やさしい仮想通貨の始め方を解説

岐阜県警、駐車違反金滞納で仮想通貨を差し押さえ—兵庫県警、埼玉県警に続く3度目【フィスコ・ビットコインニュース】

岐阜県警は9日、駐車違反金を滞納していた名古屋市の職業不詳の20代男性から、仮想通貨約40万円相当を差し押さえ、違反金と滞納金計約24,000円を徴収したと発表したことが、日経新聞の報道により明らかとなった。

同報道によれば、男性は2014年8月、岐阜市内の路上で駐車違反し、違反金15,000円を滞納していたという。県警は催告書を14回送付したり、自宅を訪問したりするなど5年近くにわたって督促したが、応じなかったため、男性が仮想通貨交換業者に預けていた仮想通貨を差し押さえたとしている。仮想通貨以外の財産は確認できなかったようだ。

駐車違反金の滞納による仮想通貨の差し押さえをめぐっては、2018年7月、兵庫県警が県内の59歳の男性から仮想通貨計約3,800円相当を差し押さえたのが全国初の事例となった。その後、2019年3月には、埼玉県警が東京都大田区の33歳の男性から仮想通貨など約640,000円相当を差し押さえた。今回の岐阜県警による差し押さえはこれらに続く3度目の例となる。

2017年4月、改正資金決済法が施行され、仮想通貨が法律上、財産として認められた。過疎通貨の差し押さえは、この法律に基づいて行われた措置とされる。