やさしい仮想通貨の始め方を解説

テザー社が仮想通貨USDT→法定通貨の換金を再開

ステーブルコインとして圧倒的なシェアを誇る仮想通貨テザーに動きがあった。
今月27日、米ドルに1:1でペッグされた仮想通貨USDTを発行するテザー社が、米ドルでの払い戻し受付を再開することを発表。さらに、テザー社と深い関係にある仮想通貨取引所ビットフィネックスも、新たに2種のUSDT対法定通貨の取引ペアを追加することを発表。テザー→法定通貨のルートがより明確になった形だ。
今後ユーザーはTether.toプラットフォーム上でUSDTを1対1の比率で法定通貨と換金できるようになる。テザーの出入金は手数料無料だが、法定通貨への換金には手数料がかかる仕組みだ。さらに、テザー→米ドルへの換金は、1週間に1度だけに制限されている。テザーの最低発行要件と、最低換金要件はそれぞれ、10万ドルと10万USDTとなっている。

Tether.toにおける最新のアップデートと同時に、主要仮想通貨取引所ビットフィネックスもテザードル(USDT)とテザーユーロ(EURT)の取引ペアを追加することで、法定通貨-テザーの直接取引を導入。これにより既存の米ドル・ユーロの法定通貨口座に加えて、ウォレットにおいてUSDTとEURTも保管できるようになるという。
テザーは米ドルの安定性を持ちつつ、異なる仮想通貨取引所間での素早い送金を提供する目的で14年10月に作られた。16年8月にはユーロにペッグされたステーブルコインがこれに続いた。
ビットフィネックス社もテザー社も、透明性の欠如で批判を浴びてきたことは有名だ。今月上旬にも、ブラジルの検察がバハマ当局に対し、テザー社の銀行パートナーであり、洗浄された資金を受け入れたとの疑惑を持たれている「デルテック・バンク&トラスト」への捜査協力を求めている。

(記事提供:コインテレグラフ)