「ビットコインを買ってみたいけど、どうすればよいのか分からない」
「ビットコインの口座開設方法ってどんな感じなんだろう」
本記事はビットコインに興味を持ったものの、具体的な口座開設方法が分からないという方のために書かれています。
ビットコインを売買するには、国内の仮想通貨取引所に登録する必要があります。
しかし、ビットコインや証券などを売買したことがないと口座開設方法はイメージしにくいかもしれません。
本記事に辿り着いた方の中には「よくわからない」「時間がかかりそう」と諦めた経験がある方もいるのではないでしょうか?
もし、そのような経験があるのであれば、本記事を読むための時間を10分だけください。
本記事を読み終える頃には、あなたはビットコインの口座開設方法を具体的に理解できているはずです。
一度理解してしまえば、ビットコインの口座開設は難しくありません。
ところで、半年〜1年ほど価格が低迷することもあるビットコインですが、世界中の優秀なエンジニアたちが機能改善を行っており、今後も利用事例が増えていくと考えられます。
というもの、ビットコイン関連の技術は2018年以降の3〜5年で、様々な応用例が多く出てくるといわれており、まだまだ発展途上の技術です。
したがって、ここでビットコインの購入を諦めてしまうのはもったいないと言えるでしょう。
そこで本記事では、誰でも必ずできるようにビットコインの口座開設方法について徹底的に解説していきます。
それでは、ビットコインの口座開設方法を一緒に見ていきましょう。
- ビットコインの口座開設って何?
- ビットコイン口座開設方法の流れを解説!
- 具体的な口座開設方法〜bitbank&bitFlyer編〜
ビットコインの口座開設ってどういうこと?
ビットコインは通常の銀行口座では売買できず、日本円とビットコインを売買するには、仮想通貨取引所でビットコイン用の口座開設が必要です。
ビットコイン用の口座を開設すると、次のことができるようになります。
- ビットコインの売買
- ビットコインの送受金
- レバレッジ取引(倍率などは取引所ごとに異なる)
もちろん、取引所内で口座開設をすれば、ビットコイン以外の仮想通貨も売買することができます。
「レバレッジ」とは「てこの原理」の意味で、レバレッジ取引とは手持ちの資金以上の取引をすることです。
なお、ビットコインをはじめとする仮想通貨を保管・取引するための口座は「ウォレット」と呼ばれています。
ウォレットとは、仮想通貨を保管するための財布のようなツールのことで、その種類は様々です。
ウォレットについて詳しく知りたい方はこちら
口座開設の手順は?
口座開設に必要なものとは?
ビットコインの口座開設には以下のものが必要です。
口座開設の申請を行う前に用意しておきましょう。
- メールアドレス
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 銀行口座
手続きはスマホとパソコンのどちらでも可能ですが、本人確認書類を撮ってすぐに送信できるスマホの方が簡単です。
なお、銀行口座は手数料が安く、時間外取引の場合でも入出金が速い「住信SBIネット銀行」がおすすめ。
国内の多くの仮想通貨取引所で日本円の入出金が便利になりますので、仮想通貨を売買する上では「住信SBIネット銀行」の口座は持っておいて損はありません。
- bitFlyer
- bitbank
- Zaif
- QUOINE
- Coincheck
- GMOコイン
- DMMビットコイン
- ビットポイント
- SBIバーチャル・カレンシーズ
「住信SBIネット銀行」の口座を持つ具体的なメリットはこちら
口座開設の流れ
国内の仮想通貨取引所では実際にビットコインの売買を行うためには、書類による本人確認が必須となっています。
そのため、以下のような流れで手続きを行い本人確認を完了することが必要です(取引所によって若干違いはあります)。
取引所のWebページの案内に従って操作していけば、簡単に口座開設ができるでしょう。
- メールアドレスの登録
- ログインパスワードを登録(ショートメッセージによる2段階認証が必要な取引所もあります)
- 本人情報の入力(住所や氏名など)
- 本人確認書類のアップロード(郵送で提出できる取引所もある)
- 本人確認用のハガキを受け取る(取引所によっては認証コードを入力が必要)
本人確認書類をアップロード(または郵送)してから、本人確認用のハガキを受け取るまで数日〜数週間かかります。
それでは、国内でも仮想通貨の取引量トップを争うbitbankとbitFlyerを例に、具体的な口座開設の流れを見ていきましょう。
bitbankやbitFlyer以外の国内の取引所も基本的には、似たような口座開設方法となっています。
【bitbank編】具体例で理解する!口座開設の流れ
まずはトップページにアクセスして、メールアドレスを入力します。
アドレスを入力すると、このような確認メールが届きます。
メール内のURLをクリックしてパスワード設定画面に遷移します。
パスワードを設定、利用規約に同意をします。
仮想通貨取引は価格変動リスクがあり、資産管理も自己責任であることに注意しましょう。
基本情報を入力する画面が表示されるので、案内に従って入力し「次に進む」をクリックします。
