金融庁の登録業者であるビットアルゴ取引所東京は、2月より社名をTaoTaoに変更したことを発表した。社名変更と同時にホームページもリニューアルされている。
ビットアルゴ取引所東京は、2017年12月1日に金融庁より仮想通貨交換事業者として登録を受け、翌年4月にはヤフー<4689>の完全子会社であるZコーポレーションからの資本参加を受け入れると発表。ヤフーグループとの協業によって仮想通貨取引所サービスの開始に向けて準備を進めている。
米ヤフーファイナンスでも、昨年8月、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の4通貨の売買が可能になっており、日米双方のヤフーにおいて仮想通貨事業への取り組みが開始している。
Zコーポレーションの完全子会社であるエヌアベニュー社は、昨年12月、ブロックチェーン・仮想通貨に関する新ウェブメディア「CoinDesk Japan」を2019年3月に創刊するとして、米コインデスクと、日本国内で「CoinDesk Japan」を運営するライセンスについて独占契約を締結したと発表している。今後もヤフーグループの動向が注目される。