限枚数に設定されていました。
しかし、最終的には450億ADAにまで発行上限枚数が減少したのです。
それでも発行枚数は仮想通貨市場でもかなり多いと言えます。
発行上限枚数の450億ADAは全て市場に流通しているわけではなく、市場には約320億ADAが流通し、残りの130億ADAはマイニング報酬としてマイナーに支払われます。
②詐欺コインの噂が払拭できたかどうか
2018年には人気仮想通貨の1つとなりましたが、上場前は詐欺コインという噂がありました。
エイダコインのICOを行った際に、日本では広告代理店で行われました。
ちょうどその当時ICOが一般的でないことやマーケティングの胡散臭さ、そして開発が予定より遅れていたこともあり、詐欺コインではないかとささやかれたのです。
結局Bittrexに初めて上場してからは海外の取引所の多くで上場されるようになり、人気の仮想通貨になりました。
③日本のATMでエイダコインが引き出せる!?
エイダコインは仮想通貨取引所で取引を行うのがほとんどなのですが、これからはATMで簡単に引き出すことができるようになると考えられています。
エイダコインの取引ができるATMは日本でも取り扱う予定です。
最初は5ヶ所に設置し、公開後1年以内には全国25ヶ所での取扱いを目指しています。
④カルダノが独自のブロックエクスプローラーを保有している
カルダノは独自にブロックエクスプローラーを所有しています。
カルダノのブロックチェーン上でエイダコインの取引履歴を確認することができるというとても便利な機能です。
エイダコインの取引はカルダノのブロックチェーンに記録され、ユーザーに公開されますので、ユーザーは特定の取引情報について検索することができるようになりました。
⑤Cardanoデビットカードで支払いや買い物ができる
Cardanoデビットカードで、日本円などの法定通貨のように決済や買い物ができるようになるという計画があります。
カードの申請をして取得すれば、ダイダロスウォレットからエイダコインをCardanoでビットコインに送金することができるようになります。
そしてエイダコインは利用者が選んだ通貨に両替され、そしてCardanoデビットカードに対応しているお店やオンラインショップで決済をすることができるようになるのです。
さらにCardanoデビットカードとエイダコインのアプリを連携させることで、エイダコインの取引履歴や残高をスマホで簡単に確認することができます。
エイダコインの取引におすすめな取引所
エイダコインを購入したいけど、海外の取引所は敷居が高いと思っていませんか?
ここでは取扱い取引所とおすすめの取引所についてご紹介します。
- Bittrex
- Binance
- Upbit
- Coinnest
- Gate.io
- Mr.Exchange
エイダコインはBinance(バイナンス)で購入しよう!
出典: https://www.binance.com
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エイダコインまとめ
いかがでしたか?
今回はエイダコインの特徴や将来性などについてご紹介していきました。
エイダコインは初めて上場してからまだ半年しか経っていないのですが、時価総額8位にまで上がった人気のある仮想通貨です。
現在は海外の取引所でしか取引を行っていないのですが、今後日本の取引所に上場したり、ATMで引きさせるようになったり、デビットカードが普及すれば価格は高騰するでしょう。
投資家がこぞって購入しているエイダコインをぜひあなたも購入してみましょう。