なお、入力する基本情報(名前や住所)は次にアップロードする本人確認書類と同じ情報を入力してください。
アップロードする本人確認書類の種類を選択します。
本人確認書類のアップロードを行います。
画面表示に従って、本人確認書類を撮影、アップロードしましょう。
なお、有効期限が切れている書類は受理されないので、注意してください。
本人確認書類のアップロードが完了すれば、口座開設の手続きは終了です。
あとは、本人確認のためのハガキの到着を待ちましょう。
ハガキに記載されている確認コードを入力すれば、bitbankでの取引ができるようになります。
bitbankでのビットコインの買い方はこちら
【bitFlyer編】具体例で理解する!口座開設の流れ
金融庁からの業務改善命令により、bitFlyerは新規の口座開設を受け付けていません(2018年7月13日現在)。 あくまでも口座開設の参考として紹介しています。新規登録が再開するまでは他の取引所での口座開設をおすすめします。
次にbitFlyerでの口座開設の流れを紹介します。
まず、トップページにアクセスして、メールアドレスを入力し、「アカウント作成」をクリックします。
bitFlyerでは、FacebookアカウントやYahoo! IDでもアカウントを作成することができます。
確認メールが届くので、メール内のURLをクリックするか、キーワードをコピーします。
URLをクリックすると次のようなページに遷移します。
確認事項すべてにチェックを入れ、「bitFlyerをはじめる」をクリックします。
キーワードをコピーした場合は、メールアドレスを入力して「アカウント作成」をクリックしたあとに表示される以下のフォームにキーワードを貼り付けます。
そして、基本情報を入力します。
ここで入力する個人情報は後ほど提出する本人確認資料の記載と同じになるように入力するようにしてください。
入力した情報に間違いが無いか確認してから「ご本人情報を登録する」をクリックします。
次に本人確認資料を提出します。
提出する書類の種類を選択して、ファイルをアップロードします。
以下の画面は運転免許証を選んだ場合です。
最後に取引の目的を聞かれるので、該当する項目にチェックを入れれば、口座開設の手続きは完了です。
後日郵送される本人確認のハガキが到着すれば、ビットコインの売買ができるようになります。
bitFlyerでのビットコインの買い方はこちら
ビットコイン取引の3つの心得
口座開設の手続きが完了し、本人確認のハガキが到着すれば、あなたもビットコイン取引ができるようになります。
最後に、ビットコインを取引する上で知っておきたいポイントを押さえておきましょう。
- 取引は「板取引」で行おう!
- ビットコインはウォレットで管理しよう!
- ビットコインは余剰資金で投資しよう!
取引は板取引で行おう!
ビットコインの取引には以下の2つのスタイルがあります。
- 販売所形式:取引所と利用者が直接取引をする「店頭取引」が行われる
提示された価格で数量を気にせず取引できるが、購入価格が高く、売却価格が安くなることがほとんど - 取引所形式:利用者どうしが「板」と呼ばれる掲示板上で注文を出し合い取引する「板取引」が行われる
店頭取引に比べて、購入価格が安く、売却価格が高くなるメリットがあるが、大量に取引をするには向いておらず、慣れるまでは狙い通りの価格で取引するのが難しい
取引に慣れないうちは店頭取引から始めてみて、慣れてきたら徐々に板取引を試してみることをおすすめします。
板取引の方法についてはこちら
ビットコインはウォレットで管理しよう!
たとえ少額でもビットコイン取引を続けていると、取引所のウォレット残高が高級レストランでコース料理を食べられるくらいの金額になることがあります。
取引所では多額の仮想通貨が管理されていることは誰でも知っているので、悪意のあるハッカーに常に狙われています。
もちろん、取引所ではセキュリティ対策が行われていますが、ハッキングによって多額の仮想通貨が流出するリスクは常に存在しています。
そこで用意したいのが、取引所外のウォレットです。
口座の残高が増えてきたら、外部ウォレットでビットコインを管理することをおすすめします。
ウォレットを詳しく知りたい方はこちら
ビットコインは余剰資金で投資しよう!
ビットコインをはじめとする仮想通貨は、ビットコインへの投資を行う場合は余剰資金で行った方がよいでしょう。
価格変動の激しさに影響されないためにも、無くなっても問題ない程度の金額を投資に充てることをおすすめします。
例えば、もしあなたが宝くじやソーシャルゲームに課金していたとしたら、そのお金をビットコイン投資に回すとよいかもしれません。
生活に支障のない資金で投資を行うことが重要です。
【まとめ】ひとつずつ手順を踏めば、ビットコインの口座開設は簡単!
最後に本記事のポイントをまとめておきます。
- ビットコインの口座開設には「メールアドレス」「銀行口座」「本人確認書類」が必須!
- 日本円の入出金用の銀行口座は「住信SBIネット銀行」がおトクで便利!
- 実際に売買できるまでには数日〜数週間かかる!
口座開設の手続き自体は10分程度で完了します。
ぜひ仮想通貨取引所に口座を開設して、ビットコインや仮想通貨を売買してみてはいかがでしょうか?