やさしい仮想通貨の始め方を解説

仮想通貨ウォレット管理システムのフレセッツ、秘密鍵をHSMで管理できるアップデート実施【フィスコ・ビットコインニュース】

暗号資産(仮想通貨)取引所向けウォレット管理システムを提供するフレセッツは10日、秘密鍵をHSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)で管理できるアップデートを実施したと発表した。これにより、仮想通貨取引所はより強固なセキュリティで秘密鍵を守ることが可能となるとしている。

同社によれば、金融機関の鍵管理においてはHSMの利用が必須のコンプライアンス要件となっているものの、仮想通貨業界では、HSMに対応したウォレットはほぼ存在しない状況が続いていたという。HSMに対応したウォレットは物理的に悪意のあるアクセスを受けた場合も、秘密鍵を取り出すことが原理的に不可能であり、より安全な秘密鍵の管理が可能となるようだ。HSM対応にあたっては、ICカード市場で世界最大のシェアを占める、仏タレス社の協力を得たとしている。

同社が提供する「フレセッツEWMシステム®」では、今回のアップデートにより、『これまでの一般的なハードウェアウォレットに加え、業務レベルで実用可能なHSMにもいち早く対応することで、最も高度なセキュリティ基準が求められる取引所の運営事業者に、より安全かつ強固な鍵管理の仕組みを提供する』と伝えている。

フレセッツが開発を手がけるウォレット管理システムはマルチシグに対応するほか、ホット・コールドウォレットの連携機能などを備えており、既存法定通貨と同等レベルの安全性を担保するという。2018年2月には、子会社が仮想通貨取引所マーキュリーを運営するセレス<3696>がフレセッツとの資本提携を発表。同年6月には、セレスおよびUTEC(ユーテック)4号投資事業有限責任組合から総額約3.5億円の資金を調達したと発表している